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カテゴリ:戦争と平和
内藤ベビーフェイスが亀田家族をKO 修正版 第978回 2007年10月23日 ボクシング界も揺れている。 ついにJBC(日本ボクシングコミッション)は亀田親子の反則行為に対して処分を下した。 TBSが亀田親子のヒールでボクシング復興を狙っていたのだろうが、今回ばかりは亀田親子の一連の言動と反則が視聴者や国民にはうけなかった。 うけないばかりか批判になって亀田親子を襲った。 この批判はどうして起こったのだろうか。 亀田親子の行為に対しての怒りだけだったのだろうか。 私はこう分析する。 もし、フライ級王者内藤大助ではなかったら、挑戦者亀田大毅たちの反則に対して、視聴者たちからもこんなに批判を浴びただろうかと思ってしまう。 試合前の記者会見といい、試合後の王者のリングでのインタビューでの内藤大助が一般人的な誠意を感じさせるキャラクターでなかったら、ボクシング界でありがちな不良あがりや猿人に近い感じさせるキャラクターなら、亀田大毅たちのヒールはあれほど光らなかったのではないだろうか。 つまり、王者内藤大助のベビーフェイスが光過ぎた結果として、亀田親子は大ヒールになってしまったのだ。 そして内藤大助にはイジメられっ子を連想させる雰囲気をも持っている。 だから亀田にどんな反則や罵声をくけようと、ひたすら守り攻撃をする内藤大助に観ている者は心動かされ、応援の多くが内藤に行ってしまったのではないだろうか。 亀田親子をこれほどまでにバッシングする結果になったのは、あの内藤大助の誠実なベビーフェイスによるものなら、TBSはまったくの計算違いをしてしまったと言わざる得ない。また、それを見越しての対戦カードなら、一夜にして等身大の新しいヒーローを創ったTBSは相当な仕掛け人である。 亀田親子の一連の罵り(ののしり)を観ていると、彼らには虚しさだけを感じてしまう。 プロレスのように、ヒールはそれなりの実力があり、十分に受身ができる実力者ならまだしも、キャラクターとしてだけのヒールでは底が浅く、しかもテレビという媒体がやらせている不良の雄たけびにしか感じないからだ。 ヒールはやはり奥が深く、それなりの実力者でなければ詰まらん! それにしても王者のベビーフェイスは本物なので、これまた新しいキャラクターの誕生だ。そしてこのベビーフェイスに期待したいことがある。 この王者を観て少年少女たちにイジメそのものがなくなることを願いたい。 またあのチャンピオンのようにイジメに強くなる少年少女がひとりでも多くなることを期待したい。 2007年 10月23日 火曜 記 (文中の敬称を略させていただきました) 内藤ベビーフェイスが亀田家族をKO 修正版 「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月23日 17時40分19秒
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