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<たばこ価格>1箱519円なら半数禁煙 星城大教授ら調査
「たばこ1箱519円なら半数が禁煙」――。星城大(愛知県東海市)の川俣幹雄助教授(49)=リハビリテーション医学=らが昨年9~10月、インターネット上で実施したアンケートで7日までにこんな結果が出た。11、12日に松山市で開く日本禁煙学会と、5月の米国呼吸器学会で発表する。 川俣助教授らは、インターネットを利用する20~60歳代の喫煙者から1671人を無作為抽出。うち1385人(約83%)から有効回答があった。設問では、現行270~300円が主流のたばこ1箱の価格を300円から1400円まで100円刻みに示し、それぞれ「禁煙するか」「喫煙するか」を聞いた。「500円で禁煙する」と答えたのは47.3%、「1000円で禁煙する」と答えたのは77.4%だった。 これらの結果から半数が禁煙に転じる金額を計算すると、全体では519円になった。年齢別では20代が550円と最も高く、30代で505円、40代で507円、50代で499円、60代では464円まで下がった。男女の差は目立っていなかった。 禁煙広報センター(東京都中央区)の調査(昨年12月)でも「1箱500円で51%が禁煙」との結果が出ている。川俣助教授は「米国では、たばこを値上げするのが禁煙に最も有効とされている。今回の調査を国の政策にも生かしてほしい」と話している。【古谷秀綱】 (毎日新聞より抜粋) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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