みらいノ素(もと)

2004/07/01(木)20:14

懐かしい声

この前取材していただいたのを、ニュース番組中の「キッズ」コーナーでオンエア。昨年の秋に放映された3年生時の映像も流れて、ほうほう、こうして見比べるとわずかの間に幼さが抜けたような感じ…。 ま、やってることは相変わらずおバカで、歌舞伎三昧の日常が映されたってとこかな。KAIの友達もちょうど遊びに来ていて、一緒に観ていたんだけど、「お前、こんなことやったんかー?」とあきれてたわ。 コーナーが終わって、電話やメールで「見たよ」というメッセをもらいました。それが一段落ついた頃に、また1本の電話。 うちへの電話は私用なものより仕事のことが圧倒的に多いし、それに不要なセールス撃退の意味からも会社名で出るようにしている。友人たちはそのことをよく知っているのだけど、そうでない場合は「miraicciさん?」とおそるおそる尋ねられる風。ところが、この電話、私の旧姓をフルネームで尋ねるものだから「?」となった。相手は年輩の女性で、聞き慣れない声。 名前を告げられてアッと思った。 私が教会の日曜学校に通っていた頃、とてもお世話になっていたK先生からだった。クリスチャン一家で育った私は、通常の礼拝の他に、中学生の頃まではきちんと日曜学校で同世代の友達と聖書について学んでいた。日曜学校は、教会の信者さんの中でもとりわけ熱心で敬虔な方が先生をつとめられるのだけれど、いろんな先生の中でも、私はK先生の物静かながらしっかりと神様を信仰する姿勢に信頼を寄せていた。 私の足が教会から遠のいてもK先生との交流だけは年賀状を通じて続いていた。結婚しました、子どもができました、引っ越ししました…。そのたびに聖句に添えて、「いつも祈っています」というハガキをいただいていた。 先生の方でも私のハガキをじっくりとご覧いただいていたようで、生まれて数度しか顔を見せたことのない(それも教会でちょこっと挨拶する程度の)KAIの名前をしっかりと覚えていてくださったのだ!! たまたまテレビを見ていて「あらっ」と思ったのだと言われれ、それで「忙しい時間だと思ったのだけれど、どうしても感動したということを伝えたくて」と電話番号を調べてかけてくださったらしい。とても感謝で、嬉しい出来事だったわ。

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