Liga de Canpeones de la Europa、日本語で言うと欧州チャンピオンズ・リーグで、レアル・へなちょこことレアル・マドリー・クルブ・デ・フートボルが史上最多、9回目の優勝を果たしました(^^)v　ああ～何度見ても紙吹雪舞う表彰式は、感動の涙にむせんじゃいます(TーT)　あまりにも嬉しかったので、思わず歯医者に行くのを忘れてしまいました（爆死）。いや、別にレアルのためだけに忘れたわけじゃないですが。


珍しく1時間以上も前からWOWOWをつけてTVの前を陣取ってたんですが、試合は呆気ないほど簡単にレアルが先制。ラウール・ゴンサーレス・ブランコのグラウンダーのシュートがバイヤーGKブットちゃんの手の先をすり抜けてゴール。いや～ん、楽勝かも～なんて思ってると、すぐさま追いつかれてしまって、俄然面白くなってきたのでした。赤勝て、白勝て、う～ん、これぞ手に汗握る好試合ってやつ？アタクシはエスパーニャに生まれ損なったと思っているので、日本代表のクソ試合や日本のプレスのバカ騒ぎよりも、チャンピオンズ・リーグの方が大事なんです。スペイン人の多くは、ワールドカップよりも自分のクラブを大事に思っています（←マヂ）。だから韓国へも大した人数は行かないんですね。トホホー。

はっきり言って、アタクシは今のレアル・へなちょこが余り好きではありません。世界的な経営のためにビッグ・ネームをとんでもない高価で買い漁る方針が好きじゃないんです。アヤックス・バルセロナからルイス・フェリペ・マデイラ・カイェーロ "フィーゴ"を引き抜いたのは、バルサの戦力ダウンを狙っての策略と思えば安いものですが（それでも60億円）、イタリ屋のユヴェントスからヤカン将軍（ジネディーヌ・ジダン）を100億円!!で買う必要が果たしてあったんでしょか。その移籍が決まった時点で、「あ～今季の優勝はないな」と思ってましたが、案の定でしたね（笑）。まぁ、フィーゴにしろジダンにしろ、悲願とも言えるチャンピオンズ・リーグ制覇を叶えてくれるクラブ＝レアル・へなちょこだったんでしょうが。アタクシからすると、W杯優勝も果たしたジダンが、最後までビッグイヤー（チャンピオンズ・リーグのカップ）が獲れなかった…って伝説があった方が面白いのに、とも思っちゃいます。やはし、世界を征服した日●カップ●ードルのパワァでしょうか。

試合の状況を説明するのは苦手だし、新聞やネット上にいっぱい載ってるので割愛。アタクシとしては、大好きなGKイケル・カシージャス・フェルナンデスくんが途中交代で好プレーを連発したのが嬉しかったです。調子は良かったのに負傷交代のドミングェス・セサールには悪いけど、今季は出戻りのセサールに出番を奪われてしまったカシージャスくんに、最高の見せ場が巡ってきたのが嬉しかったのね。GKの負傷交代って、物凄く難しいし、クセモノのキルシュテンが出てきたばかりだったから、本当に集中するのが難しかったと思うのです。なのに、45分を凌ぎきって優勝するなんて、やっぱりマドリディスモ（本物のマドリディスタ魂）なんでしょう。

ところで、英国ってトコは何故にストリーカー（ストリーキング）が好きなんでしょうか（笑）。先日もエリザベス女王の車の前を横切ったというニュースがありましたが、全世界に衛星生中継されているサッカー場に全裸の男は…げろり～んです（笑）。流石に国際映像は現場を流しませんでしたが。試合後半に乱入したキルト野郎は、帽子もキルト（スコットランド民族衣装）も赤いタータンでしたが、どう見てもスペイン人なのでタダのバカだと思いますが、それを取り押さえに行った警備員を何故にロベカルが止めに入っているのかわかりません（爆笑）。えげれすちゅー国は謎がおおいですな。

さて、グラスゴウからスペイン・バラハス空港へ戻ったレアル御一行様はまず、30万!!もの市民（高知市民総動員並みの数）が繰り出したシベレス広場で恒例の勝利報告。ビッグイヤー（優勝カップ）をアフィシオン（ファン）にお披露目する会ですね。シベレス広場というのは、レアル・へなちょことマドリディスタ（レアルのファン）にとって大事な場所で、優勝が決まると、ホームスタジアムであるサンティアゴ・ベルナベウからカスティリャーナ通りをパレードし、シベレス広場でファンへの報告と祝勝会を行う場所。2頭立てのライオン馬車に乗ったシベレス女神像は、94年のワールドカップUSAで大喜びしたマドリー市民が大勢乗って、腕が折れたことがありまして（爆笑）。現在はレアルの選手が祝勝会でのみ登ることを許されています。

この広場も女神像本当に美しく、隣には15世紀の城をそのまま使った中央郵便局など、非常に美しい場所です。ああ、是非に1度は行って見たいですぅ。できれば、優勝を決めた瞬間に立ち会って、オバカなマドリディスタと一緒に、♪Campeones，campeones，ole，ole，ole～♪を延々歌って夜を明かしたい（笑）。宵っ張りのスペイン人のことですから、Copa Intercontinental（トヨタ・カップ）で優勝した時も中々国立競技場から出て行かなくて、日本のスタッフは溜息でしたね(^_^;)　バカみたいに歌ってる中に、アタクシ達もいましたが(^^ゞ　あっ、トヨ・タカップの手配もしなくちゃo(^x^)o

バカと言えば、シベレス広場で一部のウルトラ（フーリガン）が小競り合いを起こし、約100名が負傷、逮捕者を出すというレアルにしては珍しい不祥事。こういうことするのは、アフィシオンじゃないですね。欲求不満なら河原で勝手に殴りあいでもしてて欲しいですわん。まあ、チームの皆さんは紙吹雪の中、シベレス女神像（ライオンの引く馬車に乗った女神）の上で御満悦でしたが。

その後、御一行はマドリー市庁舎の内外で勝利報告。ホール内にマリア像があるあたりが、国民の90%以上がカトリックで、マリア信仰の強いスペインらしいですね。でも、マドリー市長は確かアレッティ（アトレティコ・マドリーのファン）だったはず…どう祝ってあげたんでしょうか（笑）。

仕上げは、サンティアゴ・ベルナベウでの祝勝会。グラスゴウよりも派手派手に花火を使っております。前回は人気歌手とか呼んで夜通し大騒ぎをして、ラウールやロベカルが一緒に歌って踊ってましたが、今回はどうだったんでしょ。

既に8つも持ってて、それだけで最多なんだし、他の追随を許さない素晴らしさなんだから、チーム全体のミラクルで勝ち上がってきたバイヤー04レーファークーゼンが勝っても面白いかも…なんて思ってたけど、いや～幾つあってもいいもんですよ、ヨーロッパ・カップは(^^)v　ごめんねトップメラーさん、ラメロウ、バラック、ノイヴィル…以下略。ブンデスリーガもドどイツ・カップも準優勝で、3度目の正直のチャンピオンズ・リーグもランナーアップ…可哀相だけど、試合ぶりはバイヤーの方が勢いがあったけど、それを押し潰してしまうところが、やっぱりレアル・マドリーなんですよね。Club of the Century20はダテじゃないってことですね。

というわけで、チャンピオンズ・リーグが燃え尽きたところでエスパーニャ代表を…って、最近の選手がさっぱりわからなくなってました。まるで浦島太郎状態。レアル・マジョルカ島の懐かしいミグェル・アンヘル・ナダル・オマールがいるのが笑えるわ～って、何故にレアルのミチェル・サルガド・フェルナンデスさんが入ってないのぅ!? 教えてカマーチョ！（ま、あいつのDFは危なっかしいもんね、ベルスエさんと一緒で・笑）　セサールも呼ばれてのよね。控えに甘んじてたイケルは代表なのに…おカマーチョ監督の考えはよくわかりません(^_^;)イケルくん、W杯でも活躍してくれるといいなぁ…って、正GKは多分にリーガ優勝したバレンシアCFのサンティアゴ・カニサーレス・ルイスなんだろな。ま、ユーレン・ろまんてぃっく・ゲロゲロことゲレーロと永遠のホモ疑惑男ジョゼップ・グァルディオーラ・サーラがいない時点で、アタクシのエスパーニャのミリキ半減なんですが（爆笑）。

ところで、W杯まで2週間、アタクシの大好きな世界一胴の長いおデンマーク人、つまり世界一足が短い北欧人：二枚舌親父として有名なミカエル・ラウドルップ（おデンマーク王国代表アシスタント・コーチ）の最新画像が手に入りました。おデンマーク首相が練習場に激励訪問に来たそうで。モアテン・オルセン監督と足の長さがそう違わないように見えるんですが、もしかして足を長くする手術でも受けたんでしょうか…と思ったんですが、よく見るとやっぱり上半身が長いですね（笑）。6月末の契約切れの後は、スペインのRCDラ・コルーニャ監督就任のオファーがあるそうで、本人は玉虫色のコメントをしてますが…デポールでホセ・エミリオ・アマビスカ・ガラテとまた一緒に笑わして欲しいわ～（爆）。

以上、楽天では珍しい球蹴り日記でした。青字はリンクですので、状況や選手の顔を見たい人はクリックしてください。別窓で画像と詳細（球蹴り情報サイト）が出ます。それよか、歯医者行けよ自分（爆死）。