産直万歳

May 1, 2008

(8)

カテゴリ：もぎゅもぎゅ

春～初夏は山の恵みに溢れている。

うちの裏山では草苺（野苺の一種）や蕨の他
虎杖や蕗などが採れるので、収穫に忙しい。

とはいえ、ワタクシが喰っているのは専ら草苺と蕨で
虎杖や蕗は隣のジジイが、早々に採り尽くしてくれる。
まあ、虎杖も蕗も、下ごしらえが面倒だから別にいいけど。

街路市へ行けば、新鮮な山の幸が
とんでもない値段で売られているし。

　　　街路市：高知の露店市。朝市ではなく夕方まで営業する。
　　　日曜市が有名で、月・土以外にも場所を変えて市が立つ。
　　　＞火曜市（水路の上に板を渡して店を出す）・水曜市
　　　＞木曜市（公務員御用達・行列芋天が激ウマ）・金曜市

どのくらい破格値で売られるかというと。

あとは炊くだけになった筍（勿論、地元産）が1本100円。
出始めの孟宗竹は1000円単位だったりするけど
4月には200円程度になり、5月には淡竹が100円程度になる。

買うのが躊躇われる中国産より、ずっと安いのだ。
（茹でてないものなら、もっともっと安い）

茗荷が1パック50円。アク抜き蕨が1束200円。
スーパーで買うより安くて、量も多い。

しかも、殆どのお店が「おまけ」を付けてくれる（涙）
特に、14時過ぎて行くと、がんがんオマケが付く。
（最近は15時に店じまいする人が多いため）

以前は、新鮮で安いのがわかってても
昼間に、わざわざ買い物に出かけたり
オバチャンと会話しないと買えないのがイヤだったんだけど
年をとるにつれ、人のあたたかみを感じるようになった。

何より、安全で安心で新鮮な地元産の食料が
とんでもなく安く手に入るのがたまらない。

そんなわけで、最近は2週間に1度は街路市へ通っている。
前の晩から、何が並んでいるかワクワクするほど楽しい。

そんなわけで、ワタクシ。
齢43、もうすぐ44にして、生まれて初めて・・・・・