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テーマ:家族が癌になって・・・(201)
カテゴリ:父と病気
父の親友がお見舞いに来てくれました。
遠い場所のため私が小学生ぐらいの時までしか会っていませんでしたが なんとなくおぼろげにそこのおじさんの家に遊びに行って 土手の所で草笛を吹いていたのを覚えています。 思い出せなかった おじさんの顔も 今日会って思い出しました。 おじさんは父の若い頃一緒に音楽を演奏していた仲間で 父の音楽に対するこだわりのエピソードなど話してくれました。 サックス奏者の父はリード一箱をほとんど使わず捨てていたとか よくプロの奏者はリード一箱の中の楽器に合うリードしか使用しないので 合わないリードは使えないから捨てると聞いたことあったけど ほんとにしてたんだ・・・ 私は家での父しか知らなかったので こういうエピソードが聞けてうれしかった おじさんが話をするたび 必死に顔を見ようと目を見開き 顔を動かそうと父はしていました。 何かしゃべろうとがんばっていて 言葉にならないけど声を出していました。 しっかり誰が話しているのかが聞こえているんだなぁ 夕方 大部屋から個室に移動しました。 父が個室に移動した後荷物を整理していると 看護婦さんに言われました。 「血圧が徐々に下がってきている もしかしたら危ないかもしれない」と ナースステーション前の個室に移動した父 私が最初に来た時はしゃべろうと反応していたのだけど 帰り際なにも反応がなくなってしまっていた ただ疲れて寝ているだけならいいんだけど・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/02/26 08:13:30 PM
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