2007/11/18(日)22:48
東海団地放置車めぐり ---トヨタ車編その1---
東海団地めぐり番外編。今回は放置車めぐり。
東海地方の団地を色々とめぐっていると、良く目にするのが放置車。
東海地方に限らず、他の地方でも放置車は珍しいものではないと思われるが、東海地方では団地にも放置車が多く見られる。
そして、放置車は要らなくなったから放置されていると思うのだが、勝手に撤去できないので、警告文を貼付けて時間をかけて撤去に至る。
その間、無惨な姿をさらし続ける。
東海地方の放置車といえば、15年程前に私が名古屋に住んでいた頃、矢田川や庄内川の土手にたくさんの放置車が並んでいるのを見つけては、もったいないなとか思って眺めていたのを思い出す。
その頃特に印象があったのが430型のセドリック。今ではプレミアものだと思う。
さらに時代は遡って、昭和50年代には、東大構内で放置車を見るにつけ、もったいないと思わずにはいられなかったのを思い出す。
特に印象があるのが610ブルーバード。他にアメ車なんかも捨てられていた。
さて、現代の団地で見かける放置車を、今回はトヨタ車を中心に紹介する。
なお、放置車にも法的には所有者がいるので、むやみに破壊したり移動したり部品を盗んだりすると法律により罰せられますので注意してください。
まずは80系マークII。愛知県の某県営団地内にて。
セダン系のマークIIは、今ではほとんど見られないがかつてはタクシーや教習車として大量に採用されていたので、往時を知るものとして懐かしい。
ホイールキャップは前後異なる仕様のタイヤはパンクし、フロントドアの窓は壊され、撤去予告の張り紙まで張られて、その姿をさらしている。
別の団地で見かけた80系マークII。こちらもセダン。
リアウィンドウが破壊されているが、ナンバーは付いたまま。
直せばまだ乗れる?
トランクも開けられ、物色されている模様。
さらに得体の知れないものが入れられていそうで、開けるのが怖い。
さらに別の団地でも80系マークIIが放置されていた。こちらはハードトップ系。
放置車界での現在のブームはこの80系らしい。
リアホイールがテンパータイヤに交換された姿は解体屋を彷彿させるが、れっきとした公道上。
車の床下に伸びた植物のつるが放置車としての動かぬ証拠。
状態は良好でまだまだ使えそう。ナンバーも付いていて、乗って帰れます。
今回はここまで、続きはまた今度。