手のひらでプログラミング。ニンテンドーDSi用BASICです。
ニンテンドーDSi上で動作するプログラム言語「BASIC(ベーシック)」です。
20年遅れのBASICがやってきた
プチコンが採用しているSMILEBASICはオブジェクト指向もコンパイル型もGUIもこれっぽっちも気にかけていません。
最新マシンの能力を低レベルに使いこなそう
カラフルでそこそこ高速なスプライト能力、タッチパネル入力までサポートします。
3D時代のいま、あえて2D
スゴいことができる時代なのはごもっともですが、プチコンではライン文で直線を引き、囲まれた範囲をペイント文で塗りつぶせます。
さらにキーボード上にはGRAPHキーまでも搭載。
21世紀ならではの保存形式、20世紀レベルの入力スタイル
カセットテープにプログラムを保存するのはもう古いと気付き、プログラムはDSiのメモリー上に一瞬で保存・読み込みできます。友達とのプログラムの受け渡しも無線通信で簡単です。
昔取った杵柄が鈍らないために……
おもな「昔のBASIC」からの変更点
行番号制ではない
行番号は重視されません。GOTO文やGOSUB文の行き先は、行番号のかわりに文中で定義したラベル名になります。
比較演算子が違う
IF文などに使う比較演算子ですが、過去のBASICでおなじみの「=」「<>」ではなく「==」「!=」を使います。
グラフィック関係の命令の文法が違う
LINE文にしばしば「(x1,y1)-(x2,y2)」といった表現が使われましたが、プチコンではこれを「x1,y1,x2,y2」と表現します。
PLAY/MUSIC文はない
基本的にMMLを使いません。かわりにBGMが30曲プリセットされており、曲番号を指定してBGMを再生します。
おまけ機能、BEEP文はムダに充実させて、波形70種・周波数変化量16384段階・音量128段階にステレオ左右128段階まで指定できる。