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2006.09.20
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上山.jpg

脳神経科医 上山博康

          (NHKプロフェッショナルより)

脳動脈瘤(りゅう)は必ず破裂するとは限らないが、

ひとたび破裂すれば半数が死にいたると言われている。

破裂を未然に防ぐために手術することもできるが、

その判断は簡単ではない。手術にも後遺症のリスクがある。

手術を受けるかどうか、患者や家族に判断が委ねられるため

悩む人が多い。

だが上山は、不安を抱えた患者に対して、「大丈夫だ」と言い切る。

手術のリスクを説明したうえで、後遺症なく治すことを約束する。

手術の結果に責任をもつことで、患者の負担を和らげる。

 "言い切る"ことには覚悟がいる。

万が一の場合、患者側から訴えられる可能性も否定できない。

だが、上山は言う。

「患者は人生をかけて医者を信頼する。

その信頼に対して医者は何ができるのか。

自らもリスクをとって五分と五分の関係を築くこと、

それが礼儀だと思う。」

上山のもとには手術を依頼する手紙やメールがひっきりなしに届く。

その数は、月に100通近くになることもある。

上山は仕事の合間を利用して、その全てに目を通す。

患者からの手紙には、人生の歩みや家族への思いなどが

つづられている。

人生をかけてやってくる患者に対して、上山は正面から向き合うことを

信条としている。

返信も人任せにはしない。仕事を終えた深夜の時間を利用して

自ら返事を書く。

睡眠時間は一日4時間。上山は、そんな生活をもう30年も続けている。

年間300人もの脳動脈瘤の手術を手がける。

患者さんが命をかけるんだから

僕も命をかける

脳動脈瘤の手術の後遺症は全国平均で5%

上山の病院は1%

0%でなければいけないと 言い切る。

脳は拍動している。

止まっている脳を切るのではない。

拍動している脳と鋏の動きを一致させる神業のような緻密な手術を

毎日睡眠時間4時間でやり続ける。

10数年前 失敗した。

「二人の息子が一本立ちするまで 自分は死ねない。

先生を信頼しているから、任せるから、頼むよ。」

と言った患者さんの笑顔が目に焼きついていて涙が溢れる。

プロとは覚悟がある人だ。

上山は プロフェッショナルとは・・・

「過去から通した生きざまで、自分を好きでいられる生きざまを貫くこと。

それが僕はほんとうのプロだと思っています。

自分を偽らないということですね。」

誠実で透明な眼が 印象的だった。

 






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Last updated  2006.09.21 00:50:28
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Michelle7

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 佐藤YUKI@ 初めまして。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 学校卒業したら、急に出会いが減っちゃっ…
 Michelle7@ Re:おめでとうございます(06/06) shugo777さん >ミッシェルさんが親身に…
 shugo777@ おめでとうございます ミッシェルさんが親身になって下さるから…
 中森友香@ はじめまして! 仕事の関係で最近引っ越してきました☆ 全…
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