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君でなくてはいけない
企業社会の中でその人で無いと出来ない事、その人にしか任せられない事。家庭の中でも妻でなくてはいけない事や娘でないとさせられない事、長男でないといけない事、次男でないといけない事があるもの。人の思いはそんなものであろうと推測するけど「これは君でなくてはいけない」と言われると感激するし嬉しいし発奮するもの。これが人を育てる最大の言葉ではないでしょうか。期待や信頼、頑張れを意味する事だし何よりも人として十分認めている言葉であるから聞いていても心地よいものです。中には逆手にとって連発する事がないでもありませんが。 もうそんな年齢でもないけど、熱愛をしていると相手から「あなたでなくてはいけない」なんていわれるとそうでなくてもとろけてしまいそうな雰囲気になってしまいませんか。 昔から子は鎹(かすがい)なんていいますが、今の時代子供が鎹になるのでしょうか。ましてやできちゃった婚や成田離婚なんて茶飯事な世の中。しかも最近は子供から三行半(みくだりはん)を突きつけられる時代。 だからこそ子供へは「お前がいるから楽しんだよ、明るい家庭で有難いよ、お前がいないと駄目なんだよ」、妻へは「お前でなくてはやはりいけないよ、君のお陰で家庭がしっかり守れて有難いよ、これからも頼むよ」。中々言えないんです。若い頃の恋愛中は何とか頑張って言えたんですが。以心伝心とは言いますが言葉にするからいいんです、相手はこちらの心なんて正確に読めるわけでもありませんから。 でも言えるといいですね「君でなくてはいけない」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.03 09:21:36
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