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中学生のアルバイト・山の中の校舎建築現場
今時は中学生のアルバイトなどさせてもらえるんでしょうか。というより中学生がアルバイトなんかしていいのでしょうか。私の時代だから許されたのではないでしょうが。中学生が建築現場で働くこと事態が最もおかしな不思議なことですね。 ところが当時の私は夏休みの期間、山間部の学校建設現場で働いたことがあります。多分当時の生活状態が極めて貧しい生活保護に頼らないといけない状態でしたので、親から進められたのではなくむしろ自発的にやったように思います。時間給だとかはほとんど記憶にありませんが勤務の状態だけははっきり記憶しているから不思議なものです。私自身がほとんど金銭に執着する人間では未だにありませんのでそうなのかもしれません。 朝早くからダンプカーでしょうか、トラック風の車の荷台部分に乗り込んで、しかも数人、振り落とされないようにしがみ付いていたのを覚えています。 私の仕事は水汲みとセメントをこねる作業。山間部の現場なのでセメントをこねる水が当然ありませんので細い急な坂道を棒の両端に下げた金属製の容器いっぱいの水を、肩に喰い込む痛さをこらえて何度も何度も往復したものです。水がある程度溜まると、今後はセメントと砂利と砂をスコップを使ってこねる作業です。手のひらには血豆がはじけて細かい砂が痛かったのを覚えています。小さい頃から農業や様々な事を経験していましたので確か40キロはあったと思いますがセメント袋をトラックの荷台から大人たちと同じように担ぎ降ろしたことも覚えています。 子供にとっては大変な重労働だったのでしょうが子供心に大人と相まみえて、大人と同じ仕事をこなせる喜びもあったのでしょう。決して苦痛を覚えているわけではありません。 事実、私が子供ながらに粉骨ながらに働いた学校は今どの様になっているのでしょうか。いつか機会があったら訪れてみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.05 17:45:18
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