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それぞれの美しさ
今、私が猫や犬を飼っていないから的確なことは言えないけど、そんなペットでさえそれぞれも表情やしぐさが存在していて情が移るものです。私の家も昔は狩をする為の犬やそうでない犬、そして猫も飼っていましたのでペットはどちらかというと好きな方でしょう。小学生の頃の記憶としてこんな事がありました。飼っていた猫が竃(かまど)の縁で暖を取っていましたが居眠りをした途端に火の中へ落ちてしまいました。当然、その猫は火傷の精で命を落としてしまいました。その時の私の記憶です。母が泣き止まない私を連れて海辺の砂の中だったでしょうか、深く掘った穴の中に埋めたことがあります。その後数日間、思い出しては涙、近くの猫を見ては涙していた事を思い出します。 実は人間の話をするのに動物から始まると顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまうかもしれませんが、動物でもそうであるようにそれぞれの人にもそれぞれの美しさや可愛らしさ、憎めないところが存在するものです。それは、金持ちで美しくて、スタイル抜群で、知性豊かで心優しくて、自分に厳しく他人に優しくて。ゼロとは言いませんが普段我々の近くに存在するものではありません。 色んな方と接しているとそれこそ人それぞれ、千差万別。人はその人の印象や表情、外見だけで判断しているのではなく、私自身のその人に対する心のあり方、他人のうわさや評価、発する言葉の内容、そんな事を材料として同じ人でありながら見方が変わってくるものです。 だからこそ、それぞれにそれぞれの美しさが存在し、美人だからもてるわけでもなく美人でないからもてないわけではありません。だから世の中美男美女だけではないのです。 人は「いいとこ、見っけ」、どこかしら憎めない、魅力的なところが存在するものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.29 11:44:09
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