|
カテゴリ:カテゴリ未分類
意識を失った1月21日
もう7~8年になったでしょうか。 まさか自分が意識を失うとか想像もできない事でした。 今思うとやはりストレスとか、精神的な苦痛とかから解き放たれた瞬間に時としてそんな事があると聞いてますので、私自身が体験したということでしょうか。 それは、前年の11月に行われた福岡での青年経営者の全国大会の東京本部への報告の帰りの飛行機の中でした。 その準備に約2年間は要したでしょう。福岡での実行委員長を拝命して地元福岡での会議や諸準備、月に一回程度の東京本部での打ち合わせ、根回しや会場との打ち合わせ、エキシカーション、それは気の抜けない大変な内容でした。 当時の私自身はそんなにストレスを感じていたわけでもありません。どちらかというと規模は違うけど日常的にこなしている色んなお世話と比べてそんなに負担になるようなことではなかったのです。 全国から集まる2500名の登録から式典、懇親会、宿泊・・・、行政出先機関や県知事、市長をはじめ多くのご来賓の出席依頼から当日の接待・・・今思うと良くもこなしたものだと思うほど凄い計画だった事は事実です。総勢100人ぐらいのスタッフでの準備でした。 その結果や収支の報告に出かけたのが1月21日の朝、昼から東京本部の多くの役員を前に無事報告を終え、羽田から飛行機になったのが7時過ぎだったでしょうか。 何となく、気分が優れないような、でも気を失う事態が発生するなんて想像もできませんでした。 丁度一時間を経過したところでした。少しづつ少しづつ気分が悪くなるのを自覚していました。 座席で気分を悪くすると隣のお客に迷惑を掛けてしまうと咄嗟に思った私は最後尾まで何とか歩くことは出来ましたが、倒れ掛かりながら確か右手で壁を抑えてまでは記憶してますが、その後全く記憶のない、気を失った事態を経験する事になってしまいました。 気がついたときには、スチュワーデスと多分最後尾に座られた女性乗客の方が「お客さん、お客さ ~ん」と」呼んでいるかすかな声で我を取り戻しました。右足の膝の痛みをその後も感じましたので多分崩れ落ちたときに膝をついたのでしょう。 促されて座ったスチュワーデス用のイスで頂いた飴で少しづつも戻る意識を感じたものでした。 数分間、そこに座って完全に意識を取り戻した私はお礼もそこそこに自分の席へと戻ってきたものでした。 果たして時間的にはどのぐらいだったのか、なぜそんな事になってしまったのかの本当のところは未だにわからないけど、おおよそ勝手に解釈するにはストレスや、それから開放された事によるものではなかったのでしょうか。 悔やまれるのはその時の介護をしてくれたスチュワーデスの方と女性乗客の方に充分なお礼もいえなかったこと。そんなときこそ、落ち着いてしっかりお礼を言うべきだったんですけどね。 場所によっては命を失っていたかも知れないし。 毎年この頃になると脳裏をよぎります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|