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名刺に喜んで貰う方法
毎日のように交換する名刺。 特に営業の方であればどんなに大切なものかは言わずとも痛切に感じられているはずです。名刺を使わないという方、使った事がないという方、或いは使いたくない人もいるのかもしれません。 私は多分、月にして少なくて100枚、多い時には200枚くらいは使うでしょうか。 名刺の効能はその意味合いを感じて使うと本当に素晴らしいものですが、使い方、扱い方によっては全く意味を成さない無用の紙屑でしかないかもしれません。 大事に使う方は名刺から色んな経験をされておられると思います。 或いは一枚の名刺がとんでもない関係を演出してくれたり、素晴らしい出会いを作り出したりするものです。 一枚の紙ペラを貴重なものとして扱うか、 ポケットの名刺入れから机の引き出しへ直行させるのか、 破って紙屑としてゴミ箱へ放り投げるのか。 そこから人との関係を大事にする人生を歩むのか、 そこそこの付き合いで済ませるか、 折角の関係の始まりを拒否、無視して進むのか、 オーバーに言えばそんな局面の選択が始まると言っても過言ではないかも知れません。 「たかが名刺、されど名刺」。 日本人ほど名刺を使う人種はいないとも言われますが名刺の由来だとか、差し出し方、使い方は別に譲るとして、こんな扱い方をされてはどうでしょうかとのご提案をしてみたいと思います。 人間は出会いのときに顔や表情、声、名前を聞きながら会話はしますが、物が残っているとより親しくより深く記憶されますし、後で余韻を感じる事も出来ますよね。 人によっては貰ったと同時に本人を目の前にして器用に似顔絵を書いてみたりする方もおられます。また目の前で日付や会った場所名などを書く人もいますがそれは大事な事ですが別れた後にすべきです。 実は私は貰った名刺は必ず名刺入れにしまいますが、しかも背広の胸ポケットの左側、私の心臓の上に名刺が重なるようにしています。 折角戴いた名刺ですから、相手を尊重する意味合いやこれからも長くお付き合いが出来ますようにとの想いをこめてそのようにしているのです。 しかも2~3日は私の背広の中に留まって貰うようにして、その後に机の前の名刺整理の場所に留めるようにしています。 引き出し奥にしまうにはまだ時間が必要ですし、それまではいつでもその名刺が見れるようにとの思いでその様にしています。 人間、逢瀬の始まりは極めて大事なものです、或いは儀式といっても言い過ぎではないでしょう。 今から始まる関係を思うとき、名刺如きと簡単に片付けるわけには行きません。 その方が二人の間を行き交った当の名刺も喜んでくれるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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