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子供は貶す(けなす)とそのようになる?
貶すという字を調べてみましたら「おとしいれる(陥れる)、下げる、そしる(謗る・誹る)、さげすむ(蔑む)、しりぞける(退ける)・・・」こんな解釈が出てきました。 話は飛びますが日本語って素晴らしいというか良く作られているというか、そんな表意文字の世の中で生活できる事は嬉しい事ですよね。 中にはめんどくさいと言う方もおられるかもしれませんが。 私も自分の子育て時代を振り返ってみると、子供にとっては痛々しい言葉や聞くに堪えない言葉を吐いていたようにも思います。 決して子供を貶しているわけでもなく、ましてや陥れようだとか、蔑んだつもりでもありませんが大変な悪たれを突いていたような気がします。 子供たちが良心的に解釈をしてくれていたのでしょう、 或いは反面教師くらいにおもっていたのかも知れません。 考えてみたら、いつも事ある毎に親から文句を言われ続けたり、貶されていたら本人は本当に自分自身の力や能力を否定されているわけですから、自信をなくすどころか自身を否定してしまう結果を招いてしまいます。 親が或いは指導者が意図的にその人間を落としいれようと思ったら、四六時中、貶していればいいんです。 そのうちその人は自暴自棄になるか自己否定をしてしまうか、或いはとんでもない行動を引き起こしてしまうかも知れません。 親にとって子供との関係が良好に保たれることが、最も素晴らしい人生に繋がっていくように思います。 大変に難しい問題もはらんでますが、少なくとも親子としての信頼関係だけは損ないたくはないものです。 人間は感情の動物といわれますから、 時には感情の発露として子供を利用したり、 或いは感情の余り勢いを止めきれずつい、 子供にとっては絶えられない言動であったりはするものです。 それも仕方のないことですが、四六時中では困りますよね。 子供だって人間ですから、親の態度は見極めてしまいます。 親の本心も見抜いてしまいますよね。 しつけは漢字で「躾」と書きますがやはり美しい日本語の素晴らしさを感じます。 『しつけの目的は、自分で自分を支配する人間をつくることであって、人に支配される人間をつくることではない。イギリスの哲学者:Hスペンサー』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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