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時には両の手を合わせて
今日はお盆の入り。 既に新盆で済ませた方々もおられるようです。 月遅れのお盆です。 13日は迎え火を炊いたり、道案内の提灯を玄関先や門に下げた日ですが、今では殆ど見ることがなくなりました。 或いは地方では見られるのかもしれませんが。 昔からの慣わしでもありますし、宗教行事でもあります。 或いは夏のひとつの風物詩でもあったものです。 朝早くから、お墓へ行ってきました。 花を携えて、墓石を乾いた雑巾で軽く吹き上げて、 お線香に火をつけて、出来るだけ多くの煙が出るように人くくりの束に火をつけます。 「みんなの幸せと健康を守って頂き有難うございました。お迎えに参りました」 お仏壇には3日間、 お供えを差し上げ、お線香を切らさず、手を合わせる機会を出来るだけ多く作ります。 そして15日にはまた、お墓に送り届けることとなります。 私どもは目に前にいる生身の人間にのみ、 日頃は「有難う」や「お世話様になります」を言っておりますが、実は今は亡き、親族や友人知人、諸先輩方のお陰を頂いて今があることを時々思い起こさないといけませんよね。 お仏壇があって、 朝夕手を合わせる子供や家族はより多くの幸せに恵まれるとも言います。 また「お仏壇、ご先祖様に両手を合わせいる子は非行に走らない」などとも言われたものです。 そう言えば、 私などはお仏壇が無かったこともありますが、両手を合わせて心から「有難うございます、お世話様になりました」等ということは無かったものです。 「心を洗う」とはそんなことなんでしょうね。 ご先祖様を大事にする心を今日を機会に改めて強く持ちたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.13 18:30:54
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