|
カテゴリ:カテゴリ未分類
あれほど大嫌いだった事が、今では楽しみに
私の性格は、好き嫌いをはっきり言うタイプではありませんが、最近は出来れば明確に出来るように気をつけるようにしています。 でも人の好き嫌いだけは出来るだけしないように、しかもそれを口を開いて言わないように心がけています。 そうでなくても「口は禍の元」ですから。 また、口に出してしまうと自然とその方向に心は動いてしまいますし、相手の心象も良くありませんし、その人の心の動きまでも言葉の通りに左右してしまいます。 前向きな言葉や、相手に受け入れやすい事や喜んでくれることは出来るだけ口にするようにして、そうでないことは差し障りが無い限りできれば口をつぐんでいた方が良さそうです。 「物言わぬは腹膨るる技」とも言いますが、こと人の事はやはり慎重に運んだほうが良さそうです。 じつはタイトルは健康診断の事でした。 正直なところ数年前まで、数十年間健康診断をしたことが無かったのです。 これは決して自慢になることでもありませんし、増してや健康だったからなどと賞賛できることでもありません。 病気にならなかったから良かったようなもので、もし健康に差し障りのあるような病気にでもなっていたら今頃とんでもない手遅れになってしまいます。 分かっているんですが。 どうも病院に行くのが億劫で、少々のことがあっても気が進まないというところでした。 良く友人たちが「どこか悪いところが見つかるのが怖いのだろう」などと言ってくれますがそうでもないのです。 2,3年前に初めて健康診断というものを経験しました。 自分の健康の度合いが、数値上で手に取るように分かることに興味が湧いてきたのです。 それから数回、検査をしましたが、 今ではその数値の変化をグラフにするのが楽しみになってきたというのが理由です。 自分の健康状態がグラフに出来る楽しみを覚えてしまいました。 EXELに入力して、変化を眺める。 次はどのタイミングで行こうかと思うようにさえなってきたのです。 家族にしてみたら、父親のこの変化に唖然としているというのが現状です。 考えてみたら、自分の健康状態のチェックよりも数値の入力やその変化に楽しみを覚えるなど滑稽な可笑しい話ですが。 それでも、健康診断へ行こうと自分から言い出すようになったのですから、家族にとっては万歳かも知れませんね。 『健康の維持は義務なり。 生理的道徳と称するものの存ずるを知る人はまれなり。スペンサー』 『健康とは健全な肉体に宿る健全な精神のことである。ホメロス(ギリシャの詩人)』 『健康は第一の富である。エマーソン(アメリカの思想家詩人)』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|