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媚(こび)と迎合(げいごう)の時代
人は誰にでも出来れば好感を持たれて、良質な評価を貰いたいと思うものです。 八方美人は嫌ですが、せめて六方くらいは褒めて頂きたいと思うものです。 子供が親に媚を売る、 お客様に媚を売る、 ・ ・ そんなことは日常的にみる姿ではありますが、 本来毅然として、あるいは自分の信念や規範に基づいて行動して欲しい人々が余りにも評価や評判、支持を取り付けるために媚を売りすぎたり、迎合し過ぎてはいないでしょうか。 病院へ行っても、「患者さま」。 最近の国会をみると、「「国民の皆様・・・」 「国民の皆様にご理解を頂けるように・・・」 「国民の皆様にしっかりご説明を・・・」 「国民の皆様にご納得いただけるように・・・」 どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。 患者や国民を蔑(ないがしろ)にしてはいけませんが、元来、先生方は周囲の信頼を一手に受けて、それなりに研鑽や研究、勉強を重ね、率先して相手の安心、安寧の為に努力を重ねて人々の筈であります。 自信を持って、患者や国民を導く立場であった筈であります。 それが最近は、その地位に揺らぎがみられるようになってきました。 地位保全の為、存在価値確保の為でしょうが何かしら滑稽にも見えてきます。 国会の発言を目を閉じて聞いてみると何故かしら、可笑しくも感じます。 媚とは、 1 なまめかしくする。色っぽい。「媚態・媚薬」 2 こびへつらう。「佞媚(ねいび)」 3 あでやかで美しい。「風光明媚」・・・・・ 迎合、阿附(あふ)迎合は、 相手の機嫌をとり、気に入られようとしてへつらいおもねること。 「阿附」は人の機嫌をとり、おもねり従うこと。 「迎合」は人の言動をなんでも受け入れ合わせること。 自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせること。 元来、私どもが先生方に望んでいるのは、そんな言動や思いではなかったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.10 23:16:49
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