自由に、思いのままに、感じるままに。そして心豊かに！！

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• ピエロになることも

  ピエロになることも人間、楽しい事ばかりではありませんよね。むしろ笑っていられない、寂しくて耐えられない、苦境に立たされている、そんな時間のほうが長く感じるものです。ある世界的な奉仕団体の重要な役職に「テールツイスター」という役職があります。五役の一つですからそれだけ重要で大切な役目を背負っているんです。それは会議の場を楽しい愉快な、意義深いものにする為に演出や催し、行事を凝らす役目なんです。ボランティアは精神的に時間的に、或いは労力も幾らかゆとりがあって、出来れば金銭的にもそうかもしれませんが、楽しく気持ちよく施しが出来ないといけませんよね。眉間にしわ寄せて、難しい顔をして何もゆとりのない人が苦しい思いをしながらするものではありません。そこでこんな役目の方が必要なんです。みんなの心を和ませて、時にはおどけた格好をして笑いを誘ったりも。そこで、小さい頃サーカスに出かけると必ずピエロの姿を見ました。おどけて、ふざけて、飛んだりはねたり、時には芸をしてわざと失敗して笑いを誘ったり。でも、表情が止まったときの顔は決して笑顔ではありません。私の見方では涙を流した、それはそれは寂しがり屋の表情に見えてました。皆さんは如何だってでしょうか。そこに伝えたいものを感じてました。「辛いときや悲しいとき、苦しいときもこんなに表情を変えてみませんか、おどけてみませんか、周りに笑顔を振りまいてみませんか、そうすれば涙だって吹き飛んでしまいます」。泥沼は一度足を踏む入れると、もがく程その深みにハマってしまうものです。抜け出すのは冷静な判断と心の軽さを作り出す事ではないでしょうか。この心の軽さこそ、笑いや明るさの源泉であり重石の重さからひとまず抜け出す処方のように思います。周りの家族や知人、或いは大げさに考えなくても買い物に出かけたときに前にいる店員さんでもいいし、レジの女性にでもふと思いついた一言の会話を交わしてみる、思わぬ反応が返ってきて、つい心が浮き立ち、小躍りするような気持ちになったりするものです。時には涙を抱えたピエロであってもいいではありませんか。涙は人をもっと強くします。しっかり涙すると浄化作用だってあるんです。涙に濡れた顔も可愛いものです。時にはピエロのようにいつもと違うおどけた表情をして見ませんか。また新たな自分の再発見に遭遇するかもしれません。今日は私が提案し準備した大切な会を催します。おどけたピエロになっていると思います。だから失敗なんか恐れません、だって今日の私はピエロだから。

  2007.02.27

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  え、もう満開の桜？

  え、もう満開の桜？昨日、キャナルで家内と二人で映画を見て陽気に誘われて、中洲の河畔を散歩しながら天神まで歩くことに。夜の中洲のママさんたちの話や私の徘徊振りを自慢げに語りながら。途中、福岡市中央区にある福岡市役所の広場の脇をエルガーラに向かって歩いてたら、桜らしい花が見えたので近寄ってみると「寒緋桜」。沖縄地方で一月末に満開になる桜のようです。もう散り始めるのではと思われるぐらい満開状態です。どちらかというと強い目の赤の桜、沖縄の色という感じでしょうか。天神の散策を終え、スーパーに寄りたいという家内に促され薬院の狭い路地を通る事になりました。偶々存じ上げてる方の邸宅の庭を横目に見てたら、一瞬に飛び込んできたのは真っ白に咲き誇る染井吉野？。目を疑う程でした。え、こんなに早く桜の開花？もう満開に近い状態です。家内に確かめても間違いなく桜だといいます。多分、私が見た一番の桜でしょう。温室だとか、花屋さんだとかではないんですよ。早くから春を満喫できて徳をした気分です。今年最初の花見の予定は3月30日。果たして大丈夫なんでしょうか。そのときが果たして遅いのか、早いのか気になるところです。また、こんなに早い桜の開花でいいのでしょうか。

  2007.02.26

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• 勇気を持って・頬を伝う涙

  勇気を持って・頬を伝う涙昨日は日韓合作映画「あなたを忘れない」を見てきたことは昨日書きましたが、実は残念な事がありました。明らかにマナー違反。スクリーンで何度も「大きい声は慎みましょう」「携帯はマナーモードか電源を切りましょう」「タボコは止めましょう」「ゴミは持って帰りましょう」・・・いくつかの注意点が促されていたんです。ところが家内と私が座る席の通路を挟んだ席に座る３０～４０才くらいでしょうか、ポップコーンとジュースを両の手に抱えながら女性二人の話し声がいつまでも終わりません。ひそひその声ならまだしも周りに充分内容が聞き取れる程の声。たまりかねた家内が振り向いた態度でそれとなく気付いてくれると思いきや全く変化なし。私どもの前のお客さんも、比較的我慢をする私も何度か振り向いてジェスチャーで示すけど駄目。結局は実力行使をすることにしました。注意されるほうも嫌だろうし、周りの人々も、ましてや注意する私にしてみると折角楽しく映画を見ようと勇んできたのにまるで気分のぶち壊しです。家内は「振り向いて注意するだけでいいよ」といいますが、でも公共の場でしかも静かに私語を謹んで見ることが常識のところですし、何度もスクリーンで注意を促されていながらのこの態度は他の同じような場面でもやっているに違いないと判断しましたので、恥ずかしい思いもありますが勇気を持って席を立ち、前まで行って「皆さんが困ってますよ、静かに」と一言。帰ってきた返事は「すみません」の素直な言葉でしたので気持ちよく許してあげる事にしました。そうでなければ口げんかでもしてやろうと思ったんです。暗い中ですから子供がいたかは定かではありませんが、こんな大人の姿は見せたくないものです。そんなこんなで昂揚した私の気持ちは、結局映画の最初から最後まで涙の連続でした。映画を見て頬を伝うまでの涙なんて経験した事はありませんが。

  2007.02.26

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• 「あなたを忘れない」を見てきました

  「あなたを忘れない」を見てきました記憶に新しい事故でした。強烈な印象を持って記憶にも残ってますし日本の国民にも多くの示唆をいただいたのを覚えています。人に感動を与え、衝撃的に心を揺さぶるのは、男でもなく女でもなく、幼い、或いは年寄りでもありません。当然、日本人だから、外国人だから？、そんな事はありませんよね。性を越え、年齢を越え、国籍を越え、時には時空をさえも超越してしまいます。人道的な行為や我が命さえも投げ打つ覚悟や行動、躊躇することなく予断を待つことなく、ひるむ事なく果敢な勇気ある行動には万人の心に突き刺さるものです。2001年1月26日、新大久保駅で線路に落ちた日本人を助けようとして命を落とした青年の物語。日韓合作映画で実話を基にしたフィクション。副題は「いのちより大切な愛がある」。その韓国人青年の名はイ・スヒョン。事件の後のお父さんの素晴らしい態度に感銘を受けたのも決して私一人ではないでしょう。私の人生で果たして、感動を呼び起こすような行動や言動は果たしてあったのでしょうか。例えそうでなくても、純粋に人のことを思い、悲しみ、本当に人の喜びを我が喜びとする、そんな事が幾度あったでしょうか。いつも打算的で利益誘導で、結果の先読みを常に心がけ、表面だけを繕う事は一生懸命。一点の曇りもない人間の心なんて存在するものかと否定する傍ら、それにしても我が心の有様はなんだと大いなる反省を求められた今日の午後でした。

  2007.02.25

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• 自分のできなかった事、出来ないことは子供にさせない？

  自分のできなかった事、出来ないことは子供にさせない？一般的には逆ですよね、自分が経験できなかったから子供には是非、経験して欲しい。例えば、ピアノが家庭にあって毎日弾いている友達を羨ましく思うばかりの母親がいたとしましょう。その母親は家庭や金銭的な諸事情でそんな経験をすることが出来なかった。ただ恵まれた友人の姿をただただ指を咥えてみているだけが精一杯の事でした。自分には叶わなかったピアノを引く夢、自分の娘には実現をしてあげたい、弾かせてみたい、それが通常の親の願いですよね。その為に一般的な親は賢明に頑張れるものです。或いはこんな父親がいたとします。自分は体力がなくて、どうしても走りが遅い。それが為に友達からは亀呼ばわりされて軽蔑される。人前で走るのが億劫になってしまう、コンプレックスになってしまう。子供にはそんな悔しい、悲しい思いだけはさせたくない。小さい頃から運動に勤しむ事を進め、親がした惨めな思いだけはさせたくない。先頭を走る子供の姿に自分の姿を重ね合わせ、嘲笑を買った自分の姿を帳消しにしてしまうものです。でも、こんな事はありませんか。自分がどうしてもやりたかった、経験したかった、実践したかった事を出来ることなら子供にもして欲しくない、させたくない。自分でどうしても人並み以上にできない事は子供にも出来なくても当たり前、自分以上にはなって欲しくない。実は懸命に子育てに夢中の頃はそんな事に思いも馳せないのですが、子育ても一段落し私のように孫が生まれ、自分の子育てを振り返る時間やゆとりが出てくると、あの時は或いはあの一瞬はなんだったのだろうと回顧とも反省ともつかない思いに駆られるもの。子供のしつけや教育の中で、極めて私自身の過去の思いや経験、或いはそれと裏腹にある心の歪やゆがみから来る間違った事をしていたように思われます。あの時、子供がしたいといったことをさせなかった私の行動や発言。それは私自身の苦い経験やそれにつながる心の曲折がなせる業だったんですね。だから、子育てなんてそんなに生易しいものではなく、親のあり方によって子供の将来にも禍根を残したりもするものです。「子供はほっといても育つ」とか「親がなくても子は育つ」とは言い古された言葉ですが、学校教育や社会教育がしっかりしているときはまだしも、現代は家庭、学校、社会の全てに教育力が低下している時代にはそんな事は恐ろしい事であり、子供に大変申し訳ない事にもなり兼ねません。今頃になって反省しても始まりませんが、私を反面教師として偶然にも素晴らしく育ってくれた子供たちに感謝。子供の感性や能力は何処に潜んでいるか分かりません、許せるならば可能な限り色んな経験を踏んで欲しいものです。

  2007.02.24

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• 子供達の姿に、今日一日さわやか

  子供達の姿に、今日一日さわやか今朝の事でした。信号のない小さな交差点での事でした。小学校の２，３年生でしょうか、まだあどけなさの残る可愛い盛りの子供たちでした。集団の登校にしては人数が多すぎる、でも遠足の時期にしては早すぎる。社会見学なのでしょうか。私が差し掛かる小さな交差点を２列縦隊で横切っています。私の車に気付いた途端、渡るのを機敏に制止する子供の姿が目に入りました。普段は腕白坊主おぼしき男の子でした。いたずら坊主といっても言い過ぎではないような子供でした。通りすがる私の車に向かって帽子を取って、ごめんなさいと言っているのでしょうか、言葉を発しながらお辞儀をしています。それに呼応するかのように後ろに並んだ２０人ぐらいはいたでしょうか、ほとんどの子供が頭を下げてくれました。思わずこちらも頭を垂れたのは反射的でした。子供たちの姿には、ほほえましかったり、励まされたり、教えてもらったりするものです。謂わば「背負うた子に道を教えられる」とはこの事なんでしょう。人間お互いさま、大人が子供に教えていると思うのは大変な間違い、子供に、或いは子供を通じて学ぶ事、諭される事も多いものです。子供は大人の鏡、大人は子の鏡。子供は大人の言動を具に、しかも余すところなく、隅から隅まで見ているものです。私にも長男・次男・長女、３人の子供がいますが、「親にしてこの子あり」と思しき様子が日頃から目に付きます。時には「鳶が鷹を産む」こともないとは言いませんが遺伝子は不思議なものです。肉体的なことのみではなくて、精神的なこと、日頃の言動や小さなしぐさに至るまで良く似るものです。今日の子供たちの行動に「あなただったらどうする」と問いかけ反省ながら、一日爽やかに過ごせる事に感謝！！感謝！！。「毎日出かけていく子供がいた、最初に目にしたもの、驚き、哀れみ、愛、あるいは恐れと共に受け入れたものそのものに、彼はなった。それはその日一日、あるいはその日のる時間、あるいは何年も、あるいは年の経めぐるずっと長いあいだ、彼自身の一部になった。 詩人ウォルトホイットマン」

  2007.02.23

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• お喋りと出しゃばり

  お喋りと出しゃばり自分が少しはそんな性格であったらと思わないでもありません。多分、違った人生を歩んでいたんでしょうね、そんな事を考えたりするとおかしくて笑ってしまいます。でもそんな自分にも出会ってみたいものです。「物言わぬは腹膨るるわざ」、「あの人に喋った一言が尾ひれがついてとんでもない事になった」、「あの人は町の広報マン」だなんて揶揄されたり、軽蔑されたりもしますが一度くらいは腹に溜まっているものや頭に溢れそうなものを吐き出してみたいものです。その事が飛んだ災いを招く事もないわけではありませんが、適度な潤滑剤にもなっていることは否めません。そんな人に限って人がいい、明るいキャラクターの持ち主であったりもします。あと一つ、何でも首を突っ込みたがる、一番前にいないと気がすまない、そんな出しゃばりにもなってみたいものです。写真を撮るといつも片隅か一番後ろ、カラオケだって人が一通り歌い終わらないと歌わない、いつも他人を優先する事ばかり。譲る事に満足感があったり、気持ちがそれで落ち着いていたり、縁の下の力持ちであったり。出来れば一度くらいはまずは自分を最優先、何をさておいても私が一番。そんな自分の姿も見てみたいものです。集合写真も真ん中の最前列、しかも足を広げて満足げに。会話の真ん中にいて結論はいつも私が出す、背筋を伸ばして主賓の席にいて、笑いの源泉が私で。でも、空想を巡らすうちに滑稽な、しかもわざとらしい自分の姿が垣間見えます。やはり私は私、他人でない私が一番似合っていそうです。不器用で照れ屋で、引っ込み思案で、人の気持ちを詮索するのは大嫌いで、上手も言えなくて、人から教えて頂く事の半分も咀嚼できなくて。どうもそんな姿が一番似合っているようです。或いは今の自分だからこそ、家族も大事にしてくれて、友人も心置きなく付き合ってくれているのかも知れません。そう、今の自分、そのままの自分を守り大事にする事こそ心地よい自分らしい生き方かもしれません。

  2007.02.22

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• 取材を受けました

  取材を受けました先月20日、東京から業界の取材の方がお見えになり、約5時間くらいの取材を受けました。私のインタビューやら社内の撮影、会社の外観・・・。今まで新聞や商工会議所、業界の冊子、展示会の為の取材は幾度となく受けましたがこのたびの取材は有料で見てもらう為のものなので幾らか、緊張をしました。でも、飾る事も要らないし有りのままをそのままに伝えて頂けばそれで充分だと思ってます。見る方々は私の会社業界の経営者や社員。有料で見てもらうわけだから、視聴する方に大いに参考にならなければいけないのですが果たしてどうでしょうか。業界本部から選ばれた訳だから、幾らか役に立つ、参考になると判断されたんでしょう。ＷＥＢ上での業界向けの有料サイト、現在編集中で発信は4月になるようです。

  2007.02.19

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• あなたは戦いますか？

  あなたは戦いますか？「君の一番不得手なのはなんですか」と問われたら、私なら他人との戦いと答えるような気がします。戦いというと大袈裟になりますが例えば小競り合い、競争、喧嘩でもいいですが相手との競り合いは私にとってどうも性に合わないというか、自分が負けるのも嫌だしかといって他人に勝ってそんなに嬉しくもないし、優越感になんか浸りたくもないし。でも、負けず嫌いなんですよ、負けたら悔しいし残念な思いをします。学校時代もそうですがサラリーマン時代も競争するのは極力避けてました。かといって負けない努力はするんです、多分人並み以上にするといっても過言ではないでしょうか。また、人には相手に確実に負ける分野や事象がありますよね、そんなときにもなるべく最初から勝負に挑まないようにしてます。只でさえ負けるのが悔しいのに、相手から負かされる自分の姿を現実に確認するのが嫌なんです。汚い言い方をすれば自己保身が過ぎるという事でしょうか、上手な言葉が見つかりませんが。でも、人生を戦いですよね、特に男の社会、というか男は本能的に排他的で戦闘的で、自己や家族を防衛しようとするものですから、生活を営む上でも常に戦いの現場にいるといっても言い過ぎではないと思います。男性の全てとは言いませんし女性の全てがそうでないとは言いません、私の周りにも男性以上に戦い続ける女性もいますから。戦いの実は表面的には勝っているように見えても時間の経過や状況によっては明らかに負けの場合もあります。逆に「負けるが勝ち」という言葉に象徴されるように、負けているほうが実は優位に立っている事も数多く存在するものです。「人間は、負けるとわかっていても、戦わねばならない時がある。だから、たとえ負けても勝っても、男子は男子なり。勝負をもって人物を評することなかれ。　　　福沢諭吉」

  2007.02.18

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• 確実に資産を増やしている？

  確実に資産を増やしている？世の中、頭の言い方、或いは実行力、実践力のある方がいるんですよね。資産を増やすといえば金持ちの話かと思えばそうではなく、私どものすぐ側にいる人がコツコツとしかも確実に資産を増やしいる方がおられます。あなたの隣の優しそうな可愛らしい会社勤めの女の子の中にも。資産を増やすというと固定資産もそうですし、動産、お金もそうですよね、最近主婦の方々が巻き込まれ大損をした個人株主のことも耳新しい事ですが、色んな機会や情報をいち早くキャッチされ、努力や研究を積み重ねて、それなりの資産作りに成功している方々がいることを知りました。私どもは資産を増やすというと自分には無縁の話だとか、関係ないとか、胡散臭いとか、火の粉をかぶる危険が待っているとか、場合によっては元も子もなくなるとか、増やす努力を否定するような事や前向きになることを否定するような事をすぐ考えてしまいます。むしろその方向に行かない理由を一生懸命に考えているといっても過言ではないでしょう。でも、自分の全財産をつぎ込むような、危険極まりない、断崖絶壁から突き落とされるような話ばかりではなく、私どもの身の回りにも資産作りの有用な手立てがあるようです。それでも時間は必要ですよね。今日その決心をして明日にも資産が出来たなんて、そんな事は有り得ませんし、また資産作りなんてそんな簡単至極な事ではありません。ある期間や年月を要する事で、しかも地道に継続的に辛抱を必要とするようです。その決断をし、継続的にするか、しないか。そこにかかっているようです。将来公的年金がどうなるか分からないとか、介護の事とか、子供や孫の事、会社の事・・・考えたら一挙にはとても解決のつかない、時間と労力とお金と知恵、全てが揃わないとどうにもなりませんが、若い頃からその事に焦点を当てて計画的に行動されていた女性を知ってますがその努力が今の悠々の生活を支えている姿を拝見したり、先見的な若い女性の中にも自分の老後は心配する事のないようにと、早すぎると思われる今から計画している女性を知っています。そんな人々が今の生活を窮屈な惨めな、節約生活を送っているかといえば決してそうではなくそれなりにゆとりを持って生活をされています。という事は思いが専攻するかしないか、という事ではないでしょうか。目的意識がどれだけ重要かということのように思いますが、皆さんはどう思われますか。私は一軒家を作ったのが24歳でした。当時としては私にとっては大変な買い物でましてや24歳、一介のサラリーマンが一軒家を作るなんて有り得ない頃でした。金持ちの息子なら別ですよ、或いは宝くじか何かで一攫千金を得たなら別ですが。貯金箱を壊して手付け金を渡したエピソードがあります。そこから、人生の歯車は走り始めました。事の顛末は又の機会に譲るとして、資産を増やす事が人生の目的ではありませんし、そんなに簡単なことではありませんがその事に早くから気がついてその方向に向かって実行に移して行くか行かないか、長い人生の中で振り向いたときに大きな差が出てくるようにも思います。それは別に固定資産のことだけでもありませんし、お金に絡む事でもいいのかも、或いは株という方法もありますよね。でも、考えておかなくてはいけないのは、継続する勇気がないならしない事、努力を惜しむならしない事、財産の大部分をつぎ込むような事は絶対しない事、他人を当てにするような事、他人の褌を借りるような事、他人を巻き込む事は辞める事、家族を巻き込むような事、不安ならしない事,自分の裁量や器を大きく逸脱するような事はしない事・・・。それと謙虚な姿勢も必要ですよね。例えば自分が株をして幾らか儲けたからといって自信過剰になって他人を引きづり込まないような。或いは驕り高ぶりだとか。

  2007.02.17

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• 帰る宿

  帰る宿人にとって帰るところが存在する事は非常に心強い事だし、勇気を持って事に当たれますよね。帰巣本能がそうでしょうし、拠り所とするところが何処かに存在する、その事が安心感につながり大きな心で果敢に行動できます。子供もそうですが、帰る家庭が心の穏やかさが保てられ、安心安住の地であるならば学校においても地域においてものびのびとわだかまりなく、健やかに過ごせるものです。子供の心をちゃんと受け止めてあげる親の態度、厳しくありながらも「どんな事があっても自分の帰るところはここなんだ」って子供に信じられている親、親の懐のほうが何処にあるそれよりも暖かいはずです。サラリーマンにとっても帰る家庭が疎ましい、気の進まないところであるとするならば、悶々として玄関に足を一歩踏み入れることに躊躇してしまいますし、落ち着かない生活になる事間違いありません。その前に帰ることそのものに一抹の不安さえ抱いてしまいます。或いは他に居心地のいいところを何の気はナシに探し求める事になるのかもしれません。男性にとっての女性はまさしく母の懐のようなものですから、その存在は男の人生にとって極めて貴重で重要な役割を果しています。情愛に満ち溢れたその眼差しは戦い疲れた心を癒し、明日への希望を育んでくれます。女性にとっての男性は山の如き懐のようなものですからある時は猛々しく、またある時は大きい自然のあり方のように優しく受け入れるてくれるものです。荒々しい言葉や態度にも女性の優しい心を呼び覚まし、萎える気持ちに鞭打ってくれるものです。夫々にとって自分の気持ちの納まり場所をあらかじめ持つことの意義は大きいようです。今日もしっかり帰れる宿のあることを噛み締めつつ。鉄砲の弾のように行ったきりにならないように、心を引き締めて。

  2007.02.16

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• 天は二物を与える？

  天は二物を与える？昔から、慰めの言葉なんでしょうか、または勇気づけのつもりなんでしょうか「天は二物は与えないもんだよ」なんて良く周りから聞かされました。現代は果たしてそうなんでしょうか。“現代は”と言ったのは、やはり昔とは時代背景が１８０度も違いますし、情報の量も桁違いになり、グローバルになり、マスメディアが幅を利かす世の中になってしまいました。世間が狭い、行動範囲も限られた、しかも情報の量も少なかった昔でしたら、一つの町や村の中の事しか耳目に入ってきませんから、生活レベルも極めて平均的だし飛びぬけている人も少ないし、知りえる人の数も少ないものでした。ですから二物は与えられないと考えていてもほぼ間違いではなかったのでしょう。が現在は一瞬にして地球の裏側の様相まで目の当たりにする時代となってしまいました。地球上の全ての人が身近で見える範囲に縮まってしまいました。代表的なものはテレビでしょうか。セレブで高級な邸宅に住んで、美人でスタイルが良くて高級車に乗って・・・。背が高くて金持ちで一流大学を出ていて、ハンサムで大きい会社の社長で、美人秘書を侍らせて外国高級車を乗り回し・・・。そんな人を知っていますよね、一人や二人ではなくて。天は二物を与えるんですね。想像を絶する金持ちがいたり、目にも眩い美人がいたり、人形ではないかと疑いたくなるほどスタイルのいい美人がいたり。私などは逆な意味で2物も３物も天から与えられたような気がしないでもありませんが。でも、与えられたものがどんなに素晴らしく、凄く、豊かで、飛びぬけていてもそんなに羨む事はありません。だって、そんな人々は我々以上にそれなりの苦労や、努力、失う事の不安・・・様々な事が付随しているものです。華やかなように見えて、贅沢に見えて、優越感に浸っているように見えて、将来が保証されているように見えますが。私どもは落ちてもたかが知れているではありませんか。何よりも人を羨む気持ちのほうが、胸をそらせて傲慢で堪えず優越感に浸っているよりも素晴らしい事のように思えます。人間は形や見てくれではありませんから人を思いやる気持ちや少ないものでも分け合う事、ほんの些細な事にも幸せ感に浸れますし、何よりもお世話好きで体を使って働く事に喜びを感じ、友人の悲しみにも一緒になって涙だって流せるんです。そんなところにこそ人としての喜びって存在するって思いませんか。二物なんかなくたっていいんです。だって今からの努力によっては二物だって三物だって手に入れることは可能なんですから。或いは実は自分の知らないところに二物が備わっているのかもしれません。その二物を探し当てる楽しみだってありますよね。天から貰う二物よりも自分で探し当てる事のほうがどんなに素晴らしいか、貴重な物かは私共にしか分からないでしょう。発見した二物は分け与える事だって知っています、自分の中にある宝物、それは私だけのものではありません。

  2007.02.15

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• 火山(ひやま)散策

  福岡県志摩町、火山(ひやま)散策糸島自然研究会の行事に家内と二人で参加してきました。小さな新聞の記事を家内が見つけてましたので当日11日の朝、思い立って出かけました。場所は福岡県糸島郡志摩町、丁度糸島富士の名称で親しまれる可也山に対面する形で存在する火山(ひやま)。9時50分集合、10時出発。目的は自然観察、道端に存在する草花や野鳥類の観察を通じて自然への感心を深めようとの行事。会員の方々と私どものような素人の参加者含めて50名くらいだったでしょうか。行き帰り各2時間程度の散策です。山の高さが２４６ｍですから軽く汗をかきながら、立ち止まりながらの爽やかな一日でした。椿の木立が多く、春の七草を始め夫々の草花に見とれ、分かりやすい説明を頂きながら、昼には家内の作ってくれた梅干入りのおにぎりを頬張りながら、春の訪れを確実に肌に感じていました。中腹には瑠璃光寺。椿伝説にも歴史に馳せながら下山する心地よさは何物にも変えがたいものでした。下山途中には対照的な真竹と孟宗竹の居並ぶ竹山、竹炭焼きの窯と見学。孝行竹、根曲がり竹の姿を見ながらの解散、一日が意義深いものとなりました。帰りは当然、芥屋の近く、岐志の港の地元名産・焼き牡蠣と焼きハマグリを頬張って、玄界灘に面する道路を伝って福岡市内方面へ。途中、海水から塩を生成するところを見学して家路へ。

  2007.02.14

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• 人が人を強くする(企業編)

  人が人を強くする(企業編)経営者が良く使う言葉で「業績のいい会社、前向きで明るい積極的な社長と付き合いなさい」。講演会でも良く聞きなれた言葉です。別に業績のいい会社と取引をしなさいとか、積極的な社長と交流しなさいという事ではなくそういう考えで企業経営をしなさいという事ですよね。業績のいい会社との仕事の直接的な関わりなんてそんなに簡単に行くものでもありませんし、ましてやそういう社長と簡単に付き合えるわけでもありません。色んな社長とお会いする機会が多い私の経験からいくと、その様な社長のあり方に間違いなく触発されたり、負けておれない気分になったり、勇気が湧いてきたり、知恵を授かったりするのは間違いがないようです。だからそんな企業のあり方を勉強したり、経営者の話を聞く機会を増やす事はとても重要な事であるように思います。逆に消沈している、或いは業績が下がる一方の企業や、いつも悔やんでばかり、悲観的な発言ばかり、一向に前を見ようとしない経営者との付き合いは程ほどにしたほうが良さそうです。少なくとも経営の参考にはなりませんし、こちらまで気分が落ち込んでしまいます。お互いの傷を舐めあっているような状況では前進は見込めませんよね。話しているとこちらまで確実に引き込まれていくのが分かります。別にその人の人格や個人的な友好、友情を否定するものではありませんし、付き合いその物は従来どおり継続されればいいと思うのです。出来るだけ前述のような企業、経営者との付き合いを今後、増やしていけばいいと思うのです。社長は企業の鏡であり、企業のあり方がまさしくその企業の社長の生き方にも似ているように感じます。社長が前向きで活発な企業は、端から見ていても活力を感じますし社員の方々の生き生きした姿が伺えます。当然企業は生き物です、時代の波に乗り遅れたり、人材の喪失、取引先との急激な関係の悪化、銀行との関係、経営者のあり方・・・等々で明日も分からない状況もあります。それだけ厳しいものであり予断を許さないものです。それでもそんな経営者はまた復活されますし、不死鳥のように立派に生き返ったりされる姿を見ます。つぶさに見ているとそんな経営者はやはり再び生き返る生き方をされているように思います。経営者を強くする、奮起させるのは社員であったり、家族であったり、お客様であったりしますが何よりも同じ経営者によって大きく成長もしますし、強く大きくもなるものです。また、雄雄しく逞しく、前向きに戦う社長には、社員の方々も元気を貰うようでやる気や勉強も熱心にされているように感じます。社員もそんな経営者の下で働けると一生の財産にもなるものです。さあ、今日もそんな素晴らしい経営者に巡り会えることに期待をこめて行動したいものです。経営者の鏡になるには大変な努力や知力、財力、判断力、行動力、運が要求されますが、その足元ぐらいには少なくとも辿り着きたいものです。

  2007.02.14

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• 力の出し惜しみ

  力の出し惜しみ何か物事を行うときに力の出し惜しみをしてませんか。私自身はどうも時々そんな事があるような気がしてなりません、力のないくせに。「ま、このぐらいでいいか」とか「次の機会の為に全力を出すのは辞めておこう」とか「全ての力をここで出す事はない、次回の為に温存しておこう」、「程ほどにしておこう」などと。結局は次の機会や次回に全力投球をするかというとそうではなくて中途半端な努力や行動で終わってしまう。じゃ、全力を出すのはいつなんだと自分に問いかけたりもしてますが、良く考えてみると結局はいつでも力の出し惜しみ、つまりはそれだけの力しか持ち合わせていない、という証左のような気がします。業績や成績で人並み以上に結果を出す人は、姑息な手段や方法を用いる人は別にして、やはり物事に精魂を傾け全力投球をしている。会社の中でも一心不乱に情熱を傾ける人はそれなりに結果を作り出している。私のように能力もそんなにあるわけでもないのに力の出し惜しみ、ましてや全力投球もしないとなると自ずと結果は見えているし、たかが知れている。やはり世の中上手くできているもので「出し惜しみをせず、持てる力で全力投球する人はその結果はついてくる」様に思います。いつも後悔が付きまとい、反省だけはしっかり、いつも中途半端。そんな人生にならないように。福岡県篠栗町の南蔵院、　おかかえ地蔵さんの前にこんな言葉がありました。「いい加減だと言い訳がでる。」「中途半端だと愚痴が出る。」「一生懸命だと知恵が出る。」

  2007.02.12

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• 側にいて欲しい人っていますよね

  側にいて欲しい人っていますよね昔、若い頃は天涯孤独だとか、自分の人生を悲観的に眺める事や悲劇の主人公でもあるかのような状況に追い込む事によって、自己確認をしていたような気が致します。一種の自虐的な行為の一つなのかもしれません。事実、様々な境遇やハンディを背負いながらの青春でしたから、もがき苦しむ事から脱却するための具体的な行動は取らずに、むしろ深層心理の中にはそれを肯定しているような、オーバーな言い方をすれば楽しんでいるような。でも、周りには多くの人々が存在する事、殻に閉じこもった自分には見えなかった素晴らしい人間関係や社会が見えてくるに従って自分のあり方を考える様になったのです。その一つは恋愛がそうでしょう。一人では成り立たない恋愛を経験する事によって、人は明らかに本能的に日常的に一緒にいたいことを望み、側にいることを強烈に望むものです。結婚もそうでしょう。夫婦が終始あいまみえる事でお互いの人間性を認めつつ、高めつつ、喜びも苦労も二つに分けて、「空気の様な存在だね」なんて照れながら結局はその存在なしでは空虚な寂しいものにもなってしまいます。存在そのものが疎ましく、辛く、苦しさを加速する事があることも決して否定は致しませんが。親子だってそうでしょう。いくら「子供は社会のものだ、預かりものなんだ」なんていっても親子の情愛は、とりわけ母親にとっては掛け替えのない存在、側にいて欲しいから厳しい事も言い、つらいしつけだってやるものです。「側にいて欲しい人っていますよね」側にいて欲しい人が多いほど、或いは人生が豊かになるのかも、幸せを引き寄せる力も強いかも知れません。側にいて欲しい人が、次の側にいて欲しい人を増やしていくようなそんな連鎖が起こってくるかも知れませんよね。

  2007.02.10

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• 今夜も又、掛け替えのない友人達６０人と

  今夜も又、掛け替えのない友人達６０人と今日の夕刻は毎月一回の友人たちとのオフの会。総勢で約６０人くらいでしょうか。ただ、笑顔を交わすだけでも嬉しい仲間です、衒いも気取りも飾る事も気負う事もありません、なぜなら心を許す仲間だからです。会話を交わせば、もっともっと素晴らしい仲間になること請け合いです、なぜならば相手も心を開いて待っていてくれるから。夫々に特異性があって個性が光って、一人たりとも私どもの友人としてはみ出す人はいません、なぜなら、その特異性、個性を我々みんなが求めているから。そして一人一人の喜びを我が物として分かち合い、若し苦しみが見えたら優しい言葉をかけてあげたり、解決にはならなくても何らかの示唆を差し上げる事が出来る仲間の集まりなんです。もう１５年、１７３回の例会を迎えます。でも、会の雰囲気を壊す人、酒癖の悪い人、仕事だけが優先の人、誹謗中傷を悪いことと思っていない人、そんな人は参加を断っていますし、また決して誘いも致しません。心置きなく、胸襟を開く友人を多く作り、多くの方に紹介できる事の喜びは最上のものです。今夜もまた、杯を高くかかげながら心地よい酔いと素晴らしい夜を満喫しているものと思います。

  2007.02.09

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• どっぷりと浸かってませんか。

  どっぷりと浸かってませんか。現状に胡坐をかく、どっぷりとつかってませんか。居心地の良さに満足してませんか？恋愛だって変り行く心の彩があればこそときめきもすれ、変化の無い澱みのない恋愛はいつかしら退屈なものとなると思いませんか。様々な曲折の中で高まっていく感情こそ熱烈な恋愛につなっがていくものと思います。家庭生活もそうですよね。子供が生まれたり、学校へ入学したり受験したり、孫が出来たり、家やマンションを購入したり、夫婦でもそうですがお互いを高めあう努力があったり、いい意味での刺激が却って夫婦間の愛情の増幅に役に立っていると経験されていませんか。企業も変化変身、変革の出来ないところは将来の見えない経営を余儀なくされていると思います。業態への対応や業際をも飛び越えてより挑戦的に頑張っている企業、社員へも未来のある会社になるためには自らが変身を図らねば将来はないことを徹底する会社、社長自信が現状のぬるま湯に浸かっている時代では生き延びられない構造的な変化が起きています。リーダー自らが身を粉にして頑張らねばいけない時代です。現状に甘んじることなく、明るい未来に向けて一歩を踏み出せる、そんな自分でありたいと思っています。自分が変れば周りが変る、家庭が変る、会社が、社会が変るに決まっています。だって、自分が変ったんだから自分の物の見方、考え方、対処の仕方が変わっている筈だから。何よりも変った私を見る周囲の目が変化に気付かない訳がありません。昔から湯で蛙の話がありますが、湯で揚がってからは手遅れ。私にとっても今からでも遅くはないでしょう、だって人生は長いんだから。

  2007.02.08

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• 「優しく優しく、心穏やかに！！」

  「優しく優しく、心穏やかに！！」ガサツで短気で周りへの配慮に欠ける私としてはいつも心がける事があります。「優しく、優しく、心穏やかに！！」。不思議なものですね。いきり立ったり、諍いや小競り合い、もちろん喧嘩もすっかり影を潜めてしまいました。人の心を読む事も必要ありませんし、変な詮索の要りませんし、後で後悔する事もありませんし、当然歯軋りをしたり、地団駄を踏む事もなくなってしまいました。「優しく、優しく、心穏やかに！！」。できる事なら、これに笑顔が加わると鬼に金棒かも知れません。損をしない人生、そんなものがあるとしたら誰でも望むところですよね。ところがそんな方法や手立てがあれば率先して手に入れたいものです。でも、そんなものは人間が営々として生きて来ても見出せなかったものです。ところが近道は分かっていたんですね、しかも２６００年前も。だって下記のように孔子さんがおっしゃってますから。「自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される。　孔子」

  2007.02.06

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• 人間は間違うもの、誤りを犯すもの、恥をかくもの。

  人間は間違うもの、誤りを犯すもの、恥をかくもの。若い頃ってそんな事を知らなかったんです。教えてくれる人がいなかったと言ったほうが正しいかもしれません。多分父や母親、兄弟が近くにいればまだ良かったのかも。人間は間違った事はしないもの、恥ずかしい事なんかしないものと信じていたんです。だから、何でも完璧であろうとする、間違いのない人間であろうとする、恥をかくようなことはしてはならないと自分に言い聞かせる。他人と違う事を当たり前と思わない、違う事は恥ずかしい事、劣っている事と認識しているんです。実は人間は夫々が違って当たり前、間違って当たり前、誰でも恥をかくことは日常的にあることなんです。そんな事を知らない若い頃、とりわけ多感な中学時代から結婚する頃まででしょうか。人前に出るのはいやだし、間違った事は口にしたくないし、確証の取れない事は他人に話さない。だから、当然無口になってしまうし、赤面症で対人恐怖に陥るし、色んな葛藤に苛まされたものです。人間は完璧ではないから、生きているっていう事を知らなければいけなかったんです。人間は人としての尊厳や人としての権利、それは万人平等でも、人間性や思い、感情、身体・・・それは個々に違うものであって一つだけの存在であることを知っていたら私の人生も何処かで大きく変っていたかもしれません。若い方々に覚えておいて欲しいんです。違って当たりまえ、同じである事のほうが不自然であることを。大いに間違いを起こし、勘違いをし、多くの恥をかくことが如何に大事であるかを。それは人の尊厳や人格、命の大切さを脅かし、社会生活や自然を破壊するような事は当然許される事ではありませんよね。その限りにおいて。

  2007.02.05

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• 「不易流行」の教え

  「不易流行」の教え私は言葉としては存じてましたが吟味する事をしておりませんでしたが、ある会社の社長から頂いたメッセージの中に記載されているのを見て改めて先人の教えの深さに感銘しています。「不易流行」は松尾芭蕉の言葉で「不易」は、俳句として変ってはいけない部分、例えば五七五の十七音形や季語の存在、等など。一方「流行」は俳句が極めて短い表現方法を取るがために、絶えず新しい句材を求め、新しい表現を心がけないと斬新な句が生まれてこない、常に新しいものを追求しなさい、これが流行の意味の様です。この不易と流行が相俟って、より素晴らしい俳句世界が創造出来ますよっておっしゃっているようです。家庭でもそうですが、現状を維持しようとする守りの思いが先行すると結局は衰退や崩壊のサイクルに巻き込まれてしまう、生活レベルや精神性、家族としての愛情を高めようと思う気持ちや努力こそが現状を維持し、高め、家族愛に溢れた生活が待っているように思います。夫婦でもそうですがお互いの人間性を高めあう、認め合う努力や苦難がより深い夫婦愛を醸成していくように思うのですが如何でしょうか。企業にあってはその事はより深刻で、もう守りに入った時点で敗北の下降線にまたがったようなものです。今のように社会や経済のあり方が急速にしかも構造的に変化している時代にあっては、現状維持の努力なんて存続への何の役にも立たなくなってしまいました。業際の壁さえも打ち破ってしまうほどの変革を求められる時代になりましたし、働く社員も現在のあり方が持続する事に危機感さえ感じるようにもなりました。隣の企業が「景気が悪いね、仕事がないね、苦しいね」にただただ共感するばかりではなく、そんな時ほど一歩でも先んじようとする努力こそ、飛躍の兆しを作るようにも思います。傷の舐めあいはもう辞めないと。「不易」、社会正義や人間性、人権、企業倫理、商業道徳、社会貢献、健康維持、公共性・・・、人間が家庭や社会、地域、学校、自治体官庁、企業の中にあるそんな部分を大切にしつつ、「流行」つまり変化や変革、向上心、競争心、挑戦する心や勇気を喚起する事の大切さを言われていると思われます。先人の言葉はやはり大切にしなくてはいけませんね、時には思い出して紐解いて、励みにしたり背中を押して頂いたり。自分の知識にはいつも限界を感じます。今日また一つ、大切な事を教えて頂きました。

  2007.02.04

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• やっと季節が巡って来ました

  やっと季節が巡って来ました昨日は朝、５時に出社、メールのチェックや返信、決済や諸準備をして新幹線で広島へ出発、約２時間の会議を済ませ一路博多へ舞い戻り会社へ顔を出して天神での集まりへ。寒さが来るよの鳴り物入りの天気予報で脅されながらの広島行きでした。朝の外気温が３度、博多駅に向かう途中は激しい雪。このまま積もるかと思いながらの博多駅到着。新幹線の窓の景色を眺めながら北九州までの間は殆ど雪らしいものは見えなかったものの、下関から新山口駅までは見事な雪景色でした。広島は寒さは感じられますが雪は全くなし。漸く本格的な冬の到来に安堵をしたのは私だけではないでしょう。そりゃ極めて個人的に言えば暖かくて暖房も要らない冬がいいとは思いますが。広島の方に聞いてもスキー場に雪が少ないとか、ニュースでもウインタースポーツが中止になったり時期をずらしたり競技がままならない事態になっているようです。札幌でも雪が少なくて道路のアスファルトが見えているところが多いとか。「雪祭り」は大丈夫なんでしょうか。冬の観光にも打撃が出てきますし、冬物商戦の活気も今一盛り上がらないという事の様でもあります。我々人間の営みは或いはそれでもいいかもしれませんが。冬の寒さに耐えて育っていく自然界の動植物、営々と続いてきた営みが影響を受けなければ良いがと危惧を致します。冬の雪解け水がもたらす恩恵や冬の冷たさや寒さが及ぼす自然のサイクルが壊れる途中になければ良いが。「暑さ寒さも彼岸まで」の昔からの言葉が「暖かさ暑さも彼岸まで」にならなければ良いのですが。人間の肉体や精神も巡り来る季節に呼応するように作られているもの、それ以上に自然や動植物は季節を敏感に感じ取りながら生き延びて来ているものです。少なくとも人間がそのサイクルを壊すようであってはいけません。そのことは私どもの精神構造の破壊にも及ぶ事を認識しなくてはいけません。最近の事件や事故、親子の情愛を失い、人を愛する事の出来ない環境も若しかするとそんなところに起因する事もあるかもしれません。

  2007.02.03

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• 小さな夢から始めませんか

  小さな夢から始めませんかどうせ叶うとしたら大きい夢が叶ったほうがいいですよね。でも、大きい夢がすぐに現実に叶う事が日常的にあるのでしょうか、宝くじに当たりたい、大邸宅に住みたい、2000万クラスの高級乗車を乗り回したい、セレブな美人と結婚したい、宇宙旅行に行きたい、高級クルーザーを持ちたい、総理大臣になりたい・・・。或いはこんな事は人によっては大きい夢ではなくて現実であると言う人もいるかもしれませんが、一般的にはそんなに実現可能な事ではありませんよね。そんな人だっていとも簡単に手に入れたわけではないでしょう、そりゃ棚ボタって事は否定はしませんが。であるならば実現不可能や夢物語に終始し、叶わない事に嘆き悲しむよりも比較的身近にある手の届きそうな小さな夢から現実化することのほうが、より早く幸せへの道を切り開く第一歩のように思います。セレブな美人と結婚したい、そんな機会って殆ど普通の若い男性には有り得ませんよね、所詮住む世界も違いますしましてや結婚できたとしても維持する事がおぼつかないでしょう。だったら身近に居る気立てのいい、心優しい女性を見つけ価値観が同じであれば二人三脚で頑張れば夢の実現は早まる事請け合いです。大邸宅に住みたい、親が既に大邸宅に住んでいる、或いは結婚相手がそうであれば既に実現するのでしょうが。まずはマンションでもいい、小さな戸建てでもいい、これであれば若い頃でも頑張れば実現可能でしょう。健康で地道に努力していればそれを売却する事で一段上の住居の確保も可能だし、あと一つ二つの資産だって持つことが出来るでしょう。そんな小さな夢から実現していった心はやがて豊かの心へと変化し、自信とより挑戦的な行動へと駆り立てて行く筈です。膨らんでいきながら実現した小さな夢の重なりは、当初の夢からするとそれはまさしく大きな夢への実現になって顕在化しているはずです。なかなか実現不可能な大きな夢を最初から追い求めるよりも、足元を見ながら努力を惜しまない小さな夢の実現のほうが結局は大きな夢実現の早道のようです。社会で成功したという方々を見ているとそんな事を実感します。実現したい夢であればこそ、若いうちから小さい夢の実現に真摯に努力する。今からでも遅くはない「小さな夢をまず実現する」現実的な思いこそ「夢見君」にならない秘訣のようです。

  2007.02.02

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• 簡単に逃げ出さない

  簡単に逃げ出さない私などは極めて気が弱いというか、諦めが早いというか今までどれだけ逃げ出してきたか知れません。昨夜の22時からＦＢＳで放送されたテレビドラマ「ハケンの品格」を見ました。最初から見てませんので筋書きの殆どは知りませんが、私自身は結構笑えるドラマだという認識で見てました。題名は多分ベストセラーの「国家の品格」になぞらえたつもりなんでしょうね。最近急激に増えてきた派遣社員ドラマ。ずば抜けて仕事のできる女性と派遣社員としてはどうかと首をかしげる能力しか持たない女性の話。仕事のできる女性の話は別にして出来ないというか、時間給に心揺さぶられる女性に注目。今よりも時間給の高い派遣会社へのマルチ登録を派遣同僚から唆されて、母の病気を嘘仕立てに今の会社の休暇を取り、面接に向かう話。逆に時間給が極めて高く、正社員以上に仕事のできる女性の母親からどうしてこの子がそういう高等な能力をつけてきたかを知らされ、反省をすると言うドラマでした。つまり、それだけの能力を身に着けるまでには幾多の困難を乗り越え、人以上の努力と頑張りを見せてきたからこそ今があるんだと母親が諭すのである。少々の事では物事を投げ出さない、ぎりぎりまでは努力することの必要性を教えてくれるのである。人はほって置いたら常に楽な仕事、楽してお金の多くもらえる方向へ流れがちなもの。辛抱する事を嫌うものである。努力の上についてくるものを見ずに、つい外見や上っ面だけで判断するととんでもないしっぺ返しが来る事を知らねばならない。私の人生の今までがそうでしたから、大いに反省して簡単に結論を出さない、安易に逃げ出さない、熟慮する事を忘れない事にします。

  2007.02.01

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• 届かぬ郵便

  届かぬ郵便昨年の事です。私一人の係わりならそーっとしておこう、忘れようとも思いましたが、迷惑を掛けた相手があることですので、こんな事もあったことを皆さんにも参考として頂ければとキーボードを叩く事にしました。ある150名くらいの集まりを11月26日に企画いたしました。案内の投函は11月1日、当然市内近郊の方々への案内ですから翌2日、遅くても3日には殆ど配達されているはずなんです。11月26日には盛会にしかも滞りなく行事も終了いたしました。参加された方々にも大変に喜んで頂いたと自負いたしておりました。それが一名だけ出欠の返事が戻ってきたのが12月の末の方がおられました。行事がとっくに終わってからです、しかも一ヶ月以上も経過してから。その傍らに「楽しみに待っていた会だったのですが自宅に配達されたのが12月25日過ぎでした。大変残念でした」の添え書きがされています。或いはご本人が郵便受けから受け取るのが遅かったか、何処かに紛れ込んでいたかの疑念を抱かなかった訳ではありません、疑って申し訳ないと思いながら。当然消印が問題ですから見ますよね。消印は12月25日、何度見てもそうでした。この事について、郵便局からは何の話も未だにありませんから、良心的に考えれば気付いていないのでしょう。本当は指摘してあげたほうが良かったのかも知れませんね。ご本人の気持ちを考えれば、一年ぶりの楽しい会への参加が絶たれたわけですから本当は重大な事態ですよね、しかも会の信頼も損なっているわけですから。主催していた私にとっても極めて残念な出来事でした。或いはまだ他にもこの様な不手際が実はあったのかもしれませんね。

  2007.01.31

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• あなたの物語を

  あなたの物語を昨日から幾らか冷え込んできました。これが今の時期の気候なんでしょうが、温暖化の精でしょうかおかしな気象現象が続きます。自然の営みが崩れるということは当然私どもの日常生活に支障をきたす、変化が悪影響を及ぼす事に他なりません。オーバーな言い方をすれば、この自然の中でこそ作るあげられてきた私どもの心のあり方、精神文化と言ってもいいのでしょうか、これこそも変化を余儀なくされるということになるでしょう。でも、そうは言っても人間の精神や肉体は様々なあり方があり、一人ひとり異なるものです。つまりひと括りにして語れるものではありません。私は私のあり方、妻は妻のあり方、あなたはあなたのあり方の筈なんです。私があなたと全く同じようなあり方では決してありませんし、逆にあなたが私のあり方が一緒である訳がありません。たとえ真似たとしても、悔しいかな私はあなたにはなれないものです。今はそうでもありませんが若い頃は人と肉体的にも精神的にも、むしろ情緒的と言った方が正しいかもしれませんが、違う事が苦しみや悩みとなって襲っていたものです。でも年月を経た今、違って当たり前という心境に到達する事が漸く出来ました、というかそんなものだと自分に言い聞かせるうちにある意味、半強制的に仕向けたといったほうが正しいでしょうか。どうにもならないことを懸命に悩みぬいて、苦しむ事が解決に結ぶ着くのかどうか、そんな事で葛藤を繰り返すうちに自分に忠実に、しかも正しく生きる事にこそ勝ちがある、価値があると思い始めました。多くの悩みが人間を強くする、知らないことを知る、人の悩みにも同調や理解ができる、経験上そんな事も当然ありますが、一種の開き直りかもしれませんが、「わたしの物語」を作る事に致しました。私の人生ですから。他人の目や差を気にする余り、個性が伸びなかったり、遠慮があったり、ジレンマが生じたり、悔しさがよぎったり。でも、勝手をすることではありませんよね。一人よがりな生き方ではいけませんよね。自分のあり方を生かしながら、人々の事にも充分配慮をし、その中での自分の存在価値を認め生かしていく事でしょうか。私はわたしでいいんだと、私にはわたしの物語が存在していいんだと思うことで気持ちの有り様は極端に変ってくるものです。それが個性ともなり、他人にない特長的な存在になることに間違いありません。決して、胸を張る事は必要ありません、今までのあなたはそんな人ではなかったからです。今までのあなたがそうであったように謙虚さを保ちながら、自分のあり方を認め顕在化させていくそれでいいのです。私がそれで成功しましたから、一種諦めにも似た気持ちかもしれませんが「人生負けるが勝ち」という言葉があるように全てが勝っている人間なんて探してもいるものではありません。だったら潔く負けている事から出発すると人生が開けてきますし、新たな展開が始まるものです。今日も私の物語が始まります、あなたもあなただけのあなたにしか作れない物語を作りませんか。

  2007.01.30

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• 小学生への租税教育

  小学生への租税教育今日は久しぶりに小学校の校門をくぐりました。以前と違って正門や補助門は閉ざされていて場合によっては鍵が掛かっていたりしていました。昔は学校開放とか行って子供たちのいる時間でも自由に出入りが出来たのですが昨今の諸事情で却って閉ざされた、謂わば閉鎖的な学校になってしまいました。それもこれも全て大人の仕業。なんという世の中にしてしまったのでしょうか。学齢に届かない子供たちも大勢学校の中で遊んでいたものです。また、兎小屋や小鳥の小屋を除いて見ましたが一匹たりとも動物が見当たりません。これも悲しいかな最近の事件事故、鳥インフルエンザの影響のようでした。本来は小動物に慣れ親しみ触れ合う事で情緒や思いやりを培う予定のものが頓挫してしまったのは悲しい事です。実は6年生への租税教育に行ってきました。熱心に聴いてくれる子供たちに感謝。最初は税金は要るのかの質問に殆どの子供がノーでしたがほぼ一時間のビデオや勉強が終わった時には全員が必要ですと答えてくれたのには安堵いたしました。税金のない世界がどんな世界なのか、世界中に税金のない国が存在しない事等を通じて肌身に感じてくれたのは有難い事でした。一人の子供が小学校から中学校を卒業するまでに788万円の税金が使われている事、先生や校舎、校庭、教科書も全て税金、日本は救急車を使っても無料という事・・・子供たちに真剣な眼差しが印象的でした。そんな子供の理解を裏切らないためには公平公正な税徴収のあり方、無駄を省き、効率的な使い方に徹して欲しいものです。その為に国会議員や地方議員がいるわけですから、しっかりと税に使い方を監視し、使われた結果を検証して欲しいものです。出来るだけ税金は払いたくないもの。でも必要なものは国民も分かっているわけですから大事に慎重に使って欲しいものです。子供たちがしっかり勉強したわけですから、大人が裏切る事のない様ににしなくてはいけませんね。

  2007.01.29

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• 利益と恩恵、どっちが大事

  利益と恩恵、どっちが大事自分がしてあげた事、例えば子供にはこんなに沢山の事をしてあげた、大学にも通わせた、贅沢もさせて上げた、妻にもこんなに多くのプレゼントをした、地域にもこんなに沢山の寄付をした、お世話もした・・・こんな事は良く覚えているものです。あれもした、これもした・・・。一番分かりやすいのは貸した金はいつまでも忘れないが借りた金はいつまでも覚えているもの。また自分の施しで得られた結果も不思議と忘れないもの。お金を寄付して得たもの、労力を提供したから得られた見返り、物を提供したからお礼として頂いたもの・・・。それは自慢の種でもありますよね。それで社会的地位を得る人もいますし、期待もするかもしれませんし人の心まで買っているかもしれません。それが講じると結局は利益を得る事が目的になったり、妙なしかも過度な期待が走ったり、余りにも異常に胸をそらせる事にもなってしまいます。「親がこれほどお前たちの面倒を見たんだから、俺の老後くらいは見る責任があるだろう」的な発送になってしまいますよね。人間ですから、ある程度打算が働いたり、見返りを期待する側面をいた仕方ないことでしょうね。だから、その事に余り執着しないということでしょうか。逆に私どもは人から頂いた施しを良く忘れがちですよね、私などは記憶力のなさでは人後に落ちないほうですから昨日のことまですっかり忘れてしまいます。本当は他人から頂いた施しや恩恵ほど心に焼きつかせないといけないのですが。「人に施したる利益を記憶するなかれ、人より受けたる恩恵は忘るるなかれ。　　バイロン」

  2007.01.28

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• 怪我をしてこそ

  怪我をしてこそ怪我って別に体の外傷の事だけではなく、精神的にきつい思いをしてみたり残念な思いに駆られたりするものです。昔から「若いうちは苦労は買ってでもしなさい」とよく言われたものです。苦労も身になる苦労と無駄な、経験しなくても良い苦労とありますよね。その判断はある程度年齢が行かないと難しい側面もありますが、苦労が終わってみないと或いはある程度の時間が経過してみないと分からない側面もあります。でもその事を思うばかりに苦労や努力を要する事を否定的打算的に考えていると、その結末は結局は自分に跳ね返ってくるように思います。子供のかすり傷ぐらいの怪我は恐れないで努力をさせた子供、挑戦的に苦労させた子供と、危ない橋は渡らせない、怪我をしそうな事は極力避けて通る、そんな子供には大きくなったときに物事に対する行動や言動、考え方に明らかに差が出ると言われます。過保護で育つ事、或いは自発的に挑戦しようとする子供への過干渉、或いは行き過ぎた溺愛とでも言いましょうか、このことがどれだけ子供の成長を阻害しているかもしれません。大人の世界で言えば「危ない橋は渡らない」。現状にばかり拘って前進しようとしない、挑戦的な行動をしない、結果を常にしかも何もしないうちから悲観的に想像してしまう。大事な決断をすべきときにもつい鈍ってしまい機を逸してしまう。サラリーマンでもそんな上司に出くわすと最悪ですよね。「君の考えはどうだね」「君はどう思うかね」、部下の意見を尊重しているようで実は責任転嫁のネタにされる。小さい頃から竹やぶに入ったり、泥や汗まみれになったりした方は物事に詳しい事もありますが対処の仕方も良く心がけていて結論も早いものです。そして痛い思いを幾つも何回も重ねてますから人への心配りも行き届くものです。年を取ったから、引退が近いから「もうこの年になって」と諦めないで少しも怪我ぐらいは覚悟で再挑戦したいものです。健康を害してはいけませんが。「何を始めるにしても、ゼロからのスタートではない。失敗や無駄だと思われたことなどを含めて、今までの人生で学んできたことを、決して低く評価する必要はない。　　カーネルサンダース」

  2007.01.26

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• 政治家の資格

  政治家の資格以前にも孔子の言葉を頂いて政治家の資格について書いた事がありましたがあなたは人間の資格はあるの？なんて問われて言葉につまずく私が論じる事ではないかも知れませんが、それこそ２６００年前の孔子がこんな事を語ったと事実を伝える事でご勘弁を。今年は選挙の年、私どもの生活、経済、文化文明・・・全ての下支えが政治です。いいえ、場合によっては全てと言い換えても嘘ではないでしょう。表面に出てくる政治家の現状はどうでしょうか。私の存じ上げている多くの政治家は清廉潔白、役目役割を充分に発揮されていると信じています。巷で騒がれている政治家は全体から見れば僅かな人なのかもしれませんが、それにしても腐敗しきった政治家の多い事。若者が政治に関心がない、投票に行かない、その姿は政治家自らが作った政治への不信感の表れだと矢面を見つめなおす必要がありそうです。主義主張も大事、生活や社会基盤はそれで左右されますから。自由で心豊かな社会の実現に粉骨細心の努力を惜しむなく発揮する人、最も大事なのは自己保身に走らず、人の幸せの為には身を犠牲に出来る人。孔子が政治家の資格について尋ねられて。「五美を実行し、四悪を排除できれば資格が充分だ」と答えています。その五美とは？と問われて「上に立つ者は、人民に恩恵を与えてしかも国庫を乏しくしないこと。人民を使役してしかも不満を抱かせぬこと。気宇宏大であってしかも寡欲であること。泰然としていてしかも傲慢でないこと。最後に、威厳があってしかも圧迫を感じさせぬこと。この五つがそれだ。」 では、四悪とは何ですか？と問われて「社会教育をおろそかにしておきながら、いきなり法律にそむいたといって人民を処罰するやり方、これを残忍といわずに何といおう。指導もせずにいて実績をあげろと強制する、無茶としかいいようがない。はっきり命令を下さずにいながら、突如として実行を迫る、それは非道というものだ。出すべきものもケチケチ出し惜しむもったいぶったやり方、これが小役人根性である」。２６００年前ですよ、２６００年。寂しくなってしまいました、政治や政治家の腐敗は年月が経っても解決できないもの、期待することが間違っているのかと思ってしまいます。でも、周りには清貧な思いで情熱を傾けてくれる人がいます。我々の思いを自分の重いとして胸に焼き付けている人のいる事を信じなければいけません。

  2007.01.25

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  梅の開花です

  梅の開花です今日は福岡市中央区平尾にある野村望東尼さんの公園に咲く梅を見てきました。高杉晋作や平野國臣たちが匿われたところで福岡の歴史的な名所です。多分、梅の開花では福岡でも早いほうではないでしょうか。太宰府の飛び梅の花が一昨日に一輪咲いたとの報道がありましたが、ここはだいぶ咲いています。充分に梅の花の美しさを堪能できます。梅の香りに引き寄せられるとはこの事でしょうか、梅の木々が見え隠れする頃から既に漂うほの香りに吸い込まれるような気分のさえなるものです。かの唄で有名な「夜来香」は，暗闇にほのかに香り来る梅の香りの美しい表現ですが昼とて負けない「昼来香」と言っても過言ではないでしょう。梅はいち早く花を結ぶ事で生命力の象徴とも言われますが、その姿は老木にも似て長命の象徴といってもいいのではないでしょう。梅の花やその木立は決して桜に勝るものではないけれども、花持ちの長さや春の足音をいち早く伝える姿や楚々とした飾り気のない出で立ちは、日本人の姿を写しているようにも思うのですが如何でしょうか。漂う香りは、いかにも日本女性の素肌の香りを彷彿とさせますが、皆さんにはどのように感じられますでしょうか。「東風吹かば　匂いおこせよ　梅の花　主なしとて　春な忘れそ」菅原道真「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」服部嵐雪

  2007.01.23

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• 捏造のテレビ番組

  捏造のテレビ番組公器とか大器とも言われ、または第3の権力とも揶揄され何処か驕りやエリート意識が過ぎてきたのではないでしょうか。例の「あるある大辞典2」で放映された納豆の効用についてのデータの捏造。信じきってしかも全幅の信頼を置いてみている番組が、しかも最も大事な健康を取り扱った番組がとんでもないいんちき番組。視聴者の皆さんのショックはさぞかしと想像を超えていたものと思います。納豆メーカーと結託していた訳でもなさそうだし、逆にその反動による業界の混乱を目論んでいた訳でもなさそうだし、結局は視聴率稼ぎ、番組維持の只の身の保全の為に視聴者とメーカーや商社、商店が踊らされた、上手く利用したということでしょうか。何でも有りでいいんでしょうか、片方では素晴らしい言葉や情報を投げ掛けながら一方では普通の企業以下の事をしていながらそれ程の社会的な制裁や糾弾を受けることもなく。何か空々しい気がしないでもありません。考えてみると、見ている側の私どもが「本当にそうなのか、真実は何処にあるのか」、そんな事を思いつつ、只の情報ソース、問題提起をされていると思ってみるぐらいが丁度いいのかもしれません。いつの日にか、テレビなんか見なくても他の手段が出てくるでしょうから、そうなると大変な危機感の中で情報の収集や正しい発信のあり方を考えてくれるのでしょう。もうそんな時代が目前に迫っています、なぜなら、広告収入に頼っていた放送局が当てにしている広告を出す大企業が減ってきていると聞くからです。或いは今流れている今日のテレビ番組も捏造されているかも、悲しいかな。

  2007.01.23

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• 忘れられない人っていますか？

  忘れられない人っていますか？刎頚の友とか、知己とか、様々な友人知人はいますが失礼ながら大部分の方々は日常的には忘れ去ってますよね。家族は別ですよ。何物にも変え難い家族は当然忘れられない存在でなくてはいけませんよね。でも最近はむしろ兄弟や親子、或いは親戚縁者を含めた事件事故、確執、葛藤が表面化しているというのか多発状態にあります。起きた事を決して肯定するつもりはありませんが、人間そんなに悪い存在ではないと思ってますからちゃんとしっかり本来の姿に戻るものと期待しております。友人知人、そして先輩の中にはいつも脳裏から離れない、常に近くに存在する方っておられます。ですから色んな場面や状況で言葉は交わさないけど知らずに影響を受けている事って時々あります。だから、そんな忘れられない貴重な存在の方々を誰よりも多く作っておく事が世渡り上手になるコツのような気がしますが如何でしょうか。別にお会いして言葉を交わしているわけでもなく、取り立てて具体的に指示、指導をされている訳でもないのに気付いていたら自然と影響を受けている。友人の中には反面教師のような、或いは私の想像の域を飛び越えるような人もいますがそれはそれで貴重な存在だと思っております。忘れられない人の存在、それは私自身の資質や能力を高めるのに有用な方々であるばかりではなく、人生の曲がり角や重要な決断の場面で補完的に極めて大切な示唆や判断を提供して頂けるものです。恋心でもそうですよね、忘れられない人の事は興味も深いですし影響も受けやすいし、いつも片時も脳裏から離れないし。だから、今日もそんな人々との出会いを時間を惜しむことなく求めて行きたいものです。

  2007.01.22

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• 言い続ける事こそ肝要

  言い続ける事こそ肝要人の心は時として邪気で、浮気で、勝手で、気まぐれで。恐ろしいのは悪魔にだって成りえる事。妹をバラバラにするだの、母親が子供を虐待に飽き足らず惨たらしい殺し方をするだの、幼子を歩道橋の上から投げ下ろす、6階のベランダに女性を逆さ吊りして落としてしまう・・・こんな事もう人間ではありませんよね。そうでなくても、ＤＶであるとか、セクシャルハラスメントとか、日常的な引ったくりとか、親父狩りとか、枚挙に暇がありません。そういう人たちの社会復帰のお手伝いをした事がありますが、やはり小さい頃から命の尊さや人の大切さ、家族の情愛、人を愛する事の素晴らしさ、尽くす事、慈しむ事の必要性、繰り返し、繰り返し言い続ける、教え続ける事ではないでしょうか。地域の教育力がなくなった、親がちゃんと子供をしつけない、マスコミが悪いの、先生の質が伴っていない、社会が悪い、行政や政府が悪い、受験戦争が悪い、アニメが酷い・・・。でも一番悪いのはどう言っても、どういう理由があろうとも自分ですよね。日本には昔から「罪を憎んで人を憎まず」と言う言葉がありますし、「判官びいき」という言葉もありますが弱々しいから、あるいは同情の余地とか言って命を殺めた事を許す事はいけません。偶々偶発的に起こること、或いは自衛的に生じる事は別ですが。何処でも、誰でも遭遇しないとは言い切れませんが、常に自分に問いかける、言い続ける事が肝要に思います。「本当にお前はそれでいいのか」と。自戒をする、自問をする、懺悔をする。心は時として一人歩きをしたり、日常では考えられない事を思ったり考えたりもするものです。冷静になって振り帰ってみると冷や汗が滲む時もしばしばです。

  2007.01.19

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• 幸せは何処に

  幸せは何処に幸せになりたい、そんな思いは誰しも持ち合わせているもの。不幸せになりたいなんて凡そ誰も願ってはいないでしょう。幸せの実現にはこれといった方法とか近道とかは存在しませんよね。というか複合的に様々な要因が重なり合って初めて実現できるもののような気が致します。あるなら世の中の人々が不幸で苦しむ事もありませんし、今のような社会情勢なんて存在するわけがありません。生まれたこの方、不幸と感じた事のない人、片や生まれて以来幸福感に満ち溢れている方、人生途上から不幸のどん底に落ち込んだ人、或いは途中から幸せの世界に足を踏み入れた方、人生千変万化、幸不幸の波が行ったり来たりする方。思いますと不幸と思う心の幅を出来るだけ小さく、幸せと思う心の幅を出来るだけ大きくする事が一番の早道のような気が致します。あの人が感じる幸せが私も同じように感じる幸せではありませんよね。私にとっては決して幸せと感じない事かもしれません。あの人が不幸と思って苦しんでいる事が私にとって不幸ではないかもしれません。むしろ私にとっては当然でむしろ幸せをもたらす一過性の状況かも知れません。幸せの扉は自分で開くもの、他人が作った幸せへの便乗は不安定で先行き不透明なものです。幸せの女神の前髪は努力して手を差し伸べる方への切符です、小さな喜び、小さな感激、ささやかな幸せ、他人の喜びを自分の喜びとして心をなびかせる事のできる方、そんな方にこそ幸せが頬ずりをし、足音を忍ばせて来るのではないでしょうか。幸せの絶頂感、そんなものいつまで続くか分からないもの。であれば少しでもいいから、ささやかでもいいから、目の前の小さなことにも幸せを感じる心のあり方や積み重ねこそ最良にして最大の幸せを掴む方法かもしれません。心身の健康と、少しばかりの金銭と屈託のない笑顔、人の幸せや喜びを優先してあげる度量と人に尽くす事を厭わず、さりげなく捧げる愛情と心を開く器量。それなら、私にも出来そうです。家族の明日の為、起業のいやさかの為、社会の安寧の為。何よりも小さな幸せでもいいから私の傍らに寄り添ってくれるなら。努力は厭いません。「未来を予測する最もよい方法は、未来を創り出すことである。　　デニスガボール」「世の中には幸福も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ。　　シェークスピア」「幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、これが幸福への一番の近道である。　　トルストイ」

  2007.01.18

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• 間違われたコートとマフラー、でも

  間違われたコートとマフラー、でも昨夜は博多区のホテルで開催された福岡の経済界の方々のパーティーに参加してきました。私の入会が27年目位でしょうか。例会出席回数はほぼ６４０回位になると思われます。ですからお見えになられる方々のお顔は殆ど存じ上げてますしご様子を拝見すると体調万全、健康そのものなのか、そうでないのかもほぼ想像できる位に付き合いが深まってきました。もうそこまで来ると、会って笑顔を交わすだけで既にコミュニケーションが始まっているものです。有難いものですよね、皆さんとお会いして杯を傾けて、お話をさせて頂いて。色んな苦しい思いや葛藤も物の見事に吹き飛んでしまいます。話す内容は当然前向きで明るくて、人の懐に手を突っ込むような会話は決して致しません。私の苦しい胸のうちなんて打ち明ける必要なんてないのです。尊敬できる方々との逢瀬とはそんなものなのでしょう。物事の解決の糸口なんてそんなところから私自身が汲み取る必要がありますよね。昨夜は実は会場出口にある筈の私のコートとマフラーがありません。若干遅刻をしましたので私の物は当然端っこに置かれていたのですが。最後までいても一着も残りはしませんでした。ということは着て来られてない方が私の物を着て帰られた事になります。当然、中洲の行き帰りは背広だけになってしまいました。でも私自身はそれは平然としたものです。今朝11時ごろ事務局から連絡が入り、「色柄が自分の物とつい似てたので＊＊＊＊さんが間違って着て帰られてたそうです」の一報。「天神の事務局に届けられるようですのでついでの折に」。間違った本人が私の会社まで届けるのが本筋でしょうの声もありますが、恥ずかしいですよね。それと名簿の生年月日を拝見したら８０歳。ま、それで充分でしょう。でも、考え方によっては８０歳のその方と私の新しい関係が始まります。より親しい先輩が一人増えた事にもなるのです。ホテルの管理がいけないのだの、着ていかれた本人を責める事も必要はありません。なぜなら、人間何処で新しい関係が芽生えるかもしれませんし、無くなったとしてもそれはそれで私の側から離れる運命のあったのかもしれません。寒い夜の中洲に出かけるのに幾らか寒い思いは致しましたが暖かい人間関係が醸成されるならこれも良し、そんな思いでしょうか。

  2007.01.17

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• それぞれの舞台

  それぞれの舞台人にはそれぞれの持ち味とか、特性、特長があるものです。でも、自分の長所短所といっても比較するものがないと顕著に気付くこともありませんよね。長所は文字通り長所であったり、短所であったりしますが逆に長所と思っていたところが実は短所であったりもしますし、短所と思っていたことが実は大変な長所であることも。自分では明るくて楽天家で付き合い上手と思っていても、実は心底、付き合える友人がなかなか出来ない、そんな人っていますよね。実は余りの明るさで軽く見られて信用が勝ち取れない、笑いを取っている様だけどもつい軽口を叩くために今一心がつながらない。大事な話は自分にはしてくれない。つい話そうものなら笑い飛ばされてみたり、冗談のネタや雑談の魚にされてみたり、尾ひれをつけて吹聴するから。物静かで大人しくて、口が重くて如何にも人付き合いが苦手そうで、人前に出るのが嫌い。でも物事には真剣に取り組むし、約束は守る。一旦短所に見えるこんな人柄も、一歩進んで人付き合いを経験してみると、仲間の信用を勝ち取り、何事においても控えめだけれども真面目に努め上げるものです。深い人間関係を構築できるのもこんな方に多いようです。できれば子供時代から色んな経験をさせることはその子の特長を見るのにいい機会でもあり、子供自身も自分の持ち味を早く自覚するかも知れませんね。短所も長所にする術も早く発見するかも。私もそうですが小さい頃の学芸会へ登場した自分の姿、運動会の勇姿、地域行事で活躍した思い出はいつまででも強烈に覚えていますし人生においてその姿に励まされ自分を叱咤激励する事も多いものです。それぞれの人間がそれぞれの舞台で生き生きと生きられる世界、ＳＭＡＰの歌にもありますように「オンリーワン」の世界が開けてくると嬉しいものです。それは会社の中だけでもいいし地域でもいいし、学校でもいいし。果たして、私の舞台は何処に存在するのでしょうか。そんな思いで日常を過ごすと楽しみが増えそうです。

  2007.01.15

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• 驕るな、高ぶるな、胸を張るな！！

  驕るな、高ぶるな、胸を張るな！！会社で言えばつい業績が良かったり、学生や生徒で言えばつい成績が良すぎたり、社会で言えばついつい、或いはたまたま、或いは偶然に起こった出来事が、人よりも優れていたり勝っていたりすると有頂天になりがちなもの。足元を救われたり、自分を過信しすぎたり、人を見下したり。一時的な喜びを決して否定するものでもなくむしろ喜びを素直に表現できる事の素晴らしさを賞賛するほうだけれども、そんな時ほど人生の落とし穴は潜んでいるもの。一時的な糠喜びで財産を失った人、過剰な自信の為に人間関係を壊してしまった友人。こんなときほど、その余勢を駆って一層の努力を重ねる人、そんな人が人生の極みを味わっている様に感じます。自分の足元を見ることを忘れ、実力の程を見失い、未熟さの部分を見落とし、事の顛末をしっかり見つめる事をしなかった人、砂上の楼閣に足を踏み入れる手前で目の覚めない人。一時の享楽に興じた平家が短命に終わった歴史が証明してくれる、「驕る平家、久しからずや」。事業が順調なときほど危険が潜む。世の中黒字倒産の多い事、「好事、魔多し」いい事がつづく時ほど、物事に真剣にしかも心のあり方や今後の対応を考える必要がある。そう、有頂天にはなってはおられない、つい人の賞賛や褒め言葉に乗せられて雲の上まで登ってはいけない。丁度山の中腹ぐらいにしておかないと結局は足元をすくわれるか、或いは先にあるのは谷底への下り坂しか待ってはいない。自分を戒めつつ、戒めつつ。

  2007.01.14

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• 人間こそ悪魔になれる

  人間こそ悪魔になれる可愛さ余って憎さ百倍とか、愛が憎しみに変るとか言いますが最近の報道を聞いているととっくにそんな事を通り過ぎてこれは悪魔になった人間の仕業かと疑ってしまいます。人間はここまで残忍に、しかも悪魔になれるんですよね。動物の世界や自然界を眺めてみてもそこまで酷い目を覆うような惨状ってありますでしょうか。先日から報道されている妹殺しの事件、どうしてそこまでと我が耳を疑うばかりです。母が子を虐待するばかりではなく殺してしまう、子が母を殴り殺してしまう、自分の子を殺しただけではなく隣の子にまで手に掛けてしまう・・・。自然界の残酷さなど人間のそれに比べれば小さいものに見えて仕方ありません、本当はそうであってはいけないのですが。人間には常識の範囲内とか、止むを得ないとか、許せはしなくても仕方がない範囲があるものです。最近の事件やトラブルはまさしく人間ではないかのような仕業が頻発しています。悲しいかな人間だからこそ悪魔になれるのでしょうか。人間は感情の動物といいます。ということは感情によっては人間でない、悪魔でも有り得るという事でしょう。昔から残虐非道という言葉も存在しますし、尊属殺人も昔からの言葉です、しかし今時の殺人事件は残虐を通り越し、尊属なんか存在するのか、或いは災いしているのではと思わずにはおれません。戦争や紛争時にはよくあった事も耳にしますがこれとて殺すか殺されるか、しかも裏には民族や宗教、政争、経済・・・それなりに許せはしませんがある程度止むを得なかったり事情が存在するものです。最近のそれは同情の予知もない、どんなに理解しようと勤めても理解できない、これが人間のすることかと寸分の同情も有り得ない。ましてや血縁とか親子とか兄弟とか何なんだろうと思案に暮れてしまいます。悲しいかな、人間は一歩間違えば悪魔にもなるということを考えつつ日常を過ごさねばならないのでしょうか。一つ屋根の下で暮らす親子や家族、友人がまさかそんな事は有り得ないと否定しつつも現実の姿を突きつけられ、見せ付けられると人間の情愛とはなんなのだろうと深い悲しみに包まれてしまいます。でも、心は温かく優しく通い合うものだと信じる事こそ救われるようにも思います。日頃の言動の中にも相手の心に土足で踏み入る事のないように、しかも相手を許してあげる寛容の気持ちや慈愛の思いを忘れない事のようにも思います。難しい事ですが、日頃からそんな事への願いや思いを募らせつつお互いの心を見つめ合いたいものです。

  2007.01.06

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• 意識を失った1月21日

  意識を失った1月21日もう７～８年になったでしょうか。まさか自分が意識を失うとか想像もできない事でした。今思うとやはりストレスとか、精神的な苦痛とかから解き放たれた瞬間に時としてそんな事があると聞いてますので、私自身が体験したということでしょうか。それは、前年の11月に行われた福岡での青年経営者の全国大会の東京本部への報告の帰りの飛行機の中でした。その準備に約2年間は要したでしょう。福岡での実行委員長を拝命して地元福岡での会議や諸準備、月に一回程度の東京本部での打ち合わせ、根回しや会場との打ち合わせ、エキシカーション、それは気の抜けない大変な内容でした。当時の私自身はそんなにストレスを感じていたわけでもありません。どちらかというと規模は違うけど日常的にこなしている色んなお世話と比べてそんなに負担になるようなことではなかったのです。全国から集まる2500名の登録から式典、懇親会、宿泊・・・、行政出先機関や県知事、市長をはじめ多くのご来賓の出席依頼から当日の接待・・・今思うと良くもこなしたものだと思うほど凄い計画だった事は事実です。総勢100人ぐらいのスタッフでの準備でした。その結果や収支の報告に出かけたのが1月21日の朝、昼から東京本部の多くの役員を前に無事報告を終え、羽田から飛行機になったのが7時過ぎだったでしょうか。何となく、気分が優れないような、でも気を失う事態が発生するなんて想像もできませんでした。丁度一時間を経過したところでした。少しづつ少しづつ気分が悪くなるのを自覚していました。座席で気分を悪くすると隣のお客に迷惑を掛けてしまうと咄嗟に思った私は最後尾まで何とか歩くことは出来ましたが、倒れ掛かりながら確か右手で壁を抑えてまでは記憶してますが、その後全く記憶のない、気を失った事態を経験する事になってしまいました。気がついたときには、スチュワーデスと多分最後尾に座られた女性乗客の方が「お客さん、お客さ～ん」と｣呼んでいるかすかな声で我を取り戻しました。右足の膝の痛みをその後も感じましたので多分崩れ落ちたときに膝をついたのでしょう。促されて座ったスチュワーデス用のイスで頂いた飴で少しづつも戻る意識を感じたものでした。数分間、そこに座って完全に意識を取り戻した私はお礼もそこそこに自分の席へと戻ってきたものでした。果たして時間的にはどのぐらいだったのか、なぜそんな事になってしまったのかの本当のところは未だにわからないけど、おおよそ勝手に解釈するにはストレスや、それから開放された事によるものではなかったのでしょうか。悔やまれるのはその時の介護をしてくれたスチュワーデスの方と女性乗客の方に充分なお礼もいえなかったこと。そんなときこそ、落ち着いてしっかりお礼を言うべきだったんですけどね。場所によっては命を失っていたかも知れないし。毎年この頃になると脳裏をよぎります。

  2007.01.03

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• 我と共にあり・・「千の風になって」

  我と共にあり・・「千の風になって」お正月に、新年にこんな事を書くとお叱りを請うでしょうか。でもお正月だからこそ、相応しいと私流の勝手な思い込みで書く事にお許し下さいませ。31日の大晦日の紅白歌合戦、全て見ていた訳ではありませんが偶々偶然にテレビを見たときに引き付けられた歌がありました。それは秋川雅史さんが歌っていた「千の風になって」。作詞は日本の方のようですが曲は9月11日のアメリカテロの追悼で歌われたものと聞きました、間違っていたらごめんなさい。ま、それだけに素晴らしい、心打つ曲であることには間違いはないようです。私は日頃から「私の守護霊は母方の祖父」といって憚りませんが、いつも見守って頂いている、側にいてくれていると信じています。そう思っていると不思議な事が起こるんです。別に祖父が手を差し伸べているとかそんな事は全く思っていないんですよ。ですから物事が上手く行ったら「お陰さまで」、上手く行かなければ「他にいい道、いいやり方が存在している事を示唆してくれている。後悔する事はない、次に備えればいい」と思うことにしています。大事な事を控えているときは「見守っていてください」。私も最愛の方々はお墓に眠ってなんかはおられないと思ってますし、皆さんを見守るために一生懸命なんだと思っているんです。そう思うことによって、私は祖父がいつも私と共にあると思う事によりつながりを深く感じると共に日常的に側におられることに心の安寧と勇気を与えて頂けます。「千の風になって」「私のお墓の前で　泣かないでくださいそこに私はいません　眠ってなんかいません千の風に千の風になってあの大きな空を吹きわたっています秋には光になって　畑にふりそそぐ冬はダイヤのように　きらめく雪になる朝は鳥になって　あなたを目覚めさせる夜は星になって　あなたを見守る 私のお墓の前で　泣かないでくださいそこに私はいません　死んでなんかいません・・・」

  2007.01.02

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• 幸福の扉、開ける？閉じる？無視する？

  幸福の扉、開ける？閉じる？無視する？「幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、これが幸福への一番の近道である。　　　　　　　　　　　　　トルストイ」新しい年が明けました。不思議なものです、只大晦日から元旦になっただけで、本当は日常と変らない夜明けの筈なのに。自然界のリズムも、人間の体や心のリズムや体内時計もそれに呼応するかのように周期で動く様に出来ています。人間の知恵なんでしょう、感動や感激、驚きや納得、変化のない生活の中に区切りをつける事で、活力や勇気を積み増していく事を気付いたのかも知れませんね。昨年も様々な事に遭遇しました。皆さんもそうだったと思います。家庭、会社、地域、人間関係、お金、物・・・数えたら切がありませんが眠れないような事、胸が小躍りするような事、嬉し涙や、悔しい涙、挫折、憔悴、葛藤、充実感、幸福感、悲壮感・・・。でも、新しい扉が開かれました。昨日までの事は今日からの為に与えられたものだった事、今日からの出来事は昨日までの出来事の捕らえ方で大きく変化する事、悩む事は決して不幸の始まりではなく、幸福を求める心の胎動である事、苦しみは奈落の底へ落ちる事ではなく、明るい未来を求める陣痛である事。私もそうですが悩む事、苦しむ事を恐れることなく、果敢に挑戦していきましょう。先には幸福の扉があることを信じて。その扉を自ら開くのか、自ら否定し、存在を無視し、閉ざしてしまうのか、或いは幸福の扉の存在さえ、否定し、無視するのか。そうです、私は今日からそんな志を持つ事を自分に誓いました。だって、幸福なんてそのようにして掴み取るものだから。また、自力で掴み取る幸せほど真の幸福であり、持続し、深くまた周りをも幸せに導きます。今年が皆さんと共に幸福感や充実感に満たされる一年でありたいと思います。

  2007.01.01

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• 素晴らしい来年の為に。

  素晴らしい来年の為に。今年も紆余曲折、波乱万丈、艱難辛苦、喜怒哀楽。様々な経験を致しました。そして異常とも思える情報の洪水の中で今にも溺れそうな状況を体験してきました。人間社会の悲劇を垣間見ているような、人類の行く末さえ案じたくなるような心塞ぐ毎日でした。自然社会はどうなるのだろうか、人間が快適に住める地球は果たして存続するのでしょうか、そんな危惧さえ感じたのは私だけではないでしょう。案ずるよりも生むが安しとも、時が解決するとも言います。今年の事、もう思い煩う事を止めました。眼前に迫る希望の新年が待っていますから、もう過去の煩わしい、忌まわしい、悔しい、涙の思い出は葬り去る事に致しました。だって、今年のあらゆる体験や事象は確かに私の心の中に立派に取り込んでしまいましたし、全てが血になり肉になり、全てが私自身になってしまいました。だから、明日からは新しい夢や希望、目的の実現の為にのみ腐心をする事ができます。そんな心にこそ、幸運の女神は優しく微笑みながら駆け寄ってきてくれます、もうそこまで幸せの足音が聞こえているようにも思えるのです。幸せを希う心のあり方や具現化する行動のあり方が、明日からの私の姿でありたいものです。「一日を終えたらその日とは手を切りなさい。明日は新しい日だ。明日をうまく始めなさい。　　　　　　ラルフエマーソン」

  2006.12.31

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• お陰さまで、幸せで健康な日々を！！

  お陰さまで、幸せで健康な日々を！！今年2006年も今日一日を残すのみとなりました。皆さんにとってのこの一年はどんな年でしたか。私自身は幸せな日々を頂きしかもすこぶる健康な一年だったと振り返っています。近くに住む家族、親族が約10名。二人目の孫にも恵まれ母の手術入院などや風邪を引いたり程度の事はありましたが今ではみんなが健康で夫々の立場で頑張ってくれました。幸せの原点は家族であり揺らぐ私の心を常に支えてくれたのは家族。家族に恵まれたからこそ今の私の存在があることは私自身が最もわかっており、有難いものです。家族の幸せの為には私が率先垂範、頑張らねばいけません、決してそれが負担になったりプレッシャーにならないように。その為により一層の精進が求められます。私の生涯を通しての大事業は会社の経営。ここ数年はお客様や社員の頑張り、仕入先や下請け先の皆様の大変な努力で大過なく推移をしてきております。ここ6年ほどで業績は倍近くまで成長してきました。今年は億を遥かに越す設備の拡充も行い、近い将来の事業承継に向けて確実な磐石の態勢を確立するための模索が始まりました。一旦緩急あっても揺るがない体制、お客様の為の企業造りそれが当面の私の課題です。オーバーに言えば命を賭けているといっても過言ではない程の事として自分では捉えています。私造りの為に心がけていること、それは若い方、お年を召した方、女性、男性、分け隔てなく多くの方々にお会いもしてますがお世話に努めてきました。お会いする事が私作りに資することではなく自分の身の置き方が大切だと理解しています。自分の心を開いてお付き合いをする事、つまり胸襟を開く事の大切さを学びました。この一年だけでも数え切れないほどの新しい方々とも出会いがありましたがその一つ一つの大切さを噛み締めながら心のふれあいの素晴らしさや新たな人間発見の一年でした。これからの私の役割の一つに出会いの場をより発展的に積極的に作っていきたいと思ってます。私がここまで来れたのは素晴らしい方々との出会いがあったからこそですので。社会参加や社会貢献、そうですね。今まででも様々な事をしてきました。犯罪者の更正保護の事やＰＴＡ、世界的なボランティア団体での活動、ある国の友好協会の設立や役員、業界団体、地域商店街、神社の世話人、故郷の会の会長、県人会の役員、経済団体の役員・・・多分数え切れないと思います。このことで経済的な恩恵をこうむる事はありませんが自分の力と労力、時間が幾らかでも社会の為にお役に立てればとの思いです。多くの知己を得、多くの学びがありました。打算的な理由を三つ挙げますね。一つは父親との生活の経験のない私の父親探し、母親と始めて会ったのが7歳でしたから親子の係わりや家庭のあり方の勉強。二つ目は実は18歳までは生活保護を頂き高校時代は育英奨学資金のお世話にならねば生活の出来ない、おぼつかない日々でした。私が社会に迷惑をお掛けした分は倍にしてもお返しをしなくてはというそんな思いです。三つ目は極めて打算だと言われそうですが、自分作りの場なんです。身勝手で利己的で笑顔を知らず、人を幸せにする術を知らず、我が心を開く事がどんなに素晴らしい人生に結びつくかを教えてくれる修練の場と認識したんです。家内から「あなたがどうしてそこまでしないといけないの」なんてよく言われたものです。でも私には信念がありましたから。まさしく一期一会、人と人とが切磋琢磨することの素晴らしさでしょうか。でも苦労、苦痛、誹謗中傷もあったりするんですよ。幸せは自分の為だけではありませんよね、「幸せのおすそ分け」。人の幸せもおすそ分けして頂けます。そんな気持ちのあり方や心の広さが幸せを膨らませるのでしょうか。来年もそんな事を思いつつ。そして皆様に感謝！！

  2006.12.31

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• 愛する事から始めませんか

  愛する事から始めませんか私もそうですが、つい自分は人から好かれてる人間だろうかとか、彼女は自分を愛してくれているだろうかとか、家族は私を愛してくれているだろうか、社員は私の事をどう思っているのだろうかとか人の気持ちの詮索につい走り勝ちなもの。子供の頃を思い起こすと、叱られる原因を作った自分のことはさておいて「こんな厳しい叱り方をする親は若しかすると本当の親ではないのではないか、私を子供として愛していないのでは？」と独りよがりな思いで親を見ていたものです。実は逆で、自分が相手をどれだけ愛しているのか、どれだけ好きなのか、家族を本当に愛しているのか、社員の為にどれだけ努力をしているのか、その事が実は大事な事なんですね。こんな言葉を偶然見つけました。魅力的な人には愛があります。愛はすべての人が求めているものです。「社長業とは、すべての社員を愛すること」と言った人がいますが、まさに魅力的な社長とは、社員を愛する社長です。魅力的な先生とは生徒を愛する先生、魅力的な親とは子どもをこよなく愛する親です。魅力は愛から生まれます。そうですよね、人を純粋に愛する事のできる方の目は輝いていますし表情が綺麗で美しいものです。愛される事をのみ、考えている人の心は何処か澱んでいて、企みがあって、下心が蠢めいていて、利己的で、猜疑心を感じてしかも永遠の人間関係の醸成も難しいものです。今年の大晦日を間近かに控え、貪欲に自分の利益追求にのみ奔走した一年は綺麗さっぱりとかなぐり捨てて、何処かで覚えた「人には寛大で、己には厳しく、腹は立てず、心は丸く、気は長～く」を心に秘めて希望の新年に備えたいものです。いま、一つ「愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ。 ヘルマン・ヘッセ」

  2006.12.29

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• 突然の花束に感激

  突然の花束に感激昨夜は会社の忘年会を致しました。一人だけどうしても出席が叶わず、後は全員が出席。今時は、忘年会や新年会等の会社ぐるみの飲み会が敬遠をされる中で忙しい年末の仕事を調整してくれて嬉しい話でした。連日連夜、日曜祭日無しで頑張ってますので非常に貴重な時間でしたが。私も会社勤め時代は飲み会は余り好きではありませんでしたが、今、振り返ると大切な機会を失っていたようにも思います。一番に心を開く時間でもありますし、飲食、寝食を共にする事は非常に貴重な事であり、信頼につながる事でもあります。余り自分のことをしゃべり過ぎて後悔する事もないではありませんが。実は思いがけず大きな花束と社員からのメッセージを頂きました。先に到着し席についてましたら、徐に花束を抱える社員が入ってきます。何かあるのかなとは思いましたがまさか私へのものとは想像もしていませんでした。「これからも元気で頑張ってください」の言葉にはつい、ほろっとしてしまいました。でも嬉し涙は流しません、できれば気丈でまだまだ気力充実した社長として毅然としていたいから。でも、一目につかないところではつい・・・さあ、今日からまた、頑張らねば。年末休みとか、お正月とか言ってはおれません。私が休みのうちにすべき事、それは既に決めています。のんびりなんかしてはおれません。会社や団体や、社会活動・・・私をまだ、必要としているようですから。

  2006.12.28

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• 誕生祝を！！、キーボードに心を。

  誕生祝を！！、キーボードに心を。去る12月21日に？才の誕生日を、迎えました。ハンドルネームの後ろに０９１８とつけてますので中にはそれが私の誕生日と思われてる方もおられましたが12月21日が、表向きの誕生日でした。それは戸籍上と言い換えたほうがいいかもしれません。誕生日が二つあるなんて不思議な話なんですが、事実私には12月21日と9月18日の二つの誕生日があります。9月18日は本当に母の体から生まれ出でた日。12月21日は役場に届け出た日、つまり戸籍上の誕生日。何か年齢がばれてしまいそうですが、生きるか死ぬかの境目にあったようで、やっと生きる目処がついたということらしいです。今日はその話ではなく12月21日は誕生祝のＦＡＸが1通、毎年彼はＢ４一枚にメッセージを書いて朝早く送ってくれます。言葉で言って頂いた回りや家族を別にしてメールで頂いたメッセージが200通ぐらいありましたでしょうか。この日は朝からＰＣから離れられない嬉しい悲鳴の一日でした。これもネット社会の有難さでしょうか、ネットにも功罪がありますがこんな素晴らしい使い方やコミュニケーションの仕方をみんなで上手く学びたいものです。会話や音、表情だけでしか取れなかったコミュニケーションに新たにキーボードに心を吹き込む方法が出現しました。この方法が日常生活に上手く馴染んで、修練されるまではまだ時間を要する事でしょうが、それは使う方々や提供する側が社会基盤として有用なものとしてしっかり認識をする事でしょうか。大事に大事に育っていって欲しいものです。いずれにしても、メッセを頂きました方々へは、漏れることなくお返事は差し上げたつもりですが若し失礼がありましたら、ご容赦くださいませ。

  2006.12.27

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• 小さ過ぎた私のハート

  小さ過ぎた私のハート１２月２４日に行われた有馬記念の競馬。競馬ファンならずとも感動されたのではなかったでしょうか。終始テレビで競馬を見ることのない私もディープインパクトの走りに魅了されてしまいました。競走馬の美しさを改めて再認識したような気も致します。２５日には競走馬としての生涯を閉じ、種牡馬としてのスタートもために北海道へ旅たっていきました。まだ走れるのにという私ども素人の思いとは別に、動物としての生き方をそこに学びましたし感動の７冠達成をした競走馬に掛ける周囲や関係者の並々ならぬ諸々の期待を感じました。人間社会の余生の送り方ととりわけ競走馬の世界の引退のあり方、まさしく選ばれたもののみが種の保存に係わるというあり方に凡人としては寂しくもあり、悔しくもあり、やがて人間の種のあり方にもこんな動きが出ては来ないかと危惧するのは私だけでしょうか。私が競馬中継のテレビを見ていて一番拝見したかったのは実はオーナーの姿でした。走り終えたディープインパクトの側に駆け寄るオーナーの姿は極めて印象的なものでした。こんな記事がありました。金子真人オーナー（６１）は薬物問題で失格となった凱旋門賞についても初めて口を開いた。「あそこは我慢のしどころだと思った。これまでいいことがあったんだし、（ほかの）人のせいにしたらいかん、と。オーナーの不徳の致すところ、それをのみ込んでいこうと思った」。「今の気持ちは、ふぬけになったような、悲しいような、寂しいような。でも、あと１年間走りを見守るには、私のハートは小さすぎた」。快挙を成し遂げたばかりの方の発言にしては心中、複雑な思いを抱えながらの発言だったのでしょう。「私のハートは小さすぎた」、決してそんな事はなかったと思います。夫々が抱える苦悩や問題、障壁は乗り越えるには大きすぎる事があるものです。私とっては私なりのハードルの高さがあり、オーナーには私どもが想像し得ない高さのハードル、つまり競馬界、ファン、馬主としての立場、国際的な関係・・・。素人として推し量る術を持ち合わせてはいませんが、最善最良の判断をなされたのではないでしょうか。それをご自分のハートは小さすぎたの発言を持って全てを包含した形で終止符を打とうとされる懐の深さ、寛大さ、まさしく心の広さを感じずにはおれませんでした。人間、自分は大きく見せたいもの、器量だって度量だって、社会的地位やステイタスまで。でも人の懐の深さこそ、人生最大の決断を求められるときにこそ表面化するように思います。私の様な小心者は堪えず、自分を大きく見せる事にのみ終始して。

  2006.12.26

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• １３５歩のマーチ

  １３５歩のマーチ足の短い私のことですから１３５歩。多分股下の長い最近の方々は若しかすると１２５歩ぐらいで済むのかもしれません。今朝も福岡市中央区の大濠公園を朝7時から歩き始めました。もう時間の精でしょうか、いつものジョギングやウォキングの方々は幾らか少なめ、変りに中学生の地域のソフトボールチームの子供たちが時間を追う毎に、大変な数で集まってきました。当然、チームを指導されている方、応援の両親。朝早くから華やいだ子供たちの声はこちらの気持ちまで明るくしてくれます。いつもこの時期は、駅伝やマラソンの練習やらで子供たちや大人で賑わいを見せてくれる大濠公園です。いいえ、その話ではなかったんです。大濠公園のジョギングのコースは丁度２キロ、うまい事出来ているものです。周回で１里を歩くことになります。そのコースが１００m毎に区切りがつけられてますが、回る度にしかも何回か１００mを何歩で歩くのかを計っています。通常は殆ど間違いなく１３５歩、狂っても１歩か２歩です。今日は体調が思わしくないとか、塞ぎ込んでいるときは少ないときで１３０歩、１３２前後ということでしょうか。不思議なものです。体はやはり嘘はつかないものですね。夕べは飲みすぎたとか、疲れ気味だとか、風邪気味などの体調不良、精神的に塞ぎ込んでたり、心配事や悩み、どうしても解決を急がれる事を抱えているとか、そんな影響が確実に歩幅に出る事を経験しています。皆さんは或いはそんな事はないのかもしれませんが、これが私のバイオリズムみたいなものなのかも知れません。だから歩き始めて２００mぐらいを過ぎた頃から、つまり体が慣れてから徐に計る事にしています。今日の自分のリズムやペースが掴めるといいですね。こんな言葉が。「人生のコースには人それぞれのペースというものがある。自分のペースに合わせて、息切れず、疲れすぎをせず、ゆうゆうと歩を進めて、とにかくその行き着くところまで、立派に行き着けばよろしいのだ」　 石坂泰三

  2006.12.23

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• お父さんはサンタの代わり？

  お父さんはサンタの代わり？今夜はサンタのおじさんからプレゼントが貰えると信じている興奮状態の子供が中々寝付かない。フトンには入ったけどもそもそといつまでも目を開けている。或いは枕元にプレゼントを置いた途端に子供が飛び起きた。実はいつ来るかいつ来るかでじっと我慢の子であったわけです。「早く寝なさい、サンタさんは寝ない子にはプレゼントを上げないらしいよ」なんて言って強制的に寝かしつけた記憶があります。枕元に赤い靴下をわざと二つ並べたわが子を愛おしく眺めたのはいつの日だったでしょうか。子供たちの無垢な思いを何処まで持続させる事が出来るのか、悩んだ時期もあったものです。また、いつの日にか実は「サンタは親だよ」と教えたわけでもないが、それとなく知った子供の姿にいよいよ、成長の加速が始まるかと安堵をしたのも記憶に久しいものです。子供だって賢いもの、親に知っている事を正面切っては中々言わないものです。そして、親のそんな姿を知った事で幾らかの安らぎやつながっている親子の関係を子供心に感じるものです。その付近が親子の情愛というか、思いやりというか、阿吽の呼吸でしょうか。そんなところに子供の成長を垣間見るものです。サンタさんがお父さん、お母さんに変る時、ここから新たな父と子、母と子の大人としての関係が始まるような気がします。父と共に過ごせなかった私の生涯は果たしてその役割を誰が担ったのでしょうか。まもなく近づくクリスマスをそんな観点から考えると親と子の素晴らしさや大切さを痛感せずにはおられません。メリークリスマス！！子供たちが胸ときめかすそんな日でありますように。

  2006.12.22

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