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NAVY YARD (ネイビーヤード) 2010年 03月号 [雑誌] 今号の第一特集は開戦当初から活躍していた第二航空戦隊の航空母艦、「蒼龍、飛龍」。 3人のモデラーさんの作例を丁寧に紹介してある。 姉妹艦の違いが良くわかる。素人目には艦橋が左右対称に見えて、なんだかほほえましいw。 第二特集は1/350キットの特集。 巡洋艦「矢矧」を神様モデラー矢萩さんが作るという心憎い演出(?)もあり、ダイオラマなんかもあって見所満載(ジオラマとは言いわないのね)。 普段1/700を見慣れていると1/350はものすごく細かく作ってあるように思える。矢萩さんは相変わらずすごいけど、他のモデラーさんの作品も凄みがあるというか、とにかくスゲーぞ。 相曽氏の記事は相変わらずためになる。 太平洋戦争初頭のインド洋作戦時に見られた帝国海軍の基本姿勢が後のミッドウエィの敗北にもつながる、という考察は非常に面白い。 この筋の方々には既知のことなんだろうけど、こんなことはどこでも教えてくれない。 そしてそして!今号には矢萩氏の作品がもう一つあるのだよ。 イギリス海軍軽巡洋艦ベルファスト(自分は良く知りませんが・・・)。 航行中の姿を再現したダイオラマになっておるのですが、まあなんとも・・・言葉にならないくらい素晴らしい。 「この海面、どうやって作ったの?」と思ってしまうようなきらめく海面。 (ちゃんと作り方も載っています) 普通の作品でもそうなんだけど、氏は、「写真を撮ったとき」や「他人がどう見るか」というシーンを想定して作っておられる気がする。 もちろんみんなそうだろうけど、想定度合いのレベルが違うのと、頭で考えてることを実際に実現できるところがすごいのだろうね。 まさにゴッドハンドですよ。 これは(いつも言ってますが)本当に一見の価値アリではないでしょうか? さらにさらに、な、なんと! 矢萩氏の作品集が5月に出版予定とのこと! これはぜひとも手に入れなければイカンですよ。 作品ももちろんじっくり見たいけど、インタビュー記事なんかも期待したいなぁ。 模型には素人の自分だけど、氏のお話にはとても含蓄があってためになるというか、自分の人生にプラスになるようなことがいっぱいあるような気がするから。 その道を極めた方の言葉は、ほんと違いますからねぇ。 今からほんとに楽しみです。 Gさん、頑張ってくださいねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 9, 2010 08:15:45 PM
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