2016/02/29(月)01:46
ランクルBJ70 クラッチ交換 完了!
ようやくミッションが降りたので、早速クラッチを取り外す。
クラッチディスクは問題が出るほど減ってはいない。
新品と比べてもほとんど変わらないように見える。
なぜすべるような感じになっていたのか・・・。
プレッシャープレートもきれいなものだ。
交換の必要などないくらい、新品みたいである。
フライホイール側が相当荒れているように見える。
波うちが出ていて、度合いは少ないがかなり筋状に磨耗している。
もしかするとここで圧着力が弱まって、ディスクがあまり減っていないのにすべりが出てくるのかもしれない。
これが原因だとすると、またミッションを降ろしてフライホイールを面研磨しなければならない。
まあ、もう脱着も慣れたような気がするが。
次は倍のスピードで作業できそうだ(笑)。
とりあえず、今日はこのまま組むしかない。
レリーズはどうか気になっていたのだが、どうも無いようだ、
ベアリングは買ってあるのだが、プレス無しで叩きだすのは少し乱暴過ぎると判断して、今回は再使用する。
フライホイールにクラッチディスクとプレッシャープレートを取り付け、センター出しをする。
自作SSTw
職場に捨ててあったモップの柄が、奇跡的にディスクのスプラインにドンぴしゃり!
先を削ってパイロットにはまるようにして何とかクラッチディスクをセンターに合わせる。
この作業をきちんとしておくと、載せるときの作業がまったく違ってくるので、慎重にあわせる
そしていよいよ載せ作業開始。
ゆっくりと上げていき、ベルハウジングがボディと干渉しないように、左に少し傾けながら進める。
ジャッキはとても安定している。
傾きや上げ下げの微調整が利くので非常にやりやすい。
手間取ると思っていた知恵の輪のような揚げ作業もあっという間にクリアできた。
買ってよかった~
このあたりからが難しい。
ここからもう少し入ってくれればいいのだが、最後の一押しが難しい。
ディスクのスプラインには割りとすぐに入ったのだが、パイロットで使えている感じだ。
何度も押して入れようとするが、なかなか入らない。
エンジンとミッションの傾きが合わないのかと思って、この状態のままトランスファーをジャッキで持ち上げてみると、ゴソンと入ってくれた。
思ったよりもスムーズに進んだ!
後はもう、外した部品を組んでいくだけだ。
ペラシャのボルトにはネジロック剤を塗布。
本当はボルトナットは交換が望ましいのだが。
ミッションオイルとトランスファーオイルを抜いたので、交換する。
オイルは純正ギヤオイル85w-90 GL3を購入。
思っていたよりも安かったので、助かった。
GL5はデフだけに使えばよいので、ミッションはGL3で十分だろう。
レバー類も取り付け、セルやレリーズも取り付け、いよいよ完了である。
長かったなぁ~
ようやくである。
車体をウマから下ろし、バッテリーを繋いで、エンジンをかける。
ギヤをローに入れて発進・・・・しない。
なぜ!!??
バックも、二速もどこに入れても前にも後ろにも進まない。ギヤは入っているし、クラッチも繋がっている感触はあるのに!?
冷や汗が流れそうだ~~~
何か失敗したのか?
冷静になってよく考えてみたら、トランスファーレバーがニュートラルになっていた・・・。
組みつけのときに動いたのだな。
このレバー、動かしたことがなかったので、全く気がつかなかった。
レバーをH2に入れて、再度クラッチを繋ぐと、動いた!(当たり前だが)。
良かった~。
近所を一周してきたが、特に問題はなさそうだ。
時間がなくて色々と試走したかったのだができなかったので、通勤でボチボチ様子を見ることにしよう。
まあ、どこかミスるようなところは無いはずだし、あとは走行フィールがどうなっているかって所だな。
あー疲れた。
しばらく整備はしたくない。
ま、そうもイカンのだが。