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カテゴリ:プロ野球
という訳で今日は「オリックスvs近鉄」をNHKで観戦
したのだった。 結局合併話は予想通り「1リーグ化構想」に組みいられて しまい。パ・リーグがこのまま存続する可能性は極めて 少なくなってしまった。日本のプロ野球は極端にオーナー 側が強く。金も政治力もある1人のオーナーの鶴の一声で 全て決まってしまう。成る程プロ野球が「オヤジのスポーツ」 と言われるだけのものはあると納得。 選手会がごくまともな提案をしているのだが、これにも 「俺が決めるんだからガタガタ抜かすな」と言わんばかり の対応。プロ野球機構は何のためにあるのだろうか? 中にはチャンスとばかり、近鉄・オリックス双方の選手を 各球団が獲得できるような制度を創設するという球団もいて これはあのオーナーも喜ぶ提案だろうな。 こんな状態では選手達も大変だろうが、実際はどうなのか という所は試合を見なければいけない。という訳で観戦し たのだった。 今日の近鉄の先発は岩隈。という事は余程の事がなけ れば近鉄の4連敗は止まる。そう思ったが実際その通りと なった。 しかし結果よりやはりプレーの内容である。ただお世辞に も緊張感のある試合ではなかった。 みんな試合中に結構笑う。近鉄の選手は北川とか中村とか 普段でも笑っているような顔の選手が多いけど、なんか ミスしても笑っている。あとでキツく言われる事もなくなっ たという事かな?岩隈もほいほい投げていたけど、調子のい い打線なら今日は危なかったかもしれない。 その岩隈がアクシデントから交代してしまい、2点差という 状態で小池→吉川→福盛という近鉄の投手交代だった。オリ ックスは左打者が現在少ないので右投げ投手が主体となるけ ど、小池が長髪になっていたのが一番の驚きだった。(しか しあの投げ方は面白いな。) 吉川は段々安定感が出てきた。また福盛は一時期の不振を 脱出しつつある。脆い投手陣とはいえ本当に岩隈の時は みんなよくやるなあ。 オリックス側は打線に元気がなかった。このチームは 打線が良くないと多分12球団1の不安定な投手陣なので 勝てない。まあ今日は相手が悪かった。 先発した歌藤は今まで中継ぎとして酷使されていて このままでは大久保のように1年で壊されるかと 思ったけどこれからは先発で使ってほしい。少し 金田を彷彿とさせるタイプで、なかなかいい球を 投げる。ストレートがもう少し早くなればかなり 戦力になりそうだ。 しかし交代させられたのが2アウト取ってランナー 2塁でボール2という変な時期だった。伊原監督は 時々こんな思いつきみたいな采配をするけど投手には 恨まれるだろうな。 その後は相木→栗山という系統。相木は近頃酷使されて いるけど少し小倉に似てきた。よく投げていたけど 今日は脆い面が出てしまった。栗山は変な投げ方だった けど制球面に課題があるタイプ。今年が勝負の年だろう から頑張って欲しい。 などと勝手な事を書いたけど、シーズン途中でチーム が無くなる事が決まった状態ではなかなか緊張感出せない わな。そういう意味では緊張感のない試合はいままで パ・リーグでは散々見てきたけど今日の試合は特に そんな感じがした。 しかしグリーンスタジアムはいい球場だ。天然芝に 広い外野。今日は「父の日」という事でファン・サービス もしていたし是非ここをフランチャイズにしてほしい。 私は大阪ドームには一度行ったことあるけど、とにかく 外野席がずば抜けて最悪な球場だ。今回の件もあるけど 本当に大嫌いな球場だ。まだ藤井寺の方がいい。 しかし関西の袋小路の経済のため大阪ドームも本拠地 にするとはねえ。全てがファン不在で決められるなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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