掛け手
「掛け手」と聞いてそれが何かわかる人は少ないと思います。ガラガラっと開く日本の玄関の開き戸を開けるときに指を掛ける部分を掛け手といいます。私も始めて知りました。銀座の和骨董のお店の入り口の扉のために、ブラックウォールナットを使ってこの掛け手を作っています。和のイメージを優先して直線的な形をしてます。彫刻刀も使って指を掛ける部分を加工しました。扉の表と裏で2本製作してます。できたら塗装をして銀座まで取り付けに行く予定です。その後目黒のアンティークショップの老舗「アムス テーブル&チェアーズ」に仕事の打ち合わせに行きました。久しぶりにオーナーの岡田さんに会いました。打ち合わせの途中で雷が近くに何度か落ちました。心臓が止まるかと思うほど怖かったです。