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2006.12.29
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すっごく長いですが、とても素敵なお話でしたので、斎藤一人さんの最新著作『幸せセラピー』の要約を引用で掲載します。(ミクシーの斉藤一人さんファンクラブで紹介してくださいました♪)
 
(以下、引用)
・ 人は幸せになるために生まれてきたのに、幸せじゃない人がたくさんいる。それは、心というものの本当の働きを知ら ないからかもしれない。心というものは、ころころ変わるから“こころ”という他に、もう一つの意味がある。それは“こ こる”ということだ。

簡単にいうと、人間の心はちょっとしたことで、だんだん心が狭くなり、“こり固まってしまう”ということだ。この心の“こり”を取るには、二つの方法がある。一つはあなたを傷つけた人を許す。すぐ傷ついてしまった自分を許す。人を許せ ない自分を許す。“許す”ということは、こちんこちんになって狭くなった心を「ゆるます」ということだ。

それと、二つ目は、人と話をする。話すということは、いやなことやこり固まった心を“ときはなす”ということ。仲のよい 友達との会話は、心がときはなされて本当に幸せになるものだ。人と話をするときは、正しいか間違っているかを判断するの ではなく、相手の心がときはなされて、明るく広くなるような話をするように、心がけたいものだ。

・ 人生には、暗いときと明るいときが出てくる。でも、夕方過ぎて暗くなった電気をつける。人生もそれと同じ。暗くなったら、電気をつける。「“いいこと”が起きそうな気がするぞ」と言っていると、心はポッと変わる。

・ しあわせはきづきだ。自分が幸せだということに気づかないと、いつまで経っても幸せになれない。満たされていることに気づかないから、イライラしたり、怒ったり、悩む。生まれてきてよかったと思う。今、ここが最高だと思う。そうすると、心に灯がともる。その灯で、人の心に灯をともすのだ。

・ 意見の違う人であっても、「違う」といわない。「そうだよね、わかるよ」とまず、言う。「わかる」というのは、その人の意見に 賛同しているわけではない。「わかるよ」というと、そこではじめて、「こいつは、オレの仲間だ」と、人の心はふぁ~っと開く。

・ いやな感じがすると「いいことが起きる」とすぐ言うようにする。なぜなら、人間の心はいやな気分になったら、次はいい気分 になるに決まっているから。だから、いやな気分になったら、いい気分になる前触れだと思えばいいし、いい気分のときは「いい気分だ」と言ってればいい。

・ 100のうち、不満がいくつかあって当たり前。五、六割気に入っていたらそれで十分。それ以上望むと、その反動で 相手もそれを自分に対して求めてくる。だから、私は高く望まない。そんなもんでいいんじゃないの、と。自分にも無茶いわない。

・ 悩みは勝手になくなるもの。自分が何かをして、あれを解決し、これを解決して悩みが解消した、というものではない。それ は、時間が解決してくれている。時間があなたの味方をしてくれているから。人間には、思ったことを引き寄せる力がある。だから 心配すると悪いことが起こることもある。

・ 一番厄介なのは、人間の心が勝手に作る「限界」だ。心がつくる限界。それは恐れだ。たいがいは、新しいこと、自分がやったことがないことに遭遇すると、知らないうちに恐れを生んでいることがある。その限界を超えるには、自分が一番イヤなことをやらなくてはいけない。イヤなことだから、限界をつくっている。イヤなことでも、一歩踏み出すと、限界は超えられる。奇跡は起こる。

・ しあわせは、自分の心が決める。人それぞれで、比較することはない。

・ ラクを極めていくと、最終的には“楽しい”になる。だから、「このままでいいんだよ」って、言ってごらん。「人生、ラクでしあわせ」。これが私たちのテーマ。

・ 何をやってもトントンうまくいく人と、反対に何をやってもガタガタしてうまくいかない人の違いはたった一点「感謝」だ。ラク に生きている人って、感謝が多い。でも、「いいことがあったら感謝する」では普通。だって、「いいこと」なんてめったにないから、 感謝が少なくなっちゃうよね。それよりも、イヤなことにも感謝する。もちろん、よかったことにも感謝する。

・ 人には誰でも、絶対に、弱いところと強いところがある。ところが、人の欠点を責め始めると、自分の弱いところを隠そうとする。 自分が人の弱点を責める性格だから、「自分も誰かに責められるんじゃないか」と心配になる。相手の欠点を責めなければいい。お互い が弱い部分を欠点と見るのではなくて、「自分があの人の役に立てる部分はここなんだ」という捉え方をしていけばいい。

・ 誰だって、完璧ではないから、ついつい余分なことを考えたりする。「オレは何であんなことをしてしまったかな」とか、「オレ ってダメだな」とか。でも、そういうときに、「そうだよな、わかるよ。人間だから間違いだってあるよ」と自分に向かって言う。 それだけで心は柔らかくなる。人生は「開き直る」ことが大切だ。開き直るとは、閉じていた心を開いて、曲がっていた心をまっすぐに、ピッと直すこと。

・ キリストが言っている、「はじめに言葉ありき」。「私は、自分のことを尊重しているし、尊敬してるんだ。みんなのこともすごい尊重しているし、尊敬しているんだよ」と。それで尊重し、尊敬したら、いろんな行いが変わってくる。はじめに言葉なんだよ。

・ 劣等感の正体は「恐れ」だ。「はじめに言葉ありき」だ。「ツイてる。うれしい。楽しい。感謝しています。しあわせ。ありがとう。許します」と、こういう言葉を言っているときは愛だ。ところが、「ついてない。不平不満。愚痴。泣き言。文句。心配ごと。許せな い」これらは全部、恐れから出ている言葉だ。

・ 自分を尊重してください。自分を愛して、自分を尊重すればいいんです。自分で自分を尊重できない理由は、たったひとつ。あ なたが完璧主義者だから。人間は完璧じゃない。だから、いろいろなことが、完璧にできなくていい。完璧じゃないあなたが、完璧 になる努力をしちゃダメ。「自分って能力やなんかも大してないのに、よくこれだけ頑張ってるよな」とか、「自分って、偉いよな」と、思えばいい。

・ 「心配」とは、「恐れ」から出る言葉だ。「尊敬」とか「尊重」というのは、「愛」からしか出ない。恐れが出てきたとき、恐れを生み出 すものを全部つぶしてしまえばいい。その癖をつければいいだけ。「恐れ」が出てきたら、「ツイてる、ツイてる」と言っちゃえばいい 。劣等感が出てきそうになったら、「自分はよく頑張ってるよな」とか、「俺は自分のことを尊重して尊敬してるんだよ」とか言っちゃう。

・ 相手が欠点だと思っていることが、実は長所だとわかることがある。「遊んでばかりでダメじゃないか」と、怒られてばかりいた 人は、遊びを考えるのが得意だ。自分を楽しませることを知っている人は、人を楽しませることも得意だ。だから、得意なことばか り聞くのではなくて、いつも怒られていたことを聞いてあげると、その人間の良さを見出すことができる。

そしたら、その良さを褒めてあげればいい。人を注意したり、怒ったりしているよりも、相手の“いいもの”を探して、褒めてあげ るほうがラク。褒められている人もうれしいし、人を褒めてあげた自分も感謝されてハッピーでいられるからね。

・ 人間は恥をかきながら向上する。「なんて自分はバカだったんだ」ということがわかれば、人間は進歩したことになる。だから「恥 をかいていいんだよ」。恥をかくのは悪いことではない。恥ずかしいと思ったとき、人は次の手を考えて向上する。恥をかくことはい けないと思っていたら、その突破口を開くことができない。

わからないことがあったら、知っている人に質問すればいい。質問すると恥をかくが、わからないことを質問するから、人は利口になる。

・ 人間はみな何かしら“いいとこ”持ってる。それを見つけて伸ばせばいい。すべてのものは「一」から始まる。どんなことでも「一」 があって「二」になる。で、その「二」は「三」になる。だけど、最初は「一」からだ。スタートはやっぱり「一」からだ。

じゃあ、その「一」って何ですか、っていうと。まずは、自分がもってる“いいとこ”に気づくこと。世の中って、意外と、自分が 欠点だと思っていることが長所だったりする。

・ 世の中の八割は白黒つけなくてもいいようなこと。それを無理に白黒つけようとするから悩んじゃう。たとえば、自分が信じ ている宗教だけが正しいと思うから戦争になる。「あなたのとこの宗教もいいですね。うちもいい宗教なんだよ。お互い、いいし ゅうきょうでよかったね」だから、「まあいいか」を口ぐせにする。肩の荷が下りたように、人生ラクになるから。

・ 「欲にキリなし、地獄に底なし」。幸せは、自分の心が決める。お金も必要かもしれない。でも、今、貧乏だから、お金を手に 入れたら幸せになれるという人は、お金を持っても幸せになれない。「今、幸せだ」と思える人がお金を持ったとき、さらなる幸せが手に入る。

・ 世界で一番幸せな人間って、足るを知っている人なんだよ。常に、今、自分に足らないものを、「これがあれば、幸せになれる」と思っている人は、実は一生幸せは手に入らない。なぜかというと、それは心の問題だから。欲しいものを手に入れた瞬間から、次に足らないものを求め始めるから。

・ 「ちょっと元気がないな」「あんまり豊かな心の状態ではないな」そんなときに、便利なのが神社。神社に行くと、頭の中がシーン として、澄んだ感じがする。それは、神社が豊かな波動を出しているから。その波動の中へ行くと、心の状態がリセットされる。

いい神社の見分け方は、ご神木があるかどうか。樹齢何百年とか千年を超える大木が境内にあれば大丈夫。高い木には雷が落ちやすいから、長い年月、長生きしているだけで奇跡。きっと何かに守られているから。神社だけでなく、お寺の場合もご神木があるところはいい場所。

・ 我慢するということは、イヤイヤそこにいること。調和するということは、楽しくそこにいること。で、少なくとも、周りのみんなと仲良くしなくちゃいけないのかというと、そんな必要はまったくない。イヤなヤツなんか、仲良くすることない。イヤなヤツと仲良くすると、人生がイヤになっちゃう。

イヤなヤツがいたら、「イヤなヤツだね~」とか、「性格悪いね。意地悪いね~」とか言っちゃう。そうすると、相手にとって、自分の 方がもっとイヤなヤツになって、相手が寄って来なくなる。

・ 会っていて楽しくなければ、会わなくていい。人間には一生に一度会えばいい人と、一年に一度会えばいい人と、ひと月に一度ぐらい会えばいい人と、それから毎日でも会いたい人がいる。その距離を保っていると、距離が縮まることもある。だから、ムリに会う必要はない。その距離を大事にする。そうすることによって、お互いが幸せになれる。

・ 「どっちが正しいかではなく、どうすれば楽しくなるかを基準にするだよ」と、よく私は言う。「どうすれば楽しくなるか」とは、その場にいる人間たちが楽しくなること。それは人を傷つけることなく、楽しいひとときを過ごせるようにすること。


長くて範囲内を超えるので2回に分けます m(__)m






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Last updated  2006.12.29 08:16:10
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