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【上海5日】中国でこのほど、ネットオークションに「自分の魂」を出品する男性が現れ、主催者が慌てて削除する騒ぎがあった。 出品したのは24歳の男性で、中国のネットオークション大手、淘宝網のホームページに先週、最低価格10元(約150円)で「魂」が登場した。中国のメディアがこれを取り上げて話題になったが、主催者は「魂を売るのは不適切」と判断し、削除した。 削除されるまでに58件の入札があり、価格は681元(約9900円)まで上昇していた。この男性は、「思いつきで出品しただけ」と話している。 主催者は「魂を管理できるのは神だけだと考えているので、削除した」と説明。魂は見ることも触ることもできず、売るものではない」と語った。〔AFP=時事〕 ============ *売れるものなら何でも売りたいという風潮がある。 金に換えられるモノなら何でも金にして、その金でまたモノを買うという連鎖は途切れることがない。 *『悪魔に魂を売り渡し・・』というのが例のファウスト博士で、彼は自分が若返るのと引替えにメフィストと契約を交わし、若い女性と恋に堕ちたりするが、ついには『時間よ、止まれ。お前は美しい』とこの人生を賛美する言葉を叫んでメフィストの術中に陥るのであった。 晩年のゲーテは実生活でも18歳の乙女に恋をしたという。 *歳を取ると誰しも一種『若返り願望』が頭をよぎるらしい。一方では小中高生の或る時期『早く大人になりたい』と願うのもこれも一般的だ。 『大人になんかなりたくない!』では、むしろ周囲から乳離れ・父離れが不完全とみなされてしまうかも知れない。 *私も若返りたくないわけではないが、今の科学ではせいぜいのところ大金を叩いて遺体を冷凍保存し、未来の科学に期待するのが限界らしいから、金とは縁の無い私としては、『若返り』も『ミイラ的復活』も断念せざるを得ない。 *てか、ドラえもんじゃないけど、100年後、千年後の地球を見てみたいじゃあ~りませんか? 人々はその頃になっても相変わらず『金だ!金だ!』とそこら中を奔走しているのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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