ヤースケ伝アトランダム

　＊今朝星野全日本監督がテレビ朝日で鳥越さんのインタヴューを受けていた。
　尊敬する監督は巨人の川上哲治監督だそうである。
　星野さんは現役時代の『野球の神様』を知らないそうだが、私は幼少時、１塁を守っていた川上選手を見た記憶がある。バッターボックスでは不動の姿勢で「ボールが止まって見える」との名言を残した人である。名選手必ずしも名監督になれる世界ではないが、川上さんはＶ９という巨人の黄金期を築いた名将でもあった。

　全日本のメンバーはまだ秘密だが、本番に出られない日本人メジャーリーガーは呼ばないそうである。台湾は予選にメジャーリーガーを呼ぶというから予選も難関だが、「普段やっている日本の野球をすれば突破出来る」と確信しているそうである。

　日本の選手がメジャーを目指すことには敢えて異議は唱えないと言う。自分も若かったらメジャーに挑戦したいと思うだろうと言った。
　日本一国で閉じるのではなく、国際試合、交流戦をもっと盛んにやるべきだという考えである。日本のチームがアメリカで試合してもいいし、韓国や台湾のチームを日本に呼んだり、逆に日本から出掛けたりすべきだと言っていた。

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　　プロ野球人気は復活したか／巨人戦より地元球団
（05/02『東奥日報』）

　原巨人が快進撃を演じ、セ・リーグ首位を突っ走っている。ところが巨人戦の四月月間平均ナイター視聴率は、一九八九年の集計開始以来最低の12.6％（関東地区）。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の優勝など野球人気回復への起爆剤がありながら、昨年の12.9％を下回り、9年連続ダウンした。対照的に地方局による地元球団の視聴率が健闘、プロ野球人気は巨人の一極集中から分散化の様相を呈してきた。

　▽下げ止まり？

　昨年、視聴率は巨人の不振に比例して降下、年間10.2％とワースト記録を更新した。「巨人戦は数字が取れる」の“神話”は崩壊。放送時間の延長枠短縮など中継見直しが相次いだ。広告代理店関係者が「今まではテレビ側が巨人戦の獲得を球団にお願いしていたが、これからは球団が中継をテレビに頼むようになる」と力関係の逆転を指摘するなど巨人のブランド力は完全に失墜した。

　そんな中での0.3％減。「昨年の低迷があるので1けた台も危惧（きぐ）していた。安心した。数字はあまり変わってなくても、上がった印象がある」。ある放送関係者は、下げ止まりの印象でとらえた。別の関係者は「巨人が強いからでしょう」と、巨人の快進撃に救われたと説明する。

　▽人気の拡散

　「巨人の視聴率は巨人人気であって、野球人気に直結させるのはどうか。ローカルエリアの放送やCS放送などの数字を確認しないと何ともいえない」。球界幹部は、巨人の視聴率が野球人気のバロメーター、との見方をけん制する。

　この視点を裏書きするように、三、四月の視聴率では地方が元気だ。デーゲームを含めたパ・リーグの数字は、福岡など北部九州でソフトバンク－ロッテの 17.3％を筆頭に2ケタが並ぶ。札幌では日本ハム－楽天で18.4％、仙台でも楽天戦で四月二日に17.2％を記録した。

　セ・リーグでは基本的に対巨人戦の数字が高いものの、広島地区では四月十九日の広島－横浜の19.1％が最高視聴率で、同日の巨人－ヤクルトの関東地区の10.9％を大きく上回った。巨人と阪神が初対戦した二十一日は関東で今季最高の16.3％だったが、関西ではさらに高い23.8％を記録した。地域に密着した球団による人気の“地方拡散”は着実に進んでいる。

　▽いい試合は見る

　だから、東京のキー局が巨人戦を中継しても、地方局はその時間帯の枠で地元球団の試合を放送するケースが目立ってきた。「昔からそういうことはあるが、ハードルは低くなってきている」と放送関係者が言えば、別のテレビ局関係者は「スポンサーも“巨人戦のCM枠を買っている”というステータスがあり、地元のチームの中継に替えにくい部分があった。だが、今は巨人戦よりも数字が取れるので納得してもらえるようになってきた」と、巨人一極集中の排除を証言した。

　観客動員面でもパ・リーグが二十八日に発表した1試合平均は前年の同時期比で8.1％増の1万8085人。北海道の日本ハムや西武が大幅増となった。

　三月末のWBC準決勝が36.2％、決勝は43.4％（関東地区）と驚異的な視聴率を記録した。この時、大手広告代理店関係者は「いい試合なら見るということ。これでパのプレーオフのセールスもやりやすくなった」と語った。巨人ブランド頼みから地方へ、内容へ、新たな流れが生まれつつある。（視聴率はビデオリサーチ調べ）

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　＊パリーグは四強健在？で、楽天も頑張っているということだろうが、問題はセリーグである。

　阪神が弱い。わぁ～ん！
　ＧＷ９連戦を勝ち越す予定？が早くもその目はなくなった。
　阪神ファンにもいろいろいて：　↓

「今年はもう諦めた。まごまごしていると３位も危ない。
　オリンピックは星野監督だからそっちで頑張ってくれればいいのだ。
　先発陣崩壊で現況はゲームにならない状態である。
　井川一人の穴が５人かかっても埋められない。先発の軸不在なのである。下柳は他に誰か先発の軸がいて（裏ローテで）初めて生きるピッチャーである云々・・・。」

「今年の阪神は試合の前半は打撃戦、後半は投手戦という勝ち方しか出来ない。
　勝ちパターンが狭いのである。
　打撃は水ものだから、いいピッチャーに好投されたら誰も打てない。
　ということは、１回に大量失点したりしてはそれだけで試合は半分終わっていると言っていい。今の阪神には僅差のリードを守り勝つ試合は出来ても、序盤の大量失点を撥ね返すだけの反発力は乏しいのだ。主力にも賞味期限が切れかかった選手が多い・・・云々。」

　↑　とまあ、暗いことばかり言う人もいる。

　他チームはどうか。

　巨人は今年頑張らなかったら頑張る年がない。横浜もそうだ。
　巨人は相変わらず他チームからＦＡで有力選手を引っ張って来るチーム作りだから、メジャー風というか、なんか私はあまり好きじゃない。どうせなら？横浜に頑張って欲しい。

　中日はどうしたんだろう？
　あれだけ強いチームが６連敗なんて信じられない。
　まさか、中日と阪神で３位争いなんてことにはならないだろうな・・。

　とにかく、今年のセリーグは既に「何か」が起きている。