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テーマ:今日のご飯♪(2324)
カテゴリ:カテゴリどこにも入らない。
*山芋というと、今は栽培されスーパーにも並んでいる「長いも」を指すように思うが、私などの幼少期には「自然薯」と呼ばれる、ひょろひょろと細長い自生種もしばしば食卓に上っていた。全部を掘り出すことが出来ず、途中でぽっきり折れていたりしたのは愛嬌である。 長いもはというと、太くて長いものが今スーパーで一本400円くらいで売られている。摩り下ろして出汁で和えたり(←生醤油より出汁やツユの方が私は好きだ。w)、短冊に切って山葵醤油で食べたりする。麦飯にかければ「麦とろ」だし、刺身にかければ「山かけ」である。生で食べる唯一の芋類なのだそうで、そう言われてみればサツマイモやジャガイモを生で齧るなどという話はあまり聞かない。私は最近山芋に凝っているが別に今の季節の食べ物というわけでもないようである。掘り起こしてくればいつでも食べられるということだろうか。 いや、旬の食材辞典によれば、どの品種の山芋も旬は11月から翌2月頃までだと言う。 *『芋粥に飽かん』と言えば芥川龍之介である。あの小説を中学か高校の国語の教科書で読んでからというもの、私は密かに「芋粥」なる食物に憧れを抱き続けているのだが、幸か不幸か「芋粥」というものをこれまでの人生で一度も食べたことがないのである。あちゃ。暖かい御飯にとろとろの山芋をかけて頂くのではなく、お粥さんにしてしまうということで、味や食感がどう変化して来るのか、奇妙な匂いが発生することはないのか、等々これは研究する必要があるかもね。はあ? cf.『芋粥』 cf.『青空文庫』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月03日 18時07分54秒
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