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塾講師 宮脇崇行のブログ

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2019.07.13
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カテゴリ:学習
「勉強は『量✖熱量(集中力)✖ベクトル』」
とは有名な偉人が残していた言葉だったような気がします。
まずは量です。最近は世の中の方向性として基礎の反復を疎む傾向があります。

もっとクリエイティブに!が合言葉でしょうか。

しかし,受験勉強はやはりある程度量が物をいう世界です。私自身受験生として高校受験,大学受験,資格試験をこなしてきましたが,どれだけ賢くても周りの合格した子は量をこなしていました。

たった1回ノートまとめて解けれるようになるほど,試験は甘くなかったです。

なので,飽くなき反復。何回もやる。問題覚えるくらいまでやる。
社会が嫌いな生徒が増えた理由はここに帰結するのかもしれません。


続いて熱量。
まぁ,集中力が無い状態,例えば眠いとか,部活の大会の帰ってきた後で極度に疲れてるとか。
その状態で2時間やっても捗らない。それは仕方ないので,気持ちを切り替えて次の日にやってください。

気持ちの入ってない勉強を3時間やって「俺は勉強やってるんだ。」と勘違いするのは危険です。
素直に昨日はサボったから今日やろうと自分と向き合った人が伸びていく人だと思います。
形だけ体裁を整えていいことはありません。


最後はベクトル。要するに「向き」です。どれだけ勉強してもそれが入試に役立つか,出るかを検討して進めていかないといけません。

例えば社会の歴史で言えば,上杉謙信,武田信玄などの戦国武将。ゲームになったり何かと有名で,馴染みある人物だと思います。
しかし,殊に入試という切り口で考えた時に出題実績(岡山県公立高校入試)はほぼありません。

ではその分野に興味をもって,色んな参考資料や文献を読んで勉強した5時間は受験勉強か。そもそも勉強なのか?好きなものを突き詰めていくのと,受験勉強は違います。
それで社会の成績が上がらないのは『量』も『集中力』も良いのに勉強する方向性が悪いと思います。

ゴールに向けて走ってない。


以上3点ですが,自身で集中力はコントロールできます。が,量とベクトルは考えにくいです。

今の量でいいのか。今やってる勉強は合ってるのか。

それらを生徒の進捗を確認しながらコントロールし,最適な量と向きに軌道修正し伴走する。
それが塾の指導者だと思います。
AIやネットが発達し,調べたいことはネットにだいたい書いてあります。だからこそ私たちの実力が問われます。
ただ参考書に書いてある勉強を教えるだけなら誰でもできます。

大した実績がなくてもお金を払えば大手の看板を引っ提げて先生になれます。

他者の批判はしません。
しかし,入る塾を間違えてたった1回の高校受験を棒にふって欲しくはない。とは常に思っていることです。
資格試験(税理士や行政書士等)は今年ダメなら来年。がききます。
しかし,高校入試は1年度きりです。
公立高校は普通科なら1回きりです。

長々と書きましたが,私の授業はいつもその1回のための準備です。頑張ってついてきてください。
「結果は後からついて」きません。
結果を追い求めて勉強しましょう。
何をやればいいかは授業の中で示していきます。

2019年の夏休みが始まります。
12月,1月になって「あの時もう少しやっとけばよかったぁ。」とならないように
御津学習スタジオを上手に使って素敵な夏休みを過ごしていきましょう!!


あっ,言い忘れましたが,冒頭のような格言・名言はありません。
私が考えたものです。
訂正をしておきます。





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最終更新日  2019.07.13 14:55:41
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