ひところブームになったにがりだけど、その後、台所のかたすみで忘れられてることも多いのではないか。
我が家は玄米食のため、炊飯時に必ず石垣の塩のにがりを入れて炊いている。
(天然塩またはにがりを少量入れると浸透圧が変わって炊飯器でも玄米がふっくらと炊ける)
だから、にがりを年に1度、石垣島の石垣の塩さんに注文して送ってもらっている。
炊飯時以外にも、味噌汁など汁物に数滴。
豚肉のしょうが焼きの下味の調味液を作る際しょうゆや塩を減らしてにがりを入れる。こうすると肉が柔らかくなる、らしい(w)
料理以外では、お風呂に、どぼぼぼ・・・と入れるといいらしい。
肌のトラブル解消に効果があるとか。
手湿疹のひどい私の妹は、石垣島の石垣の塩さんちにあるにがりのプールに通ってだいぶ改善された。
また、温浴効果が高まるので、冬場冷え性の方にもおすすめ、だそうだ。
で。本題。
息子が生後1ヶ月を迎える少し前から乳児脂漏性湿疹の症状が出てきた。
娘はほとんど出ない。
1ヶ月健診でも、「男の子の方が男性ホルモンが活発だからひどくなる」と言われた。
暑さもあってよく発汗してるので、こまめに着替えさせ、日中はぬるま湯でひたしたガーゼで拭いてあげるといいとのこと。
沐浴時にはベビーオイルでかさぶたをふやかし、石鹸をよく泡立てて洗うこと、とも。
そこで、沐浴担当の主人は、自分たちが洗顔時に用いる泡立てネットでせっけんを泡立てて、カップ1杯くらいのホイップクリームのような泡を作って洗ってあげることにした。
さらに、ここでにがりが登場。
あせもの改善にも、風呂ににがりを入れるといいので、ベビーバスのお湯と上がり湯の洗面器のお湯にもにがりを数滴入れるようにした。
さらにさらに。
日中のグルーミングは私が担当なので、ジップロックコンテナ角型の一番小さいのに医療用カット綿をサイズを合わせて切り、そこに純水とシーウォーター(にがりを凝縮したもの。石垣の塩さんで販売)を2~3滴入れて、特製カット綿を作った。
これで息子の脂ぎった顔や頭を拭き、汗をかいている背中や首の後ろを拭き、ミルクをはきこぼした部分も拭き・・・とやった。
結果、だんだん湿疹が薄くなってきた。
特に、すぐに赤みが消えて、ざらざらぎとぎとだった皮膚がすべすべに戻ってきた。
新たにぼつぼつっと湿疹ができても、翌日には赤みが消えるようになった。
また、背中や項部分にできていた汗疹もあっという間に消えた。
何より、天然のもの、というのが安心できる。
間違えてベビーバスのお湯を誤飲しても、ひと飲みくらいならミネラル過剰摂取にもならないし。
ちなみに、娘は湿疹がほとんどできない代わりに、両すねが粉吹き芋みたいにがさがさになってしまった。
なので、彼女にはロクシタンのシアベビースキンバームを塗ってあげたらあっというまにすべすべつやつやの肌になった。
これは主人が沐浴後のグルーミングの際にやってあげている。
「今からこんなぜいたくな化粧品を使ってどうする!」と私には文句を言いつつ、「うーん、すべすべお肌~♪」と鼻歌交じりにやっている(w)
なお、これらのお手入れは私が勝手にやっていることなので、真似してトラブルが発生しても一切責任を負いませんので、あしからず。
湿疹で赤ら顔(笑)けっして酔っ払ったわけではない(爆)