今日12月22日(月)17時 世界的災害の注意を
12月20日9時11分ごろに太陽でX1.8の最大規模のフレアが発生しました。Xというのは太陽フレアの規模を示す数値の中で「最大」を意味し、先日に観測されたMクラスのフレアよりも遥かに威力が強いです。NASAなどの発表によると、このX級フレアは12月22日17時に地球と接触する可能性が高いとのことです。X級太陽フレアは現在発生中の巨大黒点から放出された物で、地球と接触した後は強い磁気嵐の影響で地球環境が乱れ、各種災害の発生確率が高まります。地震や噴火も宇宙線に刺激される形で活性化するため、太陽フレア直撃後は念の為に普段よりも災害に警戒をしてください。太陽フレア(たいようフレア、Solar flare)は、太陽で発生している爆発現象のことである。別称は太陽面爆発[1]。太陽系で最大の爆発現象で、しばしば観測されている。多数の波長域の電磁波の増加によって観測される。大きな太陽フレアは白色光でも観測されることがあり、白色光フレアと呼ぶ。太陽の活動が活発なときに太陽黒点の付近で発生する事が多く、こうした領域を太陽活動領域と呼ぶ。太陽フレアの初めての観測は、1859年にイギリスの天文学者、リチャード・キャリントンによって行われた(1859年の太陽嵐)。フレアの大きさは通常数万km程度であり、威力は水素爆弾10万~1億個と同等である。100万度のコロナプラズマは数千万度にまで加熱され、多量の非熱的粒子(10keV-1MeVの電子や10MeV-1GeVの陽子)が加速される。衝撃波やプラズマ噴出が発生し、時おりそれらは地球に接近して、突然の磁気嵐を起こす