<女子マラソン>高橋尚子、終盤失速し2位 東京国際大会
アテネ五輪の代表選考を兼ねた第25回東京国際女子マラソンは16日、国立競技場を発着点に行われ、高橋尚子(スカイネットアジア航空)は2時間27分21秒の2位に終わった。優勝は2時間24分47秒でエルフィネッシュ・アレム(エチオピア)。3位には、嶋原清子(資生堂)が入った。 昨年9月のベルリン優勝以来1年2カ月ぶりのマラソンとなった高橋は、スタート直後からトップに立ち、22キロ付近で背後に付けていたアレムを振り切って独走状態となったが、30キロ過ぎからペースが落ち、上り坂の39キロ付近でアレムに抜かれた。 ▽高橋尚子 (最後は)足が棒になってしまった。28キロ付近で「あ、足が止まった」と思った。果敢に自分らしく飛ばしていった。暑さはそんなでもなかったが、向い風が苦しく、足が棒になってしまって……。エネルギー不足かなと思った。