アフリカの月
古い港町流れる夕暮れの口笛海の匂いに恋したあれは遠い日の少年酒場じゃ海で片足失くしたおいぼれ安酒に酔って唄う遠い想い出「俺が旅した若いころは…よく聞け、若いの。酒と女とロマン求めて七つの海を旅したもんさ」母さんは言うけど、船乗りはやさぐれ海に抱かれて年とりあとはさみしく死ぬだけ…僕は夢見る波の彼方の黒い大陸椰子の葉かげで踊る星くず見上げる空にはアフリカの月…古い港町流れる夕暮れの口笛海の匂いに恋したあれは遠い日の少年「アフリカの月」作詞:KURO 作曲:西岡恭蔵**************「アフリカの月」という曲の歌詞です。作詞は、西岡恭蔵氏の奥様、「KURO」さん。残念ながら、すでにお二人とも他界され、この世にはいらっしゃいません。小説にでもなりそうな、ほろ苦い臨場感。名曲だと思います。実際KUROさんのお父さんは一等航海士で、それこそ世界の海を旅したそう。KUROさんは、そのお父さんから世界のいろいろな話を聞いて、遠く海のかなたに思いを馳せていたのでしょう。この前のライブでもこの曲をやりました。バッキングやってても歌詞の世界につい引きずり込まれ、ボーカルでもないのに口づさんでしまいます。どちらかというと洋楽が好きな方ですが、このように歌詞のすぐれた邦楽も、とても好きです。**************今回はひさしぶりに「ぷよ」さんが撮った写真をアップします。これは実は、ケータイのカメラで撮ったもの。なかなかいい感じだと思いますが、いかがでしょうか。ちょっと「口笛の流れる夕暮れの港町」の雰囲気かな。。?**************※宮古島のライブハウス「雅歌小屋」で。中央ちょい右が、今回使ったニューヤスヤスギター(?)。もともとロックオジイなので、ちょっと違和感。。 その翌日から4日間 沖縄本島出張。バタバタの一週間でした。。