|
テーマ:今日の出来事(287520)
カテゴリ:ささいな日常
何もしないで時間が過ぎていくことに耐えられないせせこましい性分のため、車内ではもっぱら爆睡しているか本を読んでいるか稀に仕事のため仕方なくゲームをしているかのどれかであり、この選択肢をはみ出ることはまずありません。 また、ただでさえ興味のひかれるネタでもない限り人の話をあまり聞いていない私が、日々同じ内容で繰り返される社内アナウンスを聞いているはずもなく、定期的な「音」としてスルーする日々を送っておりました。 そんなある日。 いつものように車内で読書に夢中になっており、体に悪そうな本は読まないようにというダンナさんの言葉を無視して「虫が世界をほろぼす」というような気持ちの悪い本を読んでいたところ、車掌さんのアナウンスが流れ始めました。 「なんたらかんたら・・・・車掌の“今います”です。なんたらかんたら・・・」 えっ!? 確かに。確かに「今います」と言ったよね。「今井ます」じゃないよね。いやいやそんなはずはない。「いま います」と発音で区切っていたし、しかも「ます」って名前につける親がいるだろうか。いや、いまい。双子か何かで、「今井です」「今井ます」と、うちの子は‘ですます調’で名付けちゃいました~なんてふざけたトーンでもない限りかわいい我が子にそんな名前をつけるはずがない。 ではやはり彼(車掌さん)は「今います」さんなのだ。彼は男性だから、結婚後の苗字変更よりは両親が名付けたと考えるのが自然であろう。では彼の両親は、「今」という苗字であることを重々承知のうえで「います」と名付けたことになる。 これほど彼の存在感を主張する名前がほかにあるだろうか。いつでもどこでも、「今います」。 ・パターン1:同僚編 「おい、そこの新入り、名前何だっけ?」 「今います。」 「知ってるって。今おまえと話してるんだから。」 ・パターン2:上司編 「そこの新入社員、名前は?」 「今いますです。」 「イマイますです?イマイます?イマイです?緊張して「ですます」を使い間違えたのか?はははっ(空笑い)」 これが、両親の気まぐれで「いません」などと名付けられたら最悪ですよ。そこにいるのに「今いません」みたいな。居留守!?(怒)みたいな。 やはり親の愛は偉大ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ささいな日常] カテゴリの最新記事
|