グリーンアンドフラワー

2010/10/19(火)00:02

中国政府、墓穴を掘っちゃったみたい・・・

政治・経済(72)

こんばんは、尖閣諸島に端を発する中国の集会問題。 国をまとめるために、反日を利用したキャンペーンだったはずですが、 どうやら、この問題は、本格的に海外に留学する学生達に利用され、民主化運動へと発展してきましたね。 海外留学生が、国内大学生に火をつけ、人権運動に育てていっているようです。 と言うのは、中国国内のインターネットは政府が検閲して、集会の情報を削除しているにも関わらず、集会が成功してしまう??? 中国政府の力が及ばない、海外からの呼びかけなんですね。 今までのデモとは、顔ぶれと構成も違いますよね。 湾岸部を中心とした今までのデモは、漁村の中高年が主体でした。 しかし、今回の内陸部でのデモは、圧倒的に若者が多いことがわかります。 つまり、学生運動・・・ この構図、思い出しませんか? そう、「イチゴ白書よもう一度」の60年安保闘争ですよ。 地方出身者による学生が組織し、当時の岸内閣に刃向かった、あのデモです。アメリカによる支配を批判し、真の国粋主義を訴えた民主化運動・・・ ある種、江戸末期の攘夷論と同じです。 デモのパターンは、いつでもどの国でも一緒なのです。 一向一揆、大塩平八郎の乱、226事件も、60年安保も同じパターン。 いつでも、農村部から都市部への反乱なのです。 中国も、その道をたどっているようです。 たぶん、これは、民主化運動の始まりです。 反日運動に名を借りた、反政府運動。 もう、この流れは、止められないのでしょう。 真の人権を勝ち取るまで、中国の若者達は闘うのでしょう。

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