2011/06/04(土)22:21
被災者支援・・・被災者ID発行しました??
さてさて、政府は、未だに被災者の数や避難所の全容を掴んでおりません。
ですから、義援金も支援金も被災者に渡らず、多くの支援物資も、途中の倉庫に止まったままになっているのです。
多くの情報は、NHKや新聞社の調査から得ている現状です。
何故、2ヶ月以上も経っているのに、全容の把握が出来ないのでしょう?
最大の理由は、官僚に役所、役人を使わないからです。
政治主導という自分らの意地で、次官や局長を排除しているため行政の長(役所のトップ)にありながら、情報が入ってこない状態が続いているのです。
次ぎに、被災者の変動です。
被災者の方々は、同じ避難所にいつまでもいるわけではありません。
諸事情で、日々あちこちに移動している状態が続いております。
期限付きの場合、その期限までに、場所を空けなくてはならず、別の避難所に移らなくてはなりません。
しかも、みんなで、次の避難所に行けるかというと、定員の問題もあり、別々の避難所に移動したり、自宅に戻る人もあり、東京やその他の他府県に疎開する方々も出てきます。
そのように、しょっちゅう人が入れ替わるので、避難所と被災者の把握が出来ないでいるのです。
ならば、日本全国、どこにいても被災者を証明できるよう、IDカードを発行すればよいのです。
今や、避難所からブログの更新が出来る時代です。
日本全国オンラインでつながっているので、指紋認証などとあわせ、個人情報をカードに登録すれば、
年齢、性別、住所や家族、持病や身体のサイズなどの個人情報も記録できます。
人間の移動があっても、毎日、カードリーダーを通すことにより、
どこの避難所には、被災者が何人、女性が何人、男性が何人、お年寄りは・・乳幼児は・・
お弁当の配布や支援物資の配布、ミルクにおむつ、薬、どこに、どれだけ必要かが、すぐにわかります。
先日のニュースでは、避難所で一番欲しいもの・・・ブラジャーだったそうです。
避難所には男性も多くいるので、はずすこともできず、洗濯もできず、数ヶ月24時間、同じ下着をつけていることで、かぶれや肌荒れ、湿疹悩んでいる女性が多いとのこと。
しかも、ブラジャーは、サイズが豊富らしく、みんなで同一のサイズというわけには行かないらしいのです。
そういった細かい情報も、IDカードに登録しておけば、きめ細かい支援が可能になると思うのです。
義援金や支援金の配布も、重なったり不正は出来なくなります。
税金の免除、各種割引、優待・・・
IDカード1枚あれば、取りあえずの身分証明にもなるはず。
何故政府は、そう言う政策をとらないのでしょう?
官邸で、2ヶ月以上、何を話し合っていたのでしょうかね?
不思議ですよね。