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カテゴリ:歴史・文化
誰しも初めての経験ってのは記憶の深層に残っているものである。物心がついた年齢。異性を意識し始めた頃。初めてのキスなど思い返した事があるだろうか?皆がみな、深層心理の影に隠して大事に保存している事柄は多いと思う。 水原弘は、初代日本レコード大賞に輝いた歌手である。受賞曲でかつ代表作が「黒い花びら」である。戦後まもない時、賞が制定され日本歌謡界は大きく様変わりするのだが、男性が女性の心理を歌うのは、当時の歌謡にはなかった。彼が最初であったかに思うのである。そんな彼の曲の中に大好きだった歌がある。八六コンビの歌であったかに記憶している。これに九が加われば「上を向いて歩こう」になる。すき焼きソングでアメリカで大ヒットした曲である。逸れた!
♪~♪~♪~ 雨に濡れてたぁ~ 黄昏の街ぃ~ あなたと逢ったぁ~ 初めての夜ぅ~ 二人の肩にぃ~ 銀色の雨ぇ~ あなたの唇 濡れていたっけぇ~ 傘もささずに 僕達わぁ~ 歩き続けた 雨の中ぁ~ あのネオンが ぼやけてたぁ~
あなたの瞳にぃ~ うるむ星影ぇ~ 夕暮れ晴れたぁ~ 黄昏の街ぃ~ あなたの瞳ぃ~ 夜にうるんでぇ~ 濡れたブラウス 胸元にぃ~ 雨のしずくかぁ~ ネックレスぅ~ 小刻みに 震えててたぁ~ 二人だけのぉ~ 黄昏の街ぃ~ 並木の陰のぉ~ 初めてのキッス 初めてのキッス
さてと今日は写真をあてるのが非常に難しい。困ったものである。いつもの”さわやかウィンドー”は爽やかな映像が流れている。が、今朝はしっとりとした夜の情景しか浮かんでこない。困ったものである。
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