4時半から書き上げた大作がクリックミスで飛んでしまいました。調べながら、書いてたんで時間が掛かりましたけど~残念です。己のミスは諦めるしかありません。
みなさんには馴染みが薄いかもしれませんが、弘前の手仕事が世界に高く評価され、数々の賞を頂いている「ブナコ」ってご存知でしょうか?弘前人なら誰しも知っており、どこの家庭にも一個はある代物です。しかし、如何せん高価な物なので、ほとんどは贈答品として活用されます。
![IMGP5206.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/30/0001226730/78/img43039858zik9zj.jpeg)
このブナコ、ご想像通り「?(ぶな)の子」です。1956年、青森県工業試験場(弘前市)で生まれ、弘前工芸協会に技法が伝わり、現在ではブナコ漆器製造株式会社(1963年設立)が、一手に材料から製品化まで行っている純粋な国産品です。近年では2008年の環境問題をテーマとして開催された、洞爺湖サミットの各国首脳へのお土産として、注目を浴びた商品です。
![IMGP5200.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/30/0001226730/79/img15322605zik5zj.jpeg)
私は以前からポリシーとして、商売の助力にならないよう心掛けておりましたが今回は別です。弘前人として弘前に誇れる物は何があるだろう~と考えた時、自然やリンゴを除けば、手仕事がある。それも世界に冠たるブナコがある事に改めて気付かされたのです。
![IMGP5203.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/30/0001226730/81/img54f8d1a4zik8zj.jpeg)
ブナコは、ブナの原木を大根のかつら剥きのように、厚さ1ミリ、幅1センチほどの薄いリボン状にした物を芯(底板)に巻きつけ、バウムクーヘン状にします。それを少しづつ、ずらして器状にした物です。それを研磨したり、塗装を施したりして製品にします。約30もの工程を経て製品化される漆芸工芸品なのです。簡単に書いてますけど、ミリ単位の作業は匠の技としか言いようがありません。
![IMGP5204.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/30/0001226730/82/img58d08d03zik7zj.jpeg)
ご存知のように世界自然遺産「白神山地」を擁する青森県です。ブナ材蓄産量が日本一の青森県です。このブナの活用を考えたんでしょうね。昔々の話しです。今ではこの会社が、製造から製品化まで独自の工法で一貫して制作しています。
![IMGP5201.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/30/0001226730/80/imgfdc601dazik1zj.jpeg)
BUNACOは同社のオリジナルブランド名で商標登録されているようです。そして正規販売代理店としてブレスが土手町(弘前の繁華街)にあります。お近くにおいでの際は是非、お立ち寄りください。あぁ~あ、もっと一杯調べて書いたのになぁ~勿体無い事しました。二度同じ文面はできないです!