昨日は朝から晴天である。久々に青空であった。待ちに待った「ひろさき卍フェステバル」の初日である。朝からワクワクしている自分が分かった。カミサンはたかが、武者行列があるだけ~としか考えていない。事実そうなのだが、弘前市民が、弘前市そのものが弘前城築城400年祭一色に彩られる日なのだ。
400年で初めて公開された東内門
昨日、今日と二日間は何もかも忘れて楽しみたいのだ。弘前城が生まれて、連綿と400年の歴史を刻み今がある。その歴史の中に自分らが居る事を、街そのものもまた祝うのだ。市民参加型のお祭りと言っていいのであろう。なにが楽しいかって、お祭が楽しいのではない、歴史の節目に生きている自分が、その節目を体験できる痛快さなのである。
本日の流鏑馬の練習風景
あまり、みんなが書く物を書く事を良しとしない私ではあるが、今回だけは書かずばなるまい。この次に祝うであろう100年後に、私は存在しないのだから。この巡り合わせに感謝しなければならない。誰しも自分が歴史の中にいる事を意識はしていない。しかし、この時代に生きている事は事実であり、未来から振り返れば、この400年祭は歴史の一コマ1行に記述され、歴史の教科書に載るに違いない。そして、未来の子供達は、こんな昔の人達はどんな暮らしをしていたんだろうね?と語っているだろう。
ひなちゃん風缶ビール
そんな時代の中に存在している今を楽しめるのだ。こんな愉快な話はないのである。誰しも、歴史に名を刻みたいと願うが、ほとんどの人間は庶民として暦を支えるだけである。それはそれとして大事な一般庶民なのだ。ただ、生きるためだけに翻弄されている人間も多いが、ちゃんと歴史の礎として存在するのだ。そんな事を、改めて考えされた一日だったのである。
稚児行列
真摯に生きる事の大切さ、歴史の中に身を置いている自分を、意識させられた一日だったのである。空白さんから、早く更改しろと催促のメルが届いている。何も祭の内容を書く前に~長くなってしまった。お祭は写真を貼れば、それで分かるっしょ!内容は無いよぉ~!あれま、写真を貼れないってどうなってんのかしらねぇ~メンテナンス故だそうである。申し訳ない。
津軽為信を模した武者
豊田一輪車演技