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ＭＪＱ・日本文化を楽しむ会

[MJQ本体] カテゴリの記事

全77件 (77件中 1-50件目)

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歌舞伎座・建て替えの前に

もう一度、ＭＪＱで行っておきたいと考えています。まだはっきりと何年何月までという報道はないと思うのですが、早いうちに。年内、秋以降でしょうか。また詳細がつまってきたら案内します。

2007.04.03

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ＭＪＱ歌舞伎２実施報告＆参加者の声

行ってまいりました。新橋演舞場・昼の部にて、ＭＪＱ歌舞伎２。今回は人気演目に人気役者が重なり、満足度もずいぶん高かったようです。そして皆様、「ＭＪＱ歌舞伎１」や「ＭＪＱ京舞」などを経験していることもあってか予習もばっちり。休憩時間の過ごし方など劇場内でのふるまいも慣れたもので、芝居自体にいっそう集中して楽しんでいらしたようでした。観劇後は、恒例のビヤホールにて懇親会。芝居の感想を交し合うことはもとより、互いの近況報告から、なぜか「倫理」の話。さらには、今後のマツラボ活動へも魅力的なアイデアがいくつも出たりして。ＭＪＱとしては、次回は西洋の舞台芸術に目を向けようと企画しています。Ｍ【Ｊ】Ｑの範囲を超えることになるので、名称も考え直す必要があるかも・・・。では、参加されたみなさまの感想を、どうぞ連ねてくださいませ。

2006.11.11

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ＭＪＱ歌舞伎２・演目の詳細案内

お待たせしました。以下、すべてそろいました。観劇の前にぜひご一読を！◆番町皿屋敷あらすじ◆◆番町皿屋敷みどころ◆◆勧進帳あらすじ◆◆勧進帳みどころ◆◆弁天娘女男白浪あらすじ◆◆弁天娘女男白浪みどころ◆◆弁天娘女男白浪セリフ◆

2006.10.28

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ＭＪＱ歌舞伎２・弁天娘女男白浪・みどころ

歌舞伎演目のジャンルでいうと、「世話物」といいます。江戸時代の現代劇です。セリフも、テレビや映画の時代劇のような感じで、比較的分かりやすいはずです。艶やかな振袖姿であらわれた町娘が、正体を見破られると、振袖を脱いで、刺青の肌もあらわに居直る。その【鮮やかな変身ぶり】を、まず堪能したいところです。そして、正体を暴かれた弁天小僧が「知らざあ言って聞かせやしょう」で始まる名台詞で名乗りを上げるところ。幕末から明治にかけて江戸歌舞伎を完成させた河竹黙阿弥の【七五調の名台詞】をたっぷりと味わってください。浜松屋での弁天小僧の動作には、初演した五代目尾上菊五郎以来の【洗練された型】があります。たとえば拭った口紅を額の傷として塗りつけるという無駄のない動作や、その他小道具の扱いなどに、おそろしいほどに細かい手順がついているのです。それを手順とみせずに、自然に演ずるのが役者の腕のみせどころ。じっくりと味わいましょう。

2006.10.27

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ＭＪＱ歌舞伎２・勧進帳・みどころ

「勧進帳」は、歌舞伎の演目のなかでも、名作／人気作のひとつとされています。その理由としては、脚本がよくまとまっていて構成も見事であること、度重なる上演で洗練された演出がなされていること、さらに音楽が挙げられています。長唄の名曲が、場面に応じて、ときには豪壮な三味線の撥さばきで、ときには繊細に美しいメロディーで、芝居を盛り立ててくれます。また、内容的に、三人の男による、時代を超えた人情劇であることも大きな理由のひとつでしょう。富樫は「情」において、弁慶は「知勇」において、義経は貴公子の「品位」において、それぞれが日本人男性の理想ともいわれます。三者三様の理想像を今回の役者がどう演ずるか、じっくりとご覧ください。また、「勧進帳」は歌舞伎のだしもののジャンルとしては、能狂言をもとにした「松羽目物」といわれる種類となります。舞台のほうも、能舞台を模したつくりになっています。そこで繰り広げられる様式美もまた、見ものです。

2006.10.27

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ＭＪＱ歌舞伎２・勧進帳・あらすじ

こちらの台本には歌詞・台詞とも載っており、しかも難しい漢字にはルビもついて親切です。いわば、ここでの長唄は、芝居のト書きにあたる部分を担当していると考えてもよいでしょう。＜あらすじ＞源平の合戦は源氏が勝ったものの、源頼朝と【義経（＝判官）】は不仲となる。頼朝は全国に非常線をはり各地に新関を設ける。北陸道の安宅の関守である【富樫】左衛門はなかなかデキル奴。一方、都落ちをした義経は奥州藤原氏を頼る旅に出る。逢坂の関を越え、琵琶湖を渡り、海津の浦に着く。頼朝の追及を逃れるべく、武蔵坊【弁慶】は、自分と亀井六郎、片岡八郎、駿河次郎、常陸坊海尊の四天王は山伏姿となり、主君義経は強力(ごうりき＝荷物持ち)に変装することにする。一行は北陸道を北へ進み、安宅の関にかかる。富樫は、「東大寺の勧進僧」と名乗る山伏姿の一行を通すわけにはいかないと言い張る。強行突破とはやる四天王を抑え、弁慶は「最後の勤めを」と願い出る。弁慶たちが神妙に祈る姿の崇高さに、富樫はこの殊勝な心に報いようと、弁慶に勧進の趣旨が書かれた勧進帳を読めと命ずる。もちろんのこと、勧進帳などあるわけがない。ここで、弁慶は持ち合わせの巻き物を一巻取り出すと、勧進帳らしき文言を即興ですらすらと、見事に読み上げる。その姿を見て富樫は少し信じはじめるが、まだまだ納得せず、念の為に山伏のいわれなどを事細かに尋ねる。もともと僧であり深い知識も備えていた弁慶は、富樫が立て続けに発する難しい問いにもきっちりと答えていく。富樫はついに納得して、勧進の布施物も進呈のうえ、一行を通そうとする。安心した一行が通過しようとしたとき、富樫は強力を呼び止める。どうも義経らしいと、番卒の一人が目ざとく見つけたのだ。もはや強行突破しかないとはやる四天王を弁慶は必死で抑え、富樫の前で、お前が悪いといって義経を金剛杖で打ち叩く。さらに、「それほどまでに疑うのなら、こいつを置いていく。納得いくまで問いただせ。それとも、この場で打ち殺そうか」とまで言い切る。富樫は、思いを込めた表情を見せつつ、一行の通行を許す。安宅の関を通過した後、四天王は弁慶の機転を口々に褒める。しかし弁慶は、計略のためとはいえども、主君を打ってしまったというあまりの罪の大きさに恐れおののき、涙まで流してしまう。義経は、弁慶の労を優しくねぎらい、「かたじけない」とまで言う。そんなところに、富樫が追いかけてきた。さきほどの無礼の詫びに一献差し上げたいという。弁慶は喜んで大盃を傾け、さらに舞を舞う。その間に、義経と家来たちは旅立っていく。一行の姿が見えなくなるのを見届けてから、弁慶も富樫に別れを告げ、花道を豪快に引っ込んでゆく。※念のため、注：つまり富樫は、自分の命を捨てる覚悟で一行を見逃したのだ。他人を犠牲にしても私腹を肥やしている面々がイヤと言うほど報道される今日の御時世はともかくとしても、そこまでして…そんなことバカバカしいと思う人もいるかもしれない。でも、この情に打たれる観客も人一倍多く、だからこそ長年にわたり人気演目として続いているともいえる。ちなみに、歌舞伎の勧進帳の原作である能の「安宅」では、富樫は山伏を恐れて通したということになっているとか。能と歌舞伎の違いとしても、この点は興味深いところ。

2006.10.27

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ＭＪＱ歌舞伎２・弁天娘女男白浪・名セリフ

この演目では、七五調の名台詞をたっぷりと味わってください。名場面の名台詞を紹介しておきます。＜浜松屋＞【弁天小僧菊之助】知らざあ言って聞かせやしょう浜の真砂と五右衛門が歌に残した盗人の種は尽きねぇ七里ヶ浜その白浪の夜働き以前を云やぁ江の島で年季勤めの児ヶ淵百味講でちらす蒔銭を当てに小皿の一文子百が二百と賽銭のくすね銭せえだんだんと悪事はのぼる上の宮岩本院で講中の枕捜しも度重なりお手長講の札付きにとうとう島を追い出されそれから若衆の美人局ここやかしこの寺島で小耳に聞いた◎◎(※)の似ぬ声色で小ゆすりかたり名さえ由縁の弁天小僧菊之助たぁ俺が事だぁ※初演が五代目菊五郎だったので、たとえば六代目菊五郎が演じたときは、「父っつあん」だったらしい。ほかの役者が演じたときは、「音羽屋」といったとか。今回演じる菊之助なら、「父っつあん」か、「じいさん」あたりか？【南郷力丸】その相ずりの尻押しぁ富士見の間から向こうに見る大磯小磯小田原かけ生まれは漁師で波の上板子一枚その下は地獄と名に呼ぶ暗闇も明るくなって度胸がすわり櫓を押し借りやぶったくり船足重き凶状に昨日は東今日は西居所定めぬ南郷力丸面ぁ見知って貰えてぇ＜稲瀬川＞【日本駄右衛門】問われて名乗るもおこがましいが産まれは遠州浜松在十四の年から親に離れ身の生業も白浪の沖を越えたる夜働き盗みはすれど非道はせず人に情けを掛川から金谷をかけて宿々で義賊と噂高札の廻る配符の盥越し危ねぇその身の境界も最早四十に人間の定めは僅か五十年六十余州に隠れのねぇ賊徒の張本日本駄右衛門【弁天小僧菊之助】さて其の次は江の島の岩本院の稚児上がり平生着馴れた振袖から髷も島田に由比ケ浜打ち込む浪にしっぽりと女に化けて美人局油断のならねぇ小娘も小袋坂に身の破れ悪い浮名も竜の口土の牢へも二度三度だんだん越える鳥居数八幡様の氏子にて鎌倉無宿と肩書も島に育って其名せぇ弁天小僧菊之助※浜松屋でのセリフと、重なりつつも異なる表現になっていることにも注目【忠信利平】続いて次に控えしは月の武蔵の江戸育ち餓鬼の頃から手癖が悪く抜参りからぐれ出して旅を稼ぎに西国を廻って首尾も吉野山まぶな仕事も大峰に足を止めたる奈良の京碁打と云って寺寺や豪家へ入込み盗んだる金が御嶽の罪科は蹴抜の塔の二重三重重なる悪事に高飛びなしあとを隠せし判官の御名前騙りの忠信利平【赤星十三郎】又その次に連なるは以前は武家の中小姓故主の為に切り取りも鈍き刃の腰越や砥上ケ原に身の錆を磨ぎ直しても抜けかねる盗み心の深緑柳の都谷七郷花水橋の切り取りから今牛若と名も高く忍ぶ姿も人の目に月影ケ谷神輿ケ嶽今日ぞ命の明け方に消ゆる間近き星月夜その名も赤星十三郎【南郷力丸】さてどんじりに控えたは汐風荒き小ゆるぎの磯馴の松の曲がりなり人となったる浜育ち仁義の道も白川の夜船へ乗込む船盗人波にきらめく稲妻の白刃で脅す人殺し背負って立たれぬ罪科は其身に重き虎ヶ石悪事千里というからはどうで終いは木の空と覚悟はかねて鴫立沢しかし哀れは身に知らぬ念仏嫌えの南郷力丸※浜松屋でのセリフと、重なりつつも異なる表現になっていることにも注目

2006.10.26

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ＭＪＱ歌舞伎２・弁天娘女男白浪・あらすじ

◆ひとこと解説世話物（江戸の現代劇）として、もっとも歌舞伎らしい芝居のひとつ。原作は「青砥稿花紅彩画」という長編だが、「浜松屋」のくだりを中心とした有名な場面だけを、「弁天娘女男白浪」（べんてんむすめめおのしらなみ）というタイトルで上演することが多い。俗に「白浪五人男」とも呼ばれる。※「白浪(しらなみ)」とは泥棒とか盗賊とかいう意味で、中国の故事による。◆あらすじ【浜松屋】鎌倉雪ノ下の呉服屋「浜松屋」に、振り袖姿の美しい武家娘と供の若党がやってくる。（実は、武家娘は弁天小僧、若党は南郷力丸。日本駄右衛門を親分とする盗賊グループ＝白浪五人男のメンバー。）婚礼の衣装をいろいろと注文している間に、緋鹿子を万引きしたのが見つかる。（そうなるように、娘に化けた弁天小僧が仕組んでいた。）万引きだと騒がれたあげく、娘は番頭にそろばんで、額に傷をつけられてしまう。ところが、その品物は他店で買ったものだと判明し、万引きの疑いは誤りと分かる。さあ大変！婚礼前の娘に傷をつけられたまま屋敷には帰れぬと難癖をつけて、金を強請り取った若党。そこに居合わせたのが、玉島逸当と名乗る侍。娘は男であり、しかも女装した盗賊ではないかと見破る。シラを切る娘を問い詰める侍。とうとう娘は正体を現し、啖呵を切って帰ってしまう。「知らざあ、言って聞かせやしょう。…弁天小僧菊之助たァ俺がァことだ。」と有名な名セリフが続く。（この場面だけでは分からない、「実は」の話）実は、玉島逸当と名乗る武士こそ、盗賊の首領である日本駄右衛門であった。全ては彼のたくらみ。これによって店の信用を得たうえで、それを逆手にとって全財産を奪うつもりだったのだ…。【稲瀬川】日本駄右衛門を筆頭とする五人組は遂に稲瀬川に追い詰められるが、豪華衣裳に身を包み、順に堂々とせりふを連ねる。これまた名セリフ。（この場面の後の話）追い詰められた弁天小僧は、極楽寺の大屋根のうえで激しい大立ち回りの末に、立ったまま腹を切って壮絶な死をとげる。

2006.10.24

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ＭＪＱ歌舞伎２・番町皿屋敷・あらすじ

旗本奴の青山播磨が供をつれ、赤坂山王神社に来たところ、敵対する町奴の幡随院長兵衛の子分たちに喧嘩を売られた。播磨も受けて立とうとしたが、播磨の伯母の真弓が止めに入ったため、双方ともその場は引かざるをえなかった。真弓は播磨の行動をいさめ、妻をめとれば落ち着くだろうと縁談をすすめるが、播磨にはその気はさらさらない。というのも、播磨には心に決めた恋人がいたからだ。その恋人というのは、青山家に仕える腰元のお菊である。彼女は、愛する播磨に縁談話があると聞き、不安でたまらない。思い詰めたあげく、青山家に先祖代々伝わる家宝の皿の一枚を取りだすと、わざと割ってしまう。一枚でも割ったら手打ちといわれる皿である！家宝の皿が割れたと知った播磨は、「たかが皿一枚のこと」と寛大で、「余人は知らず、そちを手打ちにできると思うか」と言う。さらには、ふたりの仲を打ち明けて共に暮らそうとまで言ってくれた。この言葉にお菊の心は晴れ、幸せの絶頂に包まれる。しかし、お菊がわざと皿を割った事実が発覚する。播磨が問いただすと、皿が大事か自分が大事か、播磨の心を確かめるために割ったと言うではないか。聞いた播磨は激怒。お菊の心の疑いは晴れようとも最愛の女に疑われた自分の無念は晴れぬと、お菊を手打ちにする。そこでの播磨の名セリフ：「そちの疑いは晴れても、疑われた播磨の無念は晴れぬ」皿が惜しさに手打ちにするのではないという証拠に、お菊の目の前で残りの皿も割ったうえで、お菊を斬る。お菊は得心のうえで斬られ、喜びのうちに死んでいく。恋を失った播磨は、町奴との喧嘩に駆け出して行くのだった。

2006.10.22

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「歌舞伎なんて…」という方にこそ！

歌舞伎にまったく／ほとんど触れたことのない方、とくにビジネスマンの方を念頭において、楽しんでいただくための新たな切り口を考えてみました。題材としては、１１月のＭＪＱ歌舞伎２の演目にも入っている「勧進帳」。長唄が名曲であるとか、歌舞伎史上でこういう意味があるとか、そのような話なら、すでに多くの入門書や専門書が出ています。今回は、まったく別な視点から、ふだん歌舞伎になど興味がない方にこそ、何かを発見していただければ。近々、マツラボにて案内が出ます。「歌舞伎？興味ないね」という方こそ、是非どうぞ。

2006.09.27

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ＭＪＱ歌舞伎２・番町皿屋敷・みどころ

「皿屋敷」といえば、「一枚、二枚、…」で有名な怪談を思い出す方も多いでしょう。この演目は、まさにその一件を題材とした作品ではあるものの、怪談ではありません。愛する男のことを信じきれなかった女。惚れた女から信じてもらえなかった男。二人の、哀れさ。悲しさ。セリフもほとんど今の言葉と変わらず、現代劇としても通用する心理劇といえます。男と女の心の動きが、セリフや仕草にどう表現されているのか、よおく見てみましょう。（なお、いかにも歌舞伎っぽいという味わいはあとの二つの演目がたっぷりと提供してくれます。）

2006.09.24

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ＭＪＱ歌舞伎２・演目の詳細案内・目次

こんな目次を考えています。・番町皿屋敷　・登場人物　・あらすじ　・みどころ　・名セリフ・勧進帳　・登場人物　・あらすじ　・みどころ　・長唄歌詞・弁天娘女男白浪　・登場人物　・あらすじ　・みどころ　・名セリフこれから観劇日に向けて、少しずつ、各内容を追加していきます。

2006.09.08

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●◎● ＭＪＱ歌舞伎２のご案内 ●◎●

【まえがき】ＭＪＱが発足して、はや一年半。思えば、最初のイベントがＭＪＱ歌舞伎１でした。今回いよいよ、人気演目そして人気若手役者がそろった公演にて、満を期してＭＪＱ歌舞伎２とまいります。前回とはまた別の歌舞伎の魅力が満載。グローバルに通用する日本人ビジネスパーソンを目指すマツラボのメンバーなら、一度は見ておきたいし、そうするときっと何度でも見たくなる歌舞伎。ＭＪＱ歌舞伎１に参加した方もそうでなかった方も、ぜひどうぞ！【日時】11月11日(土)歌舞伎鑑賞：11時～16時ぐらい懇親会（任意参加）：その後【費用】チケット代：３階Ａ席（４千円）懇親会：実費（２～３千円）【演目】わかりやすく歌舞伎味も満点の人気演目がそろいました。「勧進帳」と「弁天娘女男白浪（弁天小僧）」はとくに、なんとしても一度は見ておきたい名作です。一、番町皿屋敷◇青山播磨松緑 ◇腰元お菊芝雀ニ、歌舞伎十八番の内勧進帳 ◇武蔵坊弁慶海老蔵 ◇富樫左衛門菊之助 ◇源義経芝雀三、弁天娘女男白浪浜松屋見世先より稲瀬川勢揃いまで◇弁天小僧菊之助菊之助 ◇南郷力丸松緑 ◇日本駄右衛門左團次 ※チラシはこちら※くわしい演目紹介は後日に掲載します。【役者】「花形」ということで、若手の人気役者が出演します。脇を固める腕達者な役者や裏方に支えられて成り立つ歌舞伎ですが、やはり大きな魅力は主役を演じる役者たち。今回の中心となるのは、つい最近まで「三之助」と呼ばれていた、いわゆる歌舞伎の名門の家の御曹司です。◆市川海老蔵「まさに大器と呼ぶにふさわしく」◆尾上菊之助「輝くようなみずみずしい美貌と清潔な色気」◆尾上松緑「かっきりとした清潔な芸風」ＭＪＱ１では人間国宝の円熟の芸が主軸でしたが、今回は、若手の溌溂とした輝きを浴びることができそうです。【劇場】新橋演舞場去年秋にＭＪＱ京舞の会場ともなりました。リニューアルされたばかりでモダンかつシックな内装。劇場が小ぢんまりとしているので、三階席でもわりと舞台を近く感じられます。【懇親会】ＭＪＱのもう一つの楽しみが、舞台鑑賞後の懇親会。いつもとはまた異なるモードにて、話題がいちだんと広く深くふくらみます。【申込】そんなＭＪＱ歌舞伎２への参加申込は、マツラボサイトの「イベント申込」からお願いします。締め切りは、【９月１５日（金）】とさせていただきます。みなさま奮ってのご参加をお待ちしています。

2006.09.04

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温め中

いずれ、マツラボの場で、日本の伝統芸能／伝統音楽の入門みたいなことをできないかと考えています。きっかけがなかったり、なんとなく敷居が高そうなイメージがあるため、興味はあっても…という方が意外と多いのではないでしょうか。いざ触れてみれば、こんないいものがあったのかということを、きっと発見してもらえるのではと思います。さまざまなジャンルの名演のレコードから、とりわけおいしい部分を揃えてみましょうか。そこで問題は、出し方。初めての方にもなじみやすそうなものを集めようか。でも、それでは一般論になってしまってつまらない気もします。巷の入門書にあたれば、定番的な名作の紹介はいくらでもあります。それとも、自分の好みを全面に押し出してみようか。でも、あまりにマニアックすぎてしまってもどうか。それと、ただ名作名場面の羅列では芸がない。なにか、参加者の興味を惹くような切り口を設けたい気もします。いくつかアイデアがないわけでもありませんが、まだまだ考えは巡ってます。もう少し熟成させてみます。

2006.09.01

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１１月１１日（土）決定！ＭＪＱ歌舞伎２

ＭＪＱ歌舞伎２＠新橋演舞場の開催日は、【１１月１１日（土）】に決定しました。時間はこんな感じになります。集合１０：４５観劇１１時～１６時ぐらい懇親会そのあと少々すでに２～３名の参加者がいらっしゃいます。詳しい案内は、また近日。まずは日程のお知らせまで。

2006.08.24

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【予告】ＭＪＱ歌舞伎２＠１１月・新橋演舞場

久しぶりに、ＭＪＱのお知らせです。ＭＪＱ歌舞伎の第二弾として、この秋、１１月の新橋演舞場の花形歌舞伎を企画しました。「花形」とは、若手の人気役者のことです。＜チラシ＞＜演目・配役＞対象は昼の部、席種は３階Ａ席（４２００円）。日程は土曜日の線で検討中。決まり次第、追って案内します。とくに、「勧進帳」と「弁天娘女男白浪」は、歌舞伎の中でも超人気の芝居。しかも若手の人気役者が出演とあっては、歌舞伎ファンならずとも一度は見ておきたい舞台です。もちろん、ＭＪＱならではの、より楽しむための事前案内も至れりつくせり。もうこれは絶好のチャンスです。９月半ばをめどに、３～４名集まれば開催可能。現時点で興味のある方は、その旨、この日記へコメントください。参考まで、ＭＪＱ歌舞伎・第一弾の記録はこちらです。

2006.08.19

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【ＭＪＱ大相撲・感想はこちらにどうぞ】

本日は、ＭＪＱ大相撲でした。大相撲五月場所の１４日目（千穐楽の前日）を、マツラボの仲間で観戦してきたのです。（サプライズで、南京玉すだれの実演も楽しんでまいりました。）今回の参加者は次の８名。　ドラゴン　リヨ　なかじ　マサ　ＹＭさん（仮ニックネーム・お久しぶり）　きむきむ（初参加・ようこそ）　マツさん　サニー参加者のみなさまからの感想は、この日記へのコメントというかたちでお願いします。

2006.05.20

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【大相撲五月場所観戦のご案内】

先日予告したとおり、２００６年第一回のイベントとして、相撲観戦をご案内します。相撲については、昨年来より、「興味ある」、「ぜひ見てみたい」、という声を、複数のゼミ員の方からいただいていました。いよいよ実現するこの機会に、どうぞ参加ください。参加希望の方は、お名前と参加者数を、 mjq@tkomatsu.comあてにお送りください。みなさまのご参加をお待ちしています。　＊　＊　＊　記　＊　＊　＊◇日時◇ 2006/5/20(土) 1:30 - 6:00◇場所◇ 両国国技館◇予算◇ 4,000円（チケット代）◇申込／お問い合わせ先◇ mjq@tkomatsu.com ◇申込締切◇ 3/19(日)　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

2006.02.20

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－活動予告－

２００６年前半の活動を予告します。時期は５月。連休明けとなりましょう。可能性は二つ。１．大相撲５月場所（両国国技館）２．歌舞伎（新橋演舞場）くわしくは、近いうちに、マツラボのサイトに案内を出そうと思います。興味のある方は、今からでも、名乗りをあげてください。この記事へのコメントという形でどうぞ。

2006.02.05

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ＭＪＱ初年度

２００５年もあと２月ほど。ＭＪＱ初年度として、今年は、活動が立ち上がったという一年でした。ＭＪＱとしての次の実地の活動は、もう来年。２００６年は、たとえば、ＭＢＣのように、１時間、お茶一杯ぐらいで気軽に参加できるものを開催してみたり、そのほか新たなテーマや新たな切り口で、日本文化を楽んでいきたいと思っているところです。

2005.10.24

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ＭＪＱ大相撲・参考情報

ちょっと参考情報です。チケット購入から当日まで、観戦の流れを説明しているサイト。（マス席でなく椅子席でも、流れは同じ）参考ガイドブック：◇『決定版!大相撲観戦道場―相撲の楽しみ方教えます』ベースボールマガジン社◇『はじめての大相撲』岩崎書店ＭＪＱ大相撲は、2006/1/21(土)。ただいま申し込み受付中です。

2005.10.20

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GRAND SUMO

相撲の話題をひとつ。つい最近、米国ツアーがあったそうです。ラスベガス。記事その１記事その２記事その３２０年ぶりとか。記事の写真がまた面白い。

2005.10.16

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MJQ大相撲

次のMJQでは、大相撲を観戦します。桝席でなくても、椅子席でも手軽に十分に雰囲気を楽しめます。相撲自体の観戦だけではありません。歌舞伎座がそうであったように、両国国技館じたいも、一大テーマパークです。「楽しむ」ことをモットーとするMJQが、2006年の初頭に提供するこの機会。みなさまのご参加をお待ちしています。◇日時◇ 2006/1/21(土) 1:30 - 6:00　　　　（二次会もあり）◇予算◇ 4,000円（チケット代）◇申込／お問い合わせ先◇ mjq@tkomatsu.com ◇申込締切◇ 11/22(火)

2005.10.14

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MJQ京舞・参加者の声

参加者の皆様からの感想を抜粋して紹介します。＜＝で、私の一言も。「今まで京舞のようなものを一度も見たことがなかったので、すごく印象に残りました。何事も体験しなければ良さがわからないですね。日本には他にもいい文化が残されているんでしょうね。これからは自分で歌舞伎や能なども見に行ってみようと思いました。」＜＝まさに、ＭＪＱの趣旨をとらえて楽しんでくださいました。「ストーリーがわかりやすかったこと、そして１００歳まで生きた実在する人物の話であること、そして役者の先代が誕生して同じく１００周年だったこと、俳優達の演技が一流であったこと等、いろいろな要素がからみあって、今回の京舞観賞はすばらしい経験になりました。マツラボの仲間達と一緒に見たことも楽しかったですね。」＜＝見た後に十人十色の見方をぶつけあうことで、何倍にも楽しめてしまいます。前回の歌舞伎もそうでした。「いつもながら、事前にブログでたくさんの情報を提供していてくれたこと、…の功績がとても大きかったと思います。」＜＝そんな準備をすることで自分自身の整理にもなり、おかげで普通に見るよりも何倍にも楽しめています。「お芝居もとってもわかりやすくて･･･ところどころで笑いがあり、また実は一人でこっそり涙ぐんでみたり」「舞もとってもあでやか～」「東京にいながら京都見物しているよう・・・おつなものです」＜＝京都、祇園情緒がたっぷりと味わえたと思います。予告の売り文句でも言ってたかな？「本当に楽しませてもらいました」＜＝何よりこれが一番。ご自分のブログに詳しく書いてくれた参加者の方も… なかなか深いです。◇リヨ◇◇まゆぞう◇たしかに少しだけ準備に時間は使ってますが、いつも、それ以上のものを参加者の方々からいただいちゃっている気がします。みなさま、おおきに！

2005.09.14

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ＭＪＱ京舞・報告

9/10(土)16:00開演の、新派の芝居「京舞」を新橋演舞場で楽しみました。今回の参加者は、ナッキー、リヨ、まゆぞー、寛ちゃん、マサ、ドラゴン、マツさん、サニーの、８名です。席は、ＭＩ６（マツラボ情報部６課＝ＭＡＣ韓国ツアーでも暗躍したマツラボの秘密部隊！？）の手配により、三階の最前列をズラリ横並びで押えました。前を遮るものはなく、舞台全体がほどよく見渡せる、これ以上はない良席です。芝居のほうは、歌舞伎の場合と比べると、ことばは現代語だし、芝居もナチュラルな感じで、いっそう入りやすかったようです。それだけに、内容に深く感じ入っていた様子がうかがえました。なかには、こんどは両親に見せたいという方も。（参加者のみなさんの声も、集まりしだい掲載します。）芝居が終りました。劇中で三世井上八千代が「おくすり」と称して、たびたび美味しそうに飲んでいたビール。われわれ一行も、それにならい、おくすり片手に観劇の感想を交換することにします。前回のＭＪＱでもお世話になった、歴史あるビアホール。四世井上八千代と初代水谷八重子は生誕１００年、こちらのビアホールはちょっと若くて７０年。そんな歴史が詰まった空間で、なかには数ヶ月ぶりに顔を合わせるメンバーもあるところ、近況報告の交換となりました。いつのまにやら話は発展し、リーダーシップ論、人が育つのを見る喜び、ハイパフォーマーのマッチングデータベース（これは私もお願いしたい！）、５年後のビジョン、大人の遊び場、あと何だっけ？というくらい。これだけでは分からないかもしれませんね。話題の広さと深さがすごい、ということを言いたかったのです。さすがはマツラボ。おなかのほうも落ち着いてきたところで、参加者へのプレゼントコーナー。今回の特等は、文庫サイズの祇園の写真集。ＭＪＱ京舞に一番はやく申し込み、もっとも長い間、楽しみに待っていてくれたナッキーの手に。まゆぞー、リヨの女性２名には、京都・春バージョンのあぶら取り紙。マサ、マツさんには、「男」バージョンのあぶら取り紙。二次会には参加できなかったドラゴンと寛ちゃんには、舞妓メモ箋。すべて、祇園で現地調達した逸品でした。以上で、２００５年ＭＪＱのイベントは、たぶんおわり。こちらのブログによる情報発信はもちろん続きます。そして、来年の口切は、１月に、相撲なのです。題して、【「相撲」どすえ、じゃなくて、どす恋】てな感じです。

2005.09.11

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９月京舞・最新情報

こんな情報をみつけました。とくにＭＪＱに参加される方、いちど目を通しておくと期待が盛り上がりますよ。新派「京舞」来月３日から京舞の名手役に挑戦初代八重子生誕１００年記念以上の３つでした。

2005.08.29

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ＭＪＱ京舞・プレ情報もくじ

ＭＪＱ京舞の開催案内はこちら※お問い合わせ： mjq@tkomatsu.com ● 最新情報 ●【一口コラム】◆（１）京舞 ◆◆（２）手打ち ◆◆（３）祇園の物語 ◆◆（４）メンタリングの物語 ◆◆（５）女性の物語 ◆◆（６）五花街 ◆◆（７）情緒と人情 ◆【京舞コラム】●（１）・京舞とは ●●（２）・『舞』とは ●●（３）・京舞の特色１ ●●（４）・京舞の特色２ ●●（５）・京舞の舞台＝祇園 ●●（６）・京舞の家元＝井上八千代 ●

2005.08.20

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【京舞コラム（６）・京舞の家元＝井上八千代】

京舞の家元は、「井上八千代」と名乗ります。歌舞伎役者の場合と同じように、初世、二世、・・・と襲名していきます。現在の家元は、五世の井上八千代です。◇初世は、五摂家の筆頭である近衛家で舞の師範をつとめていました。１７９９年に独立したのが井上流のはじまりです。このとき近衛家から贈られた言葉から、代々の家元は「八千代」と名乗ることになります。１８５４年没。◇二世は、金剛流の能を取り入れ京舞の型を確立しました。１８６８年没。◇三世は、京舞と祇園との絆を結び、今日の隆盛の基礎を築きました。１９３９年没。（前回コラム参照）◇四世は、京舞の名を全国にしらしめました。若い頃から名人の声が高く、１９５５年にいわゆる人間国宝の制度が始まったときの第一号として認定されたなかの一人です。東京公演さらには海外公演で、京舞の名声を日本だけでなく世界にまで広めました。まさしく芸に生きた方でした。２０００年に井上八千代の名を孫の三千子に譲った後も井上愛子として舞い続けていましたが、昨年２００４年３月に９８歳で亡くなりました。葬儀は、都をどりの終了後に行われました。☆今回の芝居では、三世と四世が中心となります。◇五世は、現在の家元であり、四世の孫にあたります。幼い頃から四世の厳しい薫陶を受け、２０００年に五世を継ぎました。これからの京舞を背負って立つ存在です。五世の舞を何度か見たことがありますが、品格そして力強さを感じるものでした。今回の舞台の案内を見てみましょう。「舞踊振付井上八千代」とあります。ということは、芝居の中で演じられる京舞の演目も、本家の家元がきちんと目を通したものですよ、ということです。以上で、京舞コラムは完結です。

2005.08.15

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【京舞コラム（５）・京舞の舞台＝祇園】

京舞と祇園は深い絆で結ばれています。祇園は京都の五花街のひとつ。正確には祇園甲部と祇園東の二つがあります。上七軒、先斗町、宮川町で五つになりますね。京舞の舞台となるのは祇園甲部です。祇園の発祥は江戸時代に遡ります。八坂神社への参詣客を相手とする茶屋がはじまりといわれています。明治５年に都をどりが創設されたときに、当時の京舞の家元である三世井上八千代が振付を担当することになりました。以来、祇園の舞は京舞であり、京舞は祇園だけとなったのです。かんたんに言ってしまえば、京舞＝祇園というわけです。祇園は、芸妓・舞妓の世界です。東京では芸者ですが、京都では芸妓（げいこ）と呼びます。舞妓（まいこ）は、芸妓の見習い。英語では apprentice geisha と言うそうです。東京では、芸者見習いを半玉（はんぎょく）といっているようです。「芸」妓、「舞」妓というくらいですから、舞踊はもちろん、三味線、鳴り物、茶道、華道など諸芸を日々研鑽しているわけです。そして、祇園における舞の師匠（先生）が井上八千代であり、今回の芝居の主人公でもあるのです。次回のコラムでは、三世を含む代々の井上八千代についてお話します。前回へのリンク：【京舞コラム（４）・京舞の特色２】

2005.08.12

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【京舞コラム（４）・京舞の特色２】

コラム第１回でもふれた、国立劇場での京阪の座敷舞の会。ここでは、井上・楳茂都・山村・吉村の四流がそろいます。素人の目でも、一度に続けて見てみると、それぞれの個性が自分なりになんとなくとらえられます。自分の感想としては、井上流は、四流のなかでもっともシンプルで力強く、品格がきわだってます。流派によっては、色気や華やかさを前面にうちだすように見えるものもあり、それはそれの楽しみがあります。いっぽう、井上流の場合はそのようなものを徹底して押さえます。色気や華やかさを押し殺した舞の中に、一瞬ほのめく色気。文楽の人形が、ある瞬間には生身の役者以上に人間の感情を表現するのと通じるものもあるように思います。シンプルなことでかえって表現の可能性が広がるのは、能に通じるところもあるように思えます。もっと身近にいえば、いつでもお色気全開のような女性よりも、普段はむしろそんな気配がなさそうな人がふとした瞬間にちらりと見せる女らしさ、のようなものにも例えられるかもしれません。京舞の場合は、そのちらりと見えるものがものすごく凝縮されているような気がします。京舞の魅力については、さまざまなジャンルの一流の人々が口を揃えて絶賛しています。でも、ここで大事なことは、「知らなくても楽しめる」ということ。はじめて見るときは、「ああきれいだな」でも十分。複数の舞妓が舞う演目とか、黒紋付がずらりと揃う「手打ち」などは、ぱっと見た目だけでも楽しめることでしょう。どこかのインタビューか何かで、現家元の五世井上八千代が、「京都にはこんなものもあるというのを見てもらったら」という趣旨のことを聞いた覚えがあります。見なければ始まりません。そして、その絶好の機会が、MJQ９月・京舞なのです。前回へのリンク：【京舞コラム（３）・京舞の特色１】

2005.06.16

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【第３回・京舞の特色１】

特色のパート１ではすこしだけお勉強モードでいってみましょう。京舞井上流をひとことでいうと、格調が高く気品に満ちた舞といえます。もうすこし具体的にはこんなポイントがあげられます。『』で引用したのは、先代の家元である四世井上八千代のことばです。１．御所風の非常に上品な立居ふるまいや白拍子舞『宮廷の上品さ、大らかさ』２．金剛流の能の影響『ここにも、井上流が“踊り”とは異なる、線の強さを打出す原因があるのではないかと思います』３．人形浄瑠璃の影響（「人形」とは、文楽の人形のこと）『井上流の人形ぶりは、正にこの、どことなく硬直であどけない人形の魅力を、人間の舞に写し替えたものだといえます』『人形のもつ硬さと可愛らしさ、表現力の強さとあどけなさ』４．お座敷舞『地唄を基とする規模の小さい、地味な京風のお座敷舞』次回は自分なりに思うことを紹介します。前回へのリンク：【京舞コラム（２）・『舞』とは】

2005.06.15

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【京舞コラム（２）・『舞』とは】

京舞じたいについて話す前に、京舞の「舞」について触れておきましょう。日本舞踊の字を見てみると、「舞」と「踊」という二つの文字があります。「舞」は、旋回すなわち水平方向の動きが主。一般に、ゆっくりめでしっとりとしています。（演目によっては地味に感じられるかもしれません。）能の動きを思い浮かべてもいいかな。「踊り」は、跳躍つまり縦方向の動きが主。一般に、リズミカルでテンポは早めで、派手で華やかです。歌舞伎の踊りを思い浮かべてください。舞と踊りの違いについては、伝統芸能の本を探すと、もっともっと突っ込んだ説明がいくらでもあります。なんとなくでも、「舞」と「踊り」の雰囲気が想像できましたか？次回はいよいよ京舞の特色です。前回へのリンク：【京舞コラム（１）・京舞とは】

2005.06.14

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【京舞コラム（１）・京舞とは】

舞台で演じられる歌舞伎舞踊に対して、文字通り座敷で舞われる「座敷舞」というものがあります。「座敷舞」はまた、「地唄舞｣、｢上方舞」などともいわれます。「上方」ですから、本場は京都・大阪。座敷舞には、大きく４つの流派があります。井上流、楳茂都（うめもと）流、山村流、吉村流。国立劇場では、この四流を招いて「舞の会京阪の座敷舞」というのをほぼ毎年開催しています。そして、井上流＝京舞なのです。京舞は、京風のお座敷舞。もちろん京都が本拠地。京舞は、日本文化を代表するもののひとつ、伝統芸能の最高峰のひとつといっても過言ではないでしょう。残念なことに、東京では、京舞だけのまとまった公演というのは、なかなかありません。そんななか、昨年１０月、東京における京舞公演が何年かぶりに開催されました。チケットは即売り切れ。自分も行きたかったのですが入手できず。なお、その公演には皇太子殿下もご臨席とのこと。９月の新橋演舞場では、京舞のいくつかの演目に手軽に触れて楽しむことができるのです。舞踊振付として京舞家元である井上八千代の名前があがっています。劇中で新派の女優が演じるものとはいえ、みっちり稽古された本格的なものとなるはずです。次回のコラムでは、京舞の特色を見ていきましょう。

2005.06.13

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東をどり

「あずま」をどりと読みます。新橋演舞場で開催される、年に一度の新橋芸妓の芸を披露する会です。一般人でも見ることができる数少ない機会。今日、見てきました。今年の案内はこちらですが、三階席なら映画と変わらない値段ですね。間に２回の休憩をはさんで、全体では２時間３０分ほど。若手の華やかさもあれば、ベテランの芸も光ります。壮観なのはフィナーレで、黒い着物姿で２０名ぐらいが舞台にずらりと並び、挨拶をするところ。日本人にはこの姿が素晴らしく似合うと、見るたびに感心することしきり。参考記事を：東をどりについての紹介記事その１東をどりについての紹介記事その２本日5/28から5/31まで開催しています。明日、銀座方面にお出かけの方で、時間がある方は覗いてみては？新橋演舞場の切符売り場で聞いてみて当日券があれば、ぜひ見てみてはどうでしょう。ジャパネスク度：★★★★★

2005.05.28

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親切に語るMJQ、趣味に走る感想記

お気づきの方もいると思いますが、タイトルの通りです。MJQ本体は、やさしく分かりやすくをモットーとします。感想記と徒然のほうは趣味に走ってしまいそうな予感がしていましたが、やっぱりそうみたいです。MJQのように詳しく説明するわけではないので、何のことかよく分からないこともあるかもしれません。ときには、誤解や勘違い、はたまた脱線もあるかも。あります。疑問とか、何か注意をひいたことがあれば、気軽に質問なりコメントなりを書き込んでください。どうぞよろしく。

2005.05.24

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大相撲の巻・３

さあ気になるお値段。相撲というと、桝席で、４名セットになっていてウン万円、しかもチケット自体がそこらでは買えない。こんなイメージがありませんか？この私がそうでした。初めて見るにあたり、とにかく確実に入手できるものを探した結果、イス席とお土産がセットになっているものを購入した。チケット自体の値段の約２倍になってしまいましたが、土産は盛りだくさんで、観戦しながら食べたりつまんだり飲んだり。あとは持ち帰り。案内も、案内所に行くと、その粋な若い衆がスタスタと先導してくれます。垢抜けた動作を見ているだけで、なんか気持ちよい。相撲案内所の紹介はこちら。たまにはお大臣気分も悪くはありません。とまあ、そういう世界の一方で、意外と手ごろな席もあるんです。よく調べたら、イス席だけを自分で買うこともできたとは。国技館の２階はイス席で、３つのランクに分かれます。土俵との距離やチケット価格からしても、イス席の前のほうは歌舞伎座の２階に近い。イス席の後ろはちょうど歌舞伎座の３階席。一歩だけ踏み出してみたら、チケット入手も簡単にゆったりと楽しめた大相撲デビューでした。

2005.05.18

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大相撲の巻・２

巨体同士がぶつかりあう迫力は、２階の椅子席にも届きます。１階の間近な席で見たらさぞかし迫力でしょう。格闘技というだけでなく、様式化された形や動きを楽しむのは、さすがは「国技」。行司の姿も次第にランクアップしていくのが面白い発見。足元に注目。はじめは裸足、次に白足袋、いつのまにか、幕内の後半では草履まで。観客には外国人の姿が目立ちます。たまたま今日がそうだったのかもしれないが、ざっと見て３割ぐらい？歌舞伎座で見ている経験を平均した割合よりも、あきらかに高いのはちょっと意外。子供も予想外に多く、しかも大きな声で声援を送っています。女性の声援も多い。歌舞伎では、女性の掛声には疑問が残ることが多いのですが、相撲では定着している感じだし、実際あまり気にはなりませんでした。声援には人気がはっきりと出ます。自分は普段は相撲は全然見ないので、朝青龍の名前ぐらいで、誰が誰やらわかりませんでしたが。パフォーマンスで人気をとっていて、負けてもなぜか大きな拍手をもらっている力士も。歌舞伎も、Ａ、Ｂというライバル同士が共演すると、それぞれの贔屓が掛声を競ったことが昔はあったという話を思い出します。取り組みが終わっての「弓取式」も、伝統芸能っぽい。ハネ太鼓に送り出されて、相撲見物の一日が終わりました。このあと川沿いをそぞろ歩き、一杯やったりすると、もうたまらんでしょう。今日はやりませんでしたが、それでも十分にいい気分で帰途についたのです。ジャパネスク度は満点。★★★★★それにしても、８：３０開場から６：００までやっているのは驚き。歌舞伎は半日でしたが、相撲で一日をゆったりと過ごすのも悪くありません。もっとも、実質的には、十両の土俵入りか、中入り・横綱土俵入りあたりから見ても、十分に楽しめます。これなら、２：３０ないし３：００ぐらいから。ともかく、日本人として一度は見ておきたいものと、断言しておきます。ＭＪＱで、いずれ行きましょう！

2005.05.17

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大相撲の巻・１

行ってきたのは、両国国技館で行われている大相撲五月場所です。初回ということもあり、早めに行きました。９時過ぎぐらいでしたが、すでに「前相撲」が始まっています。実は、相撲って、８：３０開場から夕方６：００まで、まる一日やっているのです。入場してまず注意をひかれたのが、呼び出しの声。「ひが～～し～、ＸＸＸ～、にい～し～、△△△～」ってな具合のあの声が、のどかな雰囲気を場内にかもし出しています。なんともいえない声の艶、節回し。柝の音も響き、相撲の情緒が醸しだされる。なるほどこれは伝統芸能でもあるんだなあ。場内は、「出方」と呼ばれる大相撲案内所の案内係が、立付袴姿できびきび動き回っています。粋でイナセな江戸っ子でぇ、てなかんじで、なんとも渋い。午前中は観客もまばら。館内を探検したり、二階のテラスを散策したりもしながら時計を見ると、はや１２時。ここに来たら逃せないのが「ちゃんこ」。考えてみれば、ちゃんこを食べるには本場の中の本場。これ以上の本場はない。しかも、一杯２００円。大き目の椀というか、小さ目の丼というかぐらいの容器。行列ができていて、１０分ほど待ちました。相撲教習所ということで、力士が学科の勉強をする部屋らしい。帰りがけに隣の稽古場を覗いていく。午後になって、十両あたりからいよいよ大相撲らしくなってくるのです。（続く）

2005.05.16

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やはりジャパネスクだった大相撲

初めて大相撲を見てきました。詳しくは近いうちにレポートしますが、期待以上に楽しめました。歌舞伎とはまた違ったジャパネスクを満喫できます。これはＭＪＱとしても考えなければ。相撲を見に行ってみたいというゼミ員の方、どれぐらいいらしゃいますか？

2005.05.14

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ちょっと休みのＭＪＱ

しばらく静かなＭＪＱですが、連休明けから京舞コラムが始まります。最近バレエづいていますが、もちろん歌舞伎のほうも見ているので、そちらの感想も書いていきたいと思ってます。

2005.04.30

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ＭＪＱ京舞・一口コラムの目次

全７回分の目次をつくりました。◆ １・京舞 ◆◆ ２・手打ち ◆◆ ３・祇園の物語 ◆◆ ４・メンタリングの物語 ◆◆ ５・女性の物語 ◆◆ ６・五花街 ◆◆ ７・情緒と人情 ◆

2005.04.24

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●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・７ ●－●－●

新派「京舞」の日本的情緒と人情あふれる物語は、純粋に芝居としてみても十分に楽しむことができます。一般には忘れられつつある季節の行事や、師匠・弟子そして先輩・後輩の礼儀がきっちりと保たれている世界を見ると、不思議と心が洗われる気持ちになります。ミニコラムはこれで完結です。連休明けからは、京舞についての連載コラムが始まります。「京舞とは何か？」や、芝居「京舞」のみどころ、関連豆知識などを案内していきます。知らなくても、分からなくても楽しめる。知っていると、もっと楽しめる。このチャンスを見逃す手はありません。あなたの心のどこかで何か感じたものがあれば、ぜひおいでください。９月１０日。心配はご無用。ＭＪＱならではの徹底案内で安心。知らなくても、分からなくても楽しめる。知っていると、もっと楽しめる。このチャンスを見逃す手はありません。

2005.04.23

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●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・６ ●－●－●

【ちょっと参考情報：五花街のおどり】京都には五つの花街があり、「五花街（ごかがい）」と言われます。それぞれ春か秋におどりの会を開催しています。かの「一見さんおことわり」の世界ですが、おどりの会を見るだけでしたら、一般の観光客などでも気軽に芸妓・舞妓の芸に触れることができます。値段も、歌舞伎でいえば三階席ぐらいの感じです。◆祇園甲部「都をどり」（４月）◆宮川町「京おどり」（４月中旬）◆上七軒「北野をどり」（４月下旬）◆先斗町「鴨川をどり」（５月）◆祇園東「祇園をどり」（１１月上旬）それぞれの個性があって楽しめますが、なかでも有名なのは「都をどり」。"Cherry Dance"といわれ、日本通の外国人にもよく知られているそうです。あるサイトにこんな話がありました。『先日、イギリス人の方に「都をどり、観たことないの？」と、仰天されまして。』歌舞伎入門のときに、「外国人にWhat is Kabukiと聞かれたら？」とあったのを思い出します。本物を見る機会があればもちろんベスト。次のベストは、芝居の『京舞』を見ること。　→９月１０日。ジャパネスク度：★★★★★

2005.04.21

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●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・５ ●－●－●

『女性の物語』この芝居の舞台である祇園は、女性の世界。主人公の二人は言うまでもなく、他の主要登場人物もほとんどが女性で、男性は脇役。マツラボ女子部としては見逃せない？（おっと、男子部ももちろん！）

2005.04.20

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●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・４ ●－●－●

『メンタリングの物語』この芝居は、伝統芸能における師匠・弟子の世界を描いています。京舞に限らず、伝統芸能の世界での稽古はそれは厳しいもの。月謝を払って教わりにくる一般人には懇切丁寧に教えるかもしれませんが、プロとして修行する内弟子には何も教えない。よく、「芸は盗め」ということで、具体的な技術は自分で工夫しながら師匠の真似をするよりほかない。ダメ出しはされても、どうすればいいかは教えてもらえないので、自分で必死で取り組む。そうやって身に着けたものがほんとうの芸となる。同時に、日常をともにすることによって、師匠からは精神を学べと言われます。これは、形こそちがえ、メンタリングということができると思います。手取り足取りというやり方ではなくても、きちんと弟子の成長を見守り、それと分からないように指針を与えているのです。

2005.04.19

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●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・３ ●－●－●

なぜＭＪＱがこの芝居をお勧めするのでしょうか？『祇園の物語』京舞の舞台は祇園。京都の五花街のひとつであり、かつ最も有名な場所です。忠臣蔵の大石内蔵助が敵の目を欺くために遊興したといわれる「一力」があるのもここです。この芝居で描かれるのは、花街である祇園において芸妓・舞妓に京舞を教えている師匠の世界。普通はなかなか縁がない、遠い世界を垣間見ることができるのです。伝統芸能の最高峰のひとつといえる京舞を誇り高く守る祇園の人々の姿。厳しい稽古やしきたりの様子が克明に描写されます。古くさい？でも、これによって守られてきた大切なものもあるはず。２１世紀になったからといっても人間はそうは変わらないもの。このような世界から学ぶこともきっとあります。

2005.04.19

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●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・２ ●－●－●

なぜＭＪＱがこの芝居をお勧めするのでしょうか？『手打ち』劇中では、京舞の演目がいくつか演じられます。なかでも「手打ち」は必見。祇園だけに伝わる、ユニークかつすばらしいものです。本物はめったに見ることができません。今回は、それらしい雰囲気を垣間見るという感じですが、個人的には、これだけのためにでも、この芝居を見たいとさえ思えます。このほかにも、「都をどり」の一場面や、いくつかの舞も見ることができます。「チャンチキ」といっていたのは、この手打ちか、そうでなければ都をどりのことと思われます。みな、京都に行ってもなかなか見られないものばかり。雰囲気だけとはいえ、東京にいながらにして楽しめるのは、見逃せません。（さらに、これらのもっと詳しい説明は、別に改めて用意します。）手打ちだけでもこうなったりして。ジャパネスク度：★★★★★★★★★★

2005.04.18

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●－●－● ＭＪＱ京舞・一口コラム：１ ●－●－●

なぜＭＪＱがこの芝居をお勧めするのでしょうか？『京舞』最大の理由が、このテーマであり、題名でもある「京舞」。格調高い魅力を秘める京舞は、日本文化を楽しむ会としては一度は取り上げたいと考えていたテーマでした。それが思いがけず早くに実現したのです。劇中劇で、京舞の演目がいくつか見られます。今回は本物でこそありませんが、それらしい雰囲気を垣間見て楽しむには十分なものが組み込まれています。ほかにも魅力満載のＭＪＱ京舞。そのいろいろを、これから一口コラムで順に紹介していきます。

2005.04.14

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MBNスタート

マツラボ・ブックナビゲーション倶楽部（MBN）がスタートしました。こちらもマツラボの一活動です。メンバー同士で本を紹介しあい、感想を交換するというものです。くわしくは、「MBNとは？」をご覧ください。MJQとしても、日本文化に関する本、歌舞伎の入門書から専門書まで、そのほか読んでおもしろい本を紹介していきたいと思います。

2005.04.08

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役者が太鼓判「たいしたモノ」

９月のMJQで鑑賞する「京舞」は、芸の世界の厳しさと暖かな人情を描く名作。　　前回、2001年に上演されたときの関連記事から紹介します。『「京舞」すごく好きなお芝居で、しかも今、祇園に行ったって、若い人たちがどうやって祇園に入ったらいいのかわからないから、演舞場に来れば安い金で見られますから。ホントに同じことやってますから。あの、チャンチキも（笑）、これは、祇園の人から習った、たいしたモノですから。ですから、お茶屋で遊ぶ代わりに、・・・（中略）・・・どうぞ新派に見に来ていただくと、昔の良き芸者衆が見られます。安い料金で…。よろしくお願い致します。』（中村勘九郎＝先月襲名した、現・中村勘三郎）『見なくちゃ損だという作品』（新派女優の波乃久里子。ちなみに中村勘九郎の姉）祇園などの花街を知り尽くした歌舞伎役者が太鼓判を押してます。見逃せません。『チャンチキ』って何でしょう？５月からの連載コラムで解明します。ジャパネスク度：★★★★★

2005.04.05

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ＭＪＱ京舞・プレ情報もくじ

【京舞コラム（６）・京舞の家元 ＝ 井上八千代】

【京舞コラム（５）・京舞の舞台＝祇園】

【京舞コラム（４）・京舞の特色２】

【第３回・京舞の特色１】

【京舞コラム（２）・『舞』とは】

【京舞コラム（１）・京舞とは】

東をどり

親切に語るMJQ、趣味に走る感想記

大相撲の巻・３

大相撲の巻・２

大相撲の巻・１

やはりジャパネスクだった大相撲

ちょっと休みのＭＪＱ

ＭＪＱ京舞・一口コラムの目次

●－●－● ＭＪＱ京舞 一口コラム・７ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞 一口コラム・６ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞 一口コラム・５ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞 一口コラム・４ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞 一口コラム・３ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞 一口コラム・２ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞・一口コラム：１ ●－●－●

MBNスタート

役者が太鼓判 「たいしたモノ」

ＭＪＱ歌舞伎２実施報告＆参加者の声

【京舞コラム（６）・京舞の家元＝井上八千代】

●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・７ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・６ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・５ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・４ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・３ ●－●－●

●－●－● ＭＪＱ京舞一口コラム・２ ●－●－●

役者が太鼓判「たいしたモノ」