ほぼ日刊?着物新聞

今週は仕事が忙しくて家帰ってブログを書く元気がなく、すっかり空いてしまいました
風鈴市へ行った時(ブログはこちら）のコーディネイトです。

夏後半～初秋用と思って作った、真っ黒阿波しじら(ブログはこちら）。
しかし完成したらやっぱりすぐに着たい！

この日、３５度だか何度だかの猛暑日。しかも11時半頃から出かけて、一番日が高い正午前後にうろうろしていたわけですねー

黒い夏着物は、絽や紗の透け感で涼を演出する、なんて言われますが、私は濃紺とか濃い色の浴衣や着物は、透けない素材でブラ＆ぱんつだけで着用しています
｢着物は着ている人は暑くても、見ている人が涼しくなるのがいいのよ」という考えも素敵だとは思うのですが、何せ暑がり＆汗かきな私は実践できる体質ではないので、そういうことは出来る方へお譲りして、自分の涼しさをひたすら追求する方向です

私の中ではちょっと古典的なイメージのコーディネイトにしました。
遠州綿紬で作ったファブリック帯。
帯飾りにしたのはがま口ブローチ。

百合のつまみかんざしをポイントに

キモノスイッチで買った手描きの蜘蛛の巣扇子、涼しげ。


足袋はかないと小指ってこんなに落ちるっけ
コトコの二枚歯の下駄で。

夏祭りはやっぱり歯がある下駄が気分ですね～
来年の夏は、梅屋でも絶対に作ろう

ところで、実際涼しかったのかどうかというところですが、正直「暑い」
もっとも猛暑日の正午前後、どんな着物でもどんな洋服でも、いや裸でも暑かったと思いますが

しかし予想していなかったのは、首から下覆っている黒い部分て、常に自分の視界に入ってくるんですよね(当たり前だけど）。
この黒い布に覆われている自分、というのを自覚することで、これってすごい太陽光吸収してんじゃないか？ものすごい温度上がっているんじゃないか？と何だか自己暗示にかかってしまいました
その分体感気温もさらに5度くらい上昇していたんじゃないだろか？？
これが紺色だったらここまで自己暗示にかかってない気がするんだけど

さすがに夕方以降はまずまず快適、特に自転車で坂の上から自転車でビューっと降りた時は、身八つ口や襟元から抜ける風がとっても気持ちよかったです
猛暑日の真昼間は極力出歩かないってことですね。

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