あるちゅうどもりんパパのブログ

私の人生は、物心ついたときから、
ずっーーーと吃りです。40手前のおっさんが吃って話しています。

私が吃りで後悔しているのが、
小学生、中学生、高校、20代の頃
もっと吃音について調べれば良かったです。

若い頃は、
ずっと、吃音から逃げてました。
自分もふれないようにしていました。
逃げて逃げて挑戦しなかったです。
吃音さえ、なければと何度も思いました。

面接、恋愛、注文、などなど。
自分には無理だ　と思ってました。
知らない人とは、なるべく話さないようにしてました。
親とは仲が良かったですが、何もしてくれなかったです。

私の親は、自分の事は自分でやりなさい！という親でした。
逆にいうと、おかげで
私の兄弟はみんな　親に頼らずに何とか生きています。
この辺りは感謝です。

しかし、私は自分の子供に、もう少し面倒を見たいと思っています。


私が、吃音とちゃんと向き合おうと思ったのが、
子供が生まれた時です。

私みたいに、吃り　だったらどうしようと思い、
図書館で調べて、言友会に入りました。
言友会、ネットでは私は見つけられなかったです。
図書館に感謝です。

入会は33歳。
勉強しました。

言友会に入り分かったことは、
私は死ぬまで吃音である可能性が高いということです。

絶望でしたが、
言友会に入り、吃ってもいいんだ。ということがわかりました。

私が吃っても、他の人はどうでもいい、気にしていない。
1番気にしているのは自分自身。

若い時の方が辛いですね。
吃るといじめられます。嫌な先生になると、先生も吃音をからかっています。

私が思うのは、子供の吃音を、偉い先生たちに何か対策を考えて欲しいです。
吃音だけでなく、全ての病気で差別や偏見がなくなって欲しいです。
絶対に無理ですけど。

言友会に入り、私が吃音を軽くするのに効果があった方法は、

とりあえずなるべく話すこと です。

今の世の中　話さないと仕事になりません。

私は、かしこまって「名乗る事」と、「失礼します」が苦手です。

失礼します　は回避しています。

失礼します　より　おつかれさまです。と言い換えています。

自分の中でも、おつかれさまです。の方がいいなあと思っているので、余計に失礼しますはいいません。

しかし、電話を切るときは「失礼します」といいます。不思議です。吃りませんね。

名乗るのはしょうがないです。吃りながらやっています。

吃音でも吃りながら、話せば多少は良くなると私は思っています。

実際、私も良くなっています。

あと、不思議なのが、女性と話す場合は、
スラスラと話せます（笑）なぜでしょう。

これからも、吃りながら生きます。