カテゴリ:生きる
私たちはみな繋がっている!
私たちの肉体は、「原子」でできています。 そして、それは犬も、猫も、目の前にある机も、椅子もみな同じです。 この地球の無数にある原子は、水や空気や食べ物と形を変え、私たちの身体に入ってきます。 そして、私たちの肉体の一部になる。 そこでまた、私たちの息や涙となって、私たちの身体を出て行きます。 出て行った原子は、再び何かに形を変える。 そして、また・・・。 そうした循環が、地球上では絶え間なく行われ続け、 5年もすると、私たちの肉体を作っている原子は全て入れ替わるのだそうです。 あなたが昨日流した涙は、今日は私の身体の一部かも知れない。 私が昨日笑った吐息が、今、雪となってあなたに降り注いでいるかも知れない。 「私たちのからだは、原子のレベルで見ると、地球そのものや動物や植物と原子を互いに交換しながら生きているのだ。昨日、私が吐いた息と共に私のからだから外へ出て行った原子のひとつが、今日は街路樹の枝先に咲いた小さな花のつぼみの中に入っているかもしれない。そして、明日には、そのつぼみをついばんだ小鳥のからだをつくっているかもしれない。そう思うと、私と花と小鳥の命が一つながりのものである、ということが分かってくる。」(龍村仁「地球(ガイア)のささやき」より) 私たちの身体は、ありとあらゆる命を取り込んで、私という一人の人間が成り立っている。 私の身体の一部は、本だったかもしれないし、かばんだったかもしれない。 私の身体の一部は、犬だったかもしれないし、鳥だったかもしれない。 私の身体の一部は、あなただったかもしれないし、違うかもしれない。 だから、私たちはみんな繋がっている! 遠い祖先の命を支えた同じ原子が、いま私たちの身体として生き続いている。 それは、いくつもの命を経て、いま、私の身体となっている。 江戸時代のお百姓さんの流した汗、 ヨーロッパの貴族がしていた呼吸、 はたまた、原始時代の恐竜の一部までもが、 もしかしたら、いま、私の身体の一部をなしているかもしれない。 そう考えると、すごくないですか。 私たちは、かつてこの地球に生きた全ての命と一つながりであり、いま生きているすべての命とも一つながりなんです! 生きるって孤独な作業だけど、でも決して一人じゃないんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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