テーマ:新たなる旅立ち!(421)
カテゴリ:生きる
赤ん坊が生まれてくるとき、
「オギャー、オギャー」と激しく泣いて胎内からでてくる。 ニッコリ笑って出てくる赤ん坊がいたら、 逆に気持ち悪いだろう。 赤ん坊が激しく泣くのは、胎内の心地よさから、突然、 居心地の悪いこの世に出されるからなのだそうだ。 赤ん坊にとっては、いい迷惑だ。 けれど、私たち大人は、そんな赤ん坊の気持ちとは裏腹に、 この世での新しい命の誕生に喜ぶ。 死ぬときは、その逆だ。 臨死体験を研究したキューブラー・ロスによると、 死の世界からこの世に戻ってきた人は、 その瞬間がっかりするという。 死の世界はとっても心地がよいらしい。 死んでいく人は、心地よく亡くなっていく。 本人に死の苦しみはない。 しかし、周囲の私たちは、親しい者の死を嘆き悲しむ。 私たちは、この世が全てだと思っている。 しかし、実際は違うのかもしれない。 だけど、この世が全てだと思って一生懸命生きなければ、 次もまた、一生懸命生きることはできないだろう。 もし、この世の終わりが全てでないとしたら、 この世での生き方は、次につながっていくものなのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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