|
カテゴリ:空港でのお話
↑このタイトル、誰が言ったと思いますか?
私?いえいえ、私ではありません。 私は一般庶民ですから。 お話の核心に迫る前に、 「セレブ」と言う言葉について、ちょっとご説明を。 私のブログに遊びに来てくださる方は 英語が得意な方が多いので、 わざわざ説明する必要もないと思いましたが、 英語に全く縁のない方も読んでいるかもしれないので、 念のため。 日本語では「セレブ」と言う言葉は、 いわゆる、上流階級の人を指して使われているようですが、 この私の解釈はあっていますでしょうか? 英語の「Celebrity」 から来ている単語だと思いますが、 正しい意味は、「有名人」です。 今日の出発便に、ある「有名人」ご一行が居ました。 その中でも、一番下っ端と見える若い女性。 搭乗口の日本人職員が優先搭乗のアナウンスをしていた時。 ちみに、全てのやり取りは英語で行われました。 「車椅子をご利用のお客様、小さなお子様連れのお客様、 XXXXのお客様、XXXのお客様・・・・」 とアナウンスをしていると、その若い女性が 「それは私よ!」 と手をあげ、搭乗口に向かってきたそうです。 子連れじゃないし、未成年者の一人旅? (にしては、年齢がいってそうだし)と思った弊社職員は 「おいくつですか?」とそのお客様に聞きました。 「い、いえね、そうじゃないのよ。子供、の前に、何て言った?」 「Disability」 「それよ、それ。 That's me. I'm celebrity.」 DisabilityとCelebrityを聞き間違えたようでした(爆!) 航空会社が、わざわざ、 「有名人のかた、どうぞご搭乗ください。」 なんて、パニックを起こしそうなことをするわけがないじゃないですか?! そのやり取りをしていた職員は、可笑しくて、可笑しくて、 笑いを堪えるのが大変だったそうです。 たしかに、有名人でしたが、同行していた有名人にくらべたら、 まだまだひよっこさんでした。 こんな有名人もいるものです。 沢山乗客がいた搭乗口だったのに、 誰も気づいてくれなくて ちょっと寂しくなっちゃったのかしら・・・ なんて。 次に、今日はとってもあぶな~いことが。 搭乗がすべて終わり、さ、ドアクローズ! 今日の搭乗はスムーズだったね~。と、 搭乗口の片付けをしながら同僚と話しているとき、 ふと機内へ向かう通路の手すりの上を見ると なにやら赤い物が・・・ な、なんと、日本人のパスポート! もうドアクローズしてるのに~ 今ごろ機内では、安全についてのインストラクションが。 慌てて職員がジェットブリッジを走り機体へ。 しかし、ドアが閉まっていますし、 機体のドアをノックして呼ぶ事も出来ません。 オペレーションからコックピットに連絡し、 なんとか間に合いました! あと30秒遅れていたら そのパスポートは日本に行く事はなかったそうです。 みなさん、お忘れ物には気をつけましょう。 (特にパスポート・汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[空港でのお話] カテゴリの最新記事
|