ロサンゼルスで暮らす

先日、久しぶりに空港に行ってきました。

7月末に本社に移ってからも、仕事がらみで何度か空港オフィスへ行きましたが、

今回はいつもと違うんです。

今回は、制服を着て、搭乗ゲートまで行き、

出発便をお見送りしてきました！

総務で仕事をしていると、飛行機の運行とは全く関係ない仕事なので

自分が航空会社に勤めている事を忘れてしまいます。

そんな毎日を送っていたので、

久しぶりに自社の飛行機を生で目の前で見れて、

本当に嬉しかったです。 

やっぱり飛行機という、ある意味非日常な物のそばに毎日いるというのは、

不思議な執着心を沸かせるものですね。

体さえ許せば、明日からでも復帰したい！という気持ちでした。 

搭乗口でもお客様のお手伝いをし、

あの頃がよみがえる・・・・・・なんて一人で目頭を熱くしていました。

せっかく空港に来たので、何か面白いことが起きないかなぁなんて

不謹慎な事を思っていると、

某超有名日本人歌手ご一行様を目撃！

日本へご帰国でした。

そうそう、今回、制服を着て行ったのですが、

今、妊娠5ヶ月の身。

日本の5号の制服のスカートが入るわけがありません。

かといって、1日の為にマタニティーの制服を

会社側から支給してもらえるわけでもなかったので

どうし様かと考えた挙句、

こういう小道具でしのぎました。

欧米ではわりと有名（？）なもので、

「妊娠前のジーンズがまだはける！」のキャッチフレーズの

いわゆる腹巻のようなもの。

スカートやパンツのジッパーを半分しか上げず、

その腹巻でスカートやパンツがずり落ちてこないようにおさえるのです。

私はスカートとブラウスの上からこの腹巻をし、

うえからジャケットを着ました。

さすがに5号のジャケットはボタンがしまらなかったので、

同僚にかりて7号を着ました。

この様子だと、あれ～、あの人ちょっと太ってるかなぁ？

位で済むのですが、

問題が一つ発覚！

搭乗口まで行くのに、セキュリティー検査を受けなければならない。

ベストの場合はいいのですが、ジャケットを着ていると

必ず脱がなくてはいけない！

一人だったら別の裏道から搭乗口へ向かったのですが、

他に何人も一緒だったので、勝手な行動は出来ない。

仕方ない、腹をくくって、ジャケットを脱ぎましたよ！

同僚たちには「妊婦の腹巻よ～。制服入らないから～」

と言い訳できましたが、

私の前にセキュリティー検査にならんでいた他航空会社の職員は

なんじゃそれは～～～！！！！といった感じで

私の腹巻をじーっと凝視、そうです、凝視していました。

あまりにもジーッとみているので（最低5秒は見ていたと思う）

「妊娠しているんです。」というと

ちょっと安心した顔で「それはおめでとう」とやっと去っていってくれました。（ふ～っ） 

と言う事で、楽しい空港での1日を過ごしました。

さて、妊娠の経過のほうですが、

先日の羊水検査の結果も異常なしと出、

赤ちゃんの性別もわかり、一安心。

元気に動いていて、毎日胎動を感じられるようになりました。

3月までまだまだ長いですが、

人生のほんの少しの間しか経験できない

妊婦時期を楽しもうと思っています。 

今週末は娘の6歳のお誕生日会。

来週からマタニティーヨガに行く予定です。 

楽しみ～～。