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2008年06月26日
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カテゴリ:ピアノ曲
リストが聖人の「信じることの強さ」に感銘を受けて
「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」という2曲を書いている。


 アッシジの聖フランチェスコの「平和の祈り」は
 マザーテレサが愛したことで有名である。
 
 「平和の祈り」 
 わたしをあなたの平和の道具としてお使いください
 憎しみのあるところに愛を
 いさかいのあるところにゆるしを
 分裂のあるところに一致を 
 疑惑のあるところに信仰を
 誤っているところに真理を 
 絶望のあるところに希望を
 闇に光を 
 悲しみのあるところに喜びを
 慰められるよりは慰めることを
 理解されるよりは理解することを
 愛されるよりは愛することを 
 わたしが求めますように

 わたしたちは 与えるから受け 
 ゆるすからゆるされ
 自分を捨てて死に
 永遠のいのちをいただくのですから


 
 永遠の命はとくに欲しくはないけど(笑)
 自分の願望をどこへもっていくのか、それがとても重要であり、
 私達は大きな宇宙や自然のなかで、
 自分が小さい小さいものであるという
 認識ができればできるほど、
 心の平安が得られるということを示唆しているように思う。

 どのような信仰でも(仏教であろうと、キリスト教であろうと)
 「全托」ということを求められるが、
 「全ては神の御心のままに」ということだが、
 私はこれはきっと、
 全てを自分の潜在意識に任せるということだと思っている。
 
 神はどこにいるのか。
 神はどこか遠い空の上になどいない。
 
 神は生まれてから死ぬまで
 私たち一人一人の内にいるのだ。

 決して忘れられもせず、無視もされず、
 愚痴もいわず、
 毎日、私達のために働いている。

 自分の中に神がいることを認識できたとき、
 それは自分が尊大になることではなく
 逆に私達は、小さく小さくなっていく。

 自我はひたすら小さくなり、全てが神の御心のままとなる。

 それがこの「平和の祈り」であると思う。

 。。。。実はリストの曲について書こうと思ったのだが、長くなったので明日にします。





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Last updated  2008年06月26日 10時26分54秒
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