2008/06/27(金)19:04
アッシジの聖フランチェスコ
アッシジの聖フランチェスコは
「ブラザーサン・シスタームーン」という映画に
とても美しく映像化されている。
心の底から洗われるような美しい映画です。
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(ブラザーサンシスタームーン)
安い! こんな美しい映画がこんなに安いとは!
マザーテレサにしても、アッシジの聖フランチェスコにしても、
コルベ神父にしても、
こういう人たちは、美学が違うのだと思う。
人間として生きる、その生き方の美学を、
生と死を超えて追求した芸術家だと私は思う。
そう、命の芸術家なのだ。
その生き様のあまりの美しさに、深い感動を覚えずにはいられない。
リストが聖フランチェスコに強く感銘を受けた理由がよくわかる。美しいのだ。
アッシジの聖フランチェスコは裕福な織物商の息子として生まれた。
(。。いつも思うのだが、こういう聖人になるような人は大抵裕福な生まれである。なぜだろう。。)
青年になって軍隊に志願したが、途中で病気にかかり、病床で神の啓示をうけた。
(神の啓示。。。これも必ずといって良いほど、でてきますね。
神の啓示というと何やら物すごいことみたいに思えるけど、
たぶん私達は毎日、啓示を受けているはずだ。
それに気がつくか気がつかないかの問題なのだと思う。)
それから聖フランチェスコは全てを捨てて清貧生活に入り、聖堂の修理などを始めた。
映画では美しい歌がはいる。この歌がようつべ(YOU TUBE)で聴けた♪
Brother Sun and Sister Moon,
I seldom see you, seldom hear your tune
Preoccupied with selfish misery.
Brother Wind and Sister Air,
Open my eyes to visions pure and fair.
That I may see the glory around me.
I am God’s creature, of him I am a part
I feel his love awaking in my heart
Brother Sun and Sister Moon
I now do see you, I can hear your tune
So much in love with all that I survey
ブラザーサン シスタームーン
その声はめったに私には届かない
自分の悩みだけに心を奪われて
兄である風よ
姉である空の精よ
私の目を開いておくれ
清く正しい心の目を
私を包む栄光が
目にうつるように
神に与えられた命
私にも神は宿る
その愛がいま
この胸によみがえる
ブラザーサン シスタームーン
今こそ
その姿に触れ
その声を耳に
そして胸を打つ
あふれるこの愛
この歌詞はフランチェスコの太陽の歌をもとに作られたのだろう。
太陽の歌
神よ、造られたすべてのものによって、わたしはあなたを賛美します。
わたしたちの兄弟、太陽によってあなたを賛美します。
太陽は光りをもってわたしたちを照らし、その輝きはあなたの姿を現します。
わたしたちの姉妹、月と星によってあなたを賛美します。
月と星はあなたのけだかさを受けています。
わたしたちの兄弟、風によってあなたを賛美します。
風はいのちのあるものを支えます。
わたしたちの姉妹、水によってあなたを賛美します。
水はわたしたちを清め、力づけます。
わたしたちの兄弟、火によってあなたを賛美します。
火はわたしたちを暖め、よろこばせます。
わたしたちの姉妹、母なる大地によって賛美します。
大地は草や木を育て、みのらせます。
神よ、あなたの愛のためにゆるし合い、
病と苦しみを耐え忍ぶ者によって、わたしはあなたを賛美します。
終わりまで安らかに耐え抜いく者は、あなたから永遠の冠を受けます。
わたしたちの姉妹、体の死によって、あなたを賛美します。
この世に生を受けたものは、この姉妹から逃れることはできません。
大罪のうちに死ぬ人は不幸な者です。
神よ、あなたの尊いみ旨を果たして死ぬ人は幸いな者です。
第二の死は、かれを損なうことはありません。
神よ、造られたすべてのものによって、わたしは深くへりくだってあなたを賛美し、
感謝します。
うーん、なかなかリストにたどり着けない。。汗。
今回もこの辺で。。