テーマ:Windows11(24)
カテゴリ:ソフトウェア
Windowsの更新に失敗してもノートPCは比較的復旧しやすいのでWindows 11に更新してみた。
Windows 10 Pro → Windows 11 Pro 24H2 Windows 11のisoをダウンロードして、マウント。 CMD画面からSetupを起動。 以前の環境を引き継ぐ設定でインストール。 そのやり方はYouTubeに動画がたくさんアップされている。 Windows 11の導入で懸案事項は3つあった。 結論は3つとも大丈夫だった。 (ただし、インストール方法によってインストーラの挙動が異なる場合があるかもれない。) 懸案1.ログイン方法が勝手にマイクロソフトアカウントになってしまうのではないか →ならなかった。 懸案2.BitLockerが勝手に適用されないか →適用されなかった。 懸案3.Classic Shellが動作するかどうか Classic Shellは更新が止まっている。 最終バージョンでは、一応動作した。 しかし、標準のスタートボタンと共存するような形になってしまう。 そしてWindowsキーが標準のスタートに反応して、Classic Shellのメニューを開けない。 Classic Shellのボタンをクリックして使うことはできる。 Classic Shellはオープンソースになっていて、「Open Shell」という名称で開発が引き継がれている。 Open Shell 4.4.191をインストールしたら、Windowsキーでメニューを開けるようになった。 インストーラは、Open Shell公式(GitHub)ページの中ほどの「Download You can find the latest stable version here:」にダウンロードボタンがある。 【BitLockerを使いたい場合】 コントロールパネル→「BitLocker ドライブ暗号化」を開いて設定する。 【スタートボタンを左に配置】 Windows 11の標準では、スタートボタンが中央に配置されて違和感がある。 左に配置するように設定を変更できた。 タスクバーの何も無いところを右クリック→「タスクバーの設定」を開く→「タスクバーの動作」をクリックしてメニューを展開→「タスクバーの配置」のプルダウンメニューから「左揃え」を選ぶ Windows 11 24H2には、まだ比較的重大なバグが含まれている。 Windows 11をインストールするPCで既知の問題があれば、しばらく更新は待った方がよさそう。 【主なバグ】 ・Intel 12世代プロセッサでブルスク(ブルースクリーン:OSクラッシュ)の可能性 ・Intel 11世代プロセッサとサウンドドライバの組み合わせてでブルスクの可能性 ・特定のソフトを使っている場合にブルスクの可能性 ・一部のゲームで応答無しになる場合がある ・指紋センサーが動作しない場合がある ・WD製の2TB以上のSSDでブルスク→ファームウェア更新で対応可能 【Windowsのロールバック】 Windows 11をインストールして、何か問題があれば元に戻せる。 元に戻せる期間は、インストール後10日間。 DISMを使うと、復元可能期間を延長できる。 DISMは、Windowsのシステムイメージのエラー確認と修復のコマンドラインツール。 CMDを管理者権限で開いてDISMコマンドを入力する。 コマンド:復元可能期間の確認 DISM /Online /Get-OSUninstallWindow コマンド:復元可能期間を60日間に設定する DISM /Online /Set-OSUninstallwindow /Value:60 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月06日 13時06分49秒
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