テーマ:携帯電話って・・・!?(411)
カテゴリ:携帯電話・モバイル
新たに1.7ギガヘルツ帯の電波が06年度をめどに開放される。現在4社が名乗りを上げ、安い料金体系などのサービスを狙っている。
報道情報によれば: 1.7ギガ帯で新たに割り当てられる電波は7波分あるので、7社まで割り当て可能だが、各社とも「2波以上ないと基地局投資の元が取れない」と主張している。このため、割り当ては3社以下で、4社のうち最低1社が脱落する激戦になる可能性が高い。 だが、今回は割り当てを希望せず「中立」の立場のauは「値下げ競争が激しくなると、業界が疲弊するだけだ」と新規参入の動きを牽制する。 総務省は「電波が使われない結果になるのが一番の問題」として、参入企業選定の条件を模索中だ。担当者は「すべての業者の理解は得られないかもしれないが、消費者から見て客観的で公正な方針を考えたい」と話している。 6~7月にどんな事業者に免許を出すかなどの方針案を示し、年内には割当業者を決める予定だ。 *ソフトバンクBB 「革新的なサービスを提供します」。ソフトバンクグループのソフトバンクBBは、こう訴える。 同社は、グループで進める公衆無線LANと組み合わせ、高速・大容量通信ができる無線LANと携帯の両方のサービスが利用できる端末の導入をめざす。従来の携帯に比べて、動画の取り込みといったデータ通信がより速く、安くできると見込んでいる。 *イー・アクセス ADSL(非対称デジタル加入者線)のイー・アクセスも3月中旬に実験用免許を申請。東京都内で準備をしている。「新規参入が無いため、日本の携帯の通話料金は諸外国よりかなり割高だ」と主張。技術革新で基地局などにかかるコストが下がっているとして「通話単価は、現在の半額をめざす」という。 *NTTドコモ NTTドコモも名乗りを上げた。第3世代携帯「FOMA」の契約は約1150万件を超えて増加が続き、同社は「このままでは電波が不足し、利用者の希望にこたえられなくなる」と言う。 *ボーダフォン 業界3位のボーダフォンは4月下旬に実験局免許を申請。第3世代携帯の契約数は、ドコモ約1150万件、au(KDDI)約1800万件に対し、90万件余りと水をあけられているが、同社は第3世代向けに確保している電波が07年度末には満杯になるとして「今後の事業展開に、どうしても必要」と訴える。 「割り当てから外れると、国に『一定数以上の顧客を増やすな』と言われるようなもの。受け入れられない」と同社の担当者。親会社ボーダフォン・グループが本拠を置く英国も「公正な判断を期待する」との意向を日本政府に伝え、後押ししている。 出典・参照 *朝日新聞 *Itpro お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 7, 2005 07:29:55 AM
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