テーマ:モバイルよもやま(4414)
カテゴリ:携帯電話・モバイル
モノづくりで感銘する取り組みの紹介です。
松本氏は、「シャープが目指すモノづくりと通信技術動向~組込み技術への期待~」と題して、製品への取り組みを語った。 シャープの携帯電話事業の取り組みを紹介する中で、現在、NTTドコモ、au、ソフトバンクに対して製品を提供していると説明。2006年には国内シェアでトップに立ったとした。携帯事業が成功した要因について松本氏は、ユーザーにニーズに合った商品を他社に先行して提供できている点を挙げた。特に、AQUOSケータイのブランド名で3キャリアに展開しているワンセグ対応の携帯電話はユーザーから好評を得ているとした。 こうした商品展開が可能な背景には、シャープが各事業を子会社化せずに事業部制をとっている点があるという。松本氏は、モジュールやAV、通信、情報が部門を超えてそれぞれ縦横に連携、融合できるため、特色のある製品を送り出せるとし、その例としてカメラ付き携帯電話やワンセグ対応携帯電話、「EM・ONE」のような情報通信端末などを紹介した。 また、人類の進化と携帯電話の進化を重ね合わせて説明し、人類が会話から始まり、文字や図書館、カメラや映画、テレビを生み出したように、携帯電話は電話からメール、Web、画像や映像と短期間に進化しているとした。今後、おサイフケータイだけでなく、健康管理機能などが加わっていくことで、「携帯電話はモバイルライフツールになる」(松本氏)と語った。 松本氏は講演の最後に、講演に訪れた部材開発製造メーカーに対して、携帯電話に組み込むためのポイントとして、「軽薄長大」が重要と説明。つまり、携帯電話への搭載には、軽くて薄くて、長時間(低消費電力)で大画面がポイントになるという。同氏は、携帯電話の今後のさらなる進化には「皆さんからの提案が必要だ」と述べて講演を締めくくった。 出典:http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/34525.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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